(読み)エキ

デジタル大辞泉 「易」の意味・読み・例文・類語

えき【易】[漢字項目]

 
      
5
︿
1 貿
2 
3 
︿

()()  
 

 
50()()()6
()()
[]1()()()  

い【易】[漢字項目]

えき

やす【易】

形容詞「やす(易)い」の語幹。
「枝弱み乱れ―なる青柳の糸のたよりに風な寄りこそ」〈堀川中納言家歌合〉

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精選版 日本国語大辞典 「易」の意味・読み・例文・類語

えき【易】

 

(一)[1]   
(一) 使
(一)[](1221)
(二)[]
(二) 
(二)[2] 
(一)[]()(720)
(二)[]
 

い【易】

  1. 〘 名詞 〙 たやすいこと。⇔
    1. [初出の実例]「一向専心行道易」(出典:正法眼蔵(1231‐53)出家功徳)
    2. [その他の文献]〔陸機‐文賦〕

やく【易】

  1. 〘 名詞 〙えき(易)

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「易」の意味・わかりやすい解説


えき


()1812()()123()()()()()()()()()()


易の名義


()()()()()()()()()()()()()


易の形成


()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()10()()()()()()()()()


易学の沿革


()()()()()()()7050()7837()()()226249()1()()()11301200()()()()10331107()

 ()()()()()()()()()()


易の思想


()()

 


占筮法


()50()30()()1026318()()()()

 501()49()18248()

 49()6231

 1
 2  3
 4  5
 6

 

 ()()3

 16



 1966

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改訂新版 世界大百科事典 「易」の意味・わかりやすい解説

易 (えき)




 ︿︿使使1

 Book of Changes

 ︿50

 501491881234567861121

 ︿︿使6使

 
 


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百科事典マイペディア 「易」の意味・わかりやすい解説

易【えき】

 
()()()()()()()︿︿︿
 

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「易」の意味・わかりやすい解説


えき
Yi

中国の占法。『易経』,正確には『周易』に基づいて行われる。陰,陽という相対的な2つの原理の結合交錯の変化によって宇宙の万象は形成,消長するとし,その変化の過程を占う (易とは「変化」を意味する) 。そのために,陰,陽を象徴する画 (陰爻〈こう〉,陽爻) を3本ずつ組合せて8種の卦 (か) を作り,さらにそれを2つずつ重ねた 64種の卦にそれぞれ意味をもたせ,筮竹と算木を用いて卦を求め判断を下す。爻と卦の意味 (卦辞,爻辞) の解釈は次第に複雑化し,漢代には煩瑣な易学が成立して,思想,文化に広範な影響を及ぼした。日本には5世紀に伝わり,大宝律令では陰陽寮の官職が定められ,以後全国に広まって今日にいたっている。本来の筮法は複雑で長時間の緊張を要するため,今日では略筮法や中筮法が行われている。

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山川 日本史小辞典 改訂新版 「易」の解説


えき

古代中国で考案された占法の一つ。占い具として算木(さんぎ)と筮竹(ぜいちく)を用いて卦(け)を立て「易経」にもとづいて吉凶を占う。「日本書紀」には6世紀中頃の欽明14年に,百済(くだら)に易博士と卜書(うらぶみ)の送付を求めたとあるのが伝来に関する初見。令制では陰陽(おんみょう)寮の陰陽師が卜筮(ぼくぜい)を職務としたが,平安中期に陰陽師は式占と称するルーレット様の式盤を用いた占法をもっぱらとし,易占は明経(みょうぎょう)道・算道の儒家や僧侶らが多く行った。室町時代には軍事占に関する需要から足利学校で盛んに易筮が学ばれた。江戸中期には儒学の興隆を背景に「周易」の研究が流行して,平沢常矩や新井白娥(はくが)らの易学者が輩出し,都市には易筮を専業とする者も増加した。

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占い用語集 「易」の解説

卜術を代表する占術であり、また古代中国の様々な叡智を包括した思想でもある。易の根本には陰と陽の組み合わせによる陰陽思想があり、「易経」を基にしている。占い手は筮竹やサイコロ、コインなどを用いて卦を立て、その卦を読みとることで問題の解決策を求める。易の代表的なものとして「周易」「断易」「梅花心易」などが挙げられる。

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世界大百科事典(旧版)内のの言及

【易経】より

…五経の筆頭に置かれる儒教の経典。《周易》,《易》ともいう。本文(経(けい))は64種類の象徴的符号(卦(か))と,そのおのおのに付された短い占断の言葉から成っており,本文の解説(伝(でん))は彖(たん)伝をはじめ10編があるので,これを十翼(翼はたすける意)という。…

【諸子百家】より


65 ︿︿︿︿︿7︿︿︿

※「易」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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