(読み)ソ

デジタル大辞泉 「租」の意味・読み・例文・類語

そ【租】[漢字項目]

 
  
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そ【租】

律令制における基本的物納課税の一。口分田位田功田などに課され、田一段につき稲二束二把(のち一束五把)を納めるもの。正倉に蓄積されて、毎年出挙すいこによる利稲は地方各国の財源となった。→よう調ちょう

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精選版 日本国語大辞典 「租」の意味・読み・例文・類語

そ【租】

 

(一)  
(二) 
(三) 調()
(一)[](730)
(二)(808)
 

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改訂新版 世界大百科事典 「租」の意味・わかりやすい解説

租 (そ)


1/101/151/30調28


100312210037063︿1152100362210033%

 調調

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山川 日本史小辞典 改訂新版 「租」の解説



()122(15)35911()()()(734)708()使()

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百科事典マイペディア 「租」の意味・わかりやすい解説

租【そ】

租庸調(そようちょう)

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山川 世界史小辞典 改訂新版 「租」の解説

租(そ)

租庸調(そようちょう)

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「租」の意味・わかりやすい解説


租庸調・雑徭

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旺文社世界史事典 三訂版 「租」の解説


中国の税法の1つ。➡ 租庸調

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旺文社日本史事典 三訂版 「租」の解説


律令制下,口分田などに課された租税。

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世界大百科事典(旧版)内のの言及

【租】より


(1/10)1/151/30調28

【課役】より


(2)調(225綿)(20使)313(375)調

【官田】より

…(2)879年(元慶3)に五畿内諸国に設置された計4000町の田地の名称で,官人給与にあてる田地。この官田は正長に請け負わせ,営料を与えて所定の穫稲を収取する直営的経営の方式と,地子(じし)制または賃租制による方式とがある。881年(元慶5)には官田の一部を割いて,諸司要劇(ようげき)料(もとは多忙な劇官に給銭,後に一般化した)と番上粮料等にあてた。…

【租庸調】より

…その完成形態を示す唐の〈開元賦役令〉によりその大体を略述すると,まず徴収対象は九品以上の官人や王公貴族および旌表者(忠孝節義を表彰された者),僧侶道士と身体障害者,部曲・奴隷等の賤民を除く良民の男子正丁に限定され,対象者(課口)でも,老親などのめんどうをみる者(侍丁),服喪者,兵士,色役(しきえき)従事者等は実際の徴収を免除された(見不輸(げんふゆ))。 次に税額は毎丁が粟(あわ)2石(約60l),調が絹(けん)・綾(りよう)・絁(し)というきぬで2丈と綿(まわた)3両,非養蚕地では麻布2丈5尺と麻糸3斤,は力役20日分(閏年には22日分)の代納で1日当り絹3尺または麻布3尺7寸5分の割で,計絹1匹2丈(=6丈),麻布1端2丈5尺(=7丈5尺)となり,調庸は併せて一括徴収されるから,毎丁絹2匹(約24m)あるいは麻布2端(約30m)の負担である。調庸については地域別に特産品で代納することが行われ,嶺南で銀に代えて納入された実物が西安何家村遺跡で発見された。…

※「租」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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