老酒（読み）ラオチュー

デジタル大辞泉 「老酒」の意味・読み・例文・類語

ラオチュー【老酒】

 
︽︿中国語﹀︾糯(もち)米(ごめ)などの穀物と薬草を原料とする中国の醸造酒の総称。アルコール分14パーセントぐらいで、古いものほど風味がなれてよくなる。また特に、紹(しょ)興(うこ)酒(うしゅ)の古いものをさす。
[類語]酒・酒(さけ)類(るい)・酒(しゅ)類(るい)・般若湯・アルコール・御酒・お神酒・銘酒・美酒・原酒・地酒・忘憂の物・醸造酒・蒸留酒・混成酒・合成酒・日本酒・清酒・濁(どぶ)酒(ろく)・濁り酒・生酒・新酒・古酒・樽酒・純米酒・灘の生一本・本醸造酒・吟醸酒・大吟醸・冷や卸し・屠(と)蘇(そ)・甘露酒・卵酒・白酒・甘酒・焼酎・泡盛・ビール・葡萄酒・ワイン・ウイスキー・ブランデー・ウオツカ・ラム・テキーラ・ジン・焼酎・リキュール・果実酒・梅酒・薬(やく)酒(しゅ)・みりん・白(しろ)酒(ざけ)・紹興酒・マオタイチュー・カクテル・サワー・ジントニック・ジンフィーズ・カイピリーニャ・マティーニ  

ろう‐しゅ〔ラウ‐〕【老酒】

１ 古い酒。
２ ⇒ラオチュー（老酒）

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精選版 日本国語大辞典 「老酒」の意味・読み・例文・類語

ラオ‐チュー【老酒】

 

(一)〘 名詞 〙 ( 中国語から ) 中国産の醸造酒の総称。もち米、あわ、きびなどを原料としてつくる。ろうしゅ。
(一)[初出の実例]﹁譚は老酒(ラオチュ)に赤らんだ顔に人懐こい微笑を浮かべたまま﹂(出典‥湖南の扇︵1925︶︿芥川龍之介﹀)
  

ろう‐しゅラウ‥【老酒】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ① 古い酒。
  3. ② ＝ラオチュー（老酒）

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「老酒」の意味・わかりやすい解説

老酒
ラオチュー

 
中国の代表的な穀類醸造酒。一般にもち米，とうもろこし，粟などを原料にした紹興酒のうち，長年貯蔵されたものをいう。製法により，また地域により種類も名称も異なるが，色は褐色で，やわらかな酸味と特有の苦みがあり，老という名のように，年代を経たものほど珍重される。  

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飲み物がわかる辞典 「老酒」の解説

ラオチュウ【老酒 (中国)】

 

黄酒(ホワンチュウ)、特に紹興酒を、長期間熟成させたもの。古いものほど、風味がよいとされる。  

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普及版 字通 「老酒」の読み・字形・画数・意味

【老酒】ろうしゆ

古い酒。

字通「老」の項目を見る。

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栄養・生化学辞典 「老酒」の解説

老酒

　紹興酒を長く貯蔵したもの．

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