出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
D-フルクトースのことで、天然にもっとも広く存在するケトース。果実、蜂蜜(はちみつ)に多く、甘味度は糖類中もっとも高いが、ショ糖と異なり、温度で変化し、低温のほうが甘味が強い。またグルコースと異なり、体内での吸収あるいは代謝にインスリンをほとんど必要とせず、糖尿病の場合も利用可能のケースがある。
[不破英次]
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出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…このうちD‐マンノースD‐mannose(図(2)),D‐ガラクトースD‐galactose(図(5))が特に重要である。また,ケトン基をもつ糖としてD‐フルクトースD‐fructose(果糖,図(7))が知られている。糖の異性体のうちには,水酸基と水素原子の配置が鏡像の関係にある,すなわちまったく逆の二つの糖の組が現れる。…
※「果糖」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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