祖霊(読み)ソレイ

デジタル大辞泉 「祖霊」の意味・読み・例文・類語

そ‐れい【祖霊】

先祖の霊。「祖霊を祭る」
[類語]み霊英霊英魂神霊霊魂精霊魂魄忠霊尊霊亡魂

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「祖霊」の意味・読み・例文・類語

そ‐れい【祖霊】

  1. 〘 名詞 〙 一般に先祖の霊。日本では個々の死者の霊が、三三年目などの弔上げを終わって個性を失い、先祖の霊一般に融合したもの。〔塵芥(1510‐50頃)〕 〔後漢書‐袁紹伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

改訂新版 世界大百科事典 「祖霊」の意味・わかりやすい解説

祖霊 (それい)


21宿2西223350


出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「祖霊」の意味・わかりやすい解説

祖霊
それい


()

 西()()

 

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「祖霊」の意味・わかりやすい解説

祖霊
それい
ancestor spirits

 
調  

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

普及版 字通 「祖霊」の読み・字形・画数・意味

【祖霊】それい

祖の霊。

字通「祖」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

葬儀辞典 「祖霊」の解説

祖霊

 
 

出典 葬儀ベストネット葬儀辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の祖霊の言及

【死】より



【宗教】より

…しかしその中核は神道と仏教の習合関係にあり,一般には神仏信仰(カミ,ホトケに対する信心)として発展した。その発展の過程でこの神仏信仰は,アニミズムとシャマニズムに基礎をおく祖霊観念と結びついてその活動範囲をひろげ,その結果〈神〉は造化神や自然神や土地神をはじめとする精霊や祖霊までを含み,〈仏〉も仏教の仏,菩薩(ぼさつ)はもちろん,それらとは性格を異にする守護神や先祖や死者までを意味するようになった。以下その性格・特徴と考えられるものを3点に分けて考察してみよう。…

【死霊】より



【神道】より


宿

【霊魂】より

…また〈たま〉は最高の形態としては神霊を意味し,祈願・供養の対象として崇拝された。一般に日本では,人の死後,その死霊は祖霊を経て神霊になるという観念が強く抱かれてきた。不浄の霊(荒魂(あらみたま))から清浄な霊(和霊(にぎみたま))への浄化の過程が意識されたのであり,そこに日本人の間に根強い祖先崇拝の基盤があるといえよう。…

※「祖霊」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

タコノキ


12m7cm()...


コトバンク for iPhone

コトバンク for Android