(読み)サケ

デジタル大辞泉 「酒」の意味・読み・例文・類語

さけ【酒】

 
1
2 sake
3 
4 
[]()()()()()()()()()()()()  

しゅ【酒】[漢字項目]

[音]シュ(呉) [訓]さけ さか ささ
学習漢字]3年
〈シュ〉さけ。「酒宴酒肴しゅこう飲酒禁酒清酒節酒濁酒斗酒美酒薬酒洋酒
〈さけ(ざけ)〉「酒癖甘酒地酒寝酒
〈さか〉「酒手酒場酒屋
[名のり]み
[難読]三鞭酒シャンペン濁酒どぶろく麦酒ビール神酒みき老酒ラオチュー

くし【酒】

さけ」の異称。
「この御酒みきは我が御酒ならず―のかみ常世とこよにいます」〈・中・歌謡〉

き【酒】

さけ(酒)の古名。
「相飲まむ―そこの豊御酒とよみきは」〈・四二六四〉

さか【酒】

[語素]名詞の上に付いて、酒の意を表す。古くは、動詞の上にも付いた。「ぐら」「みずく」

ささ【酒】

女房詞から。中国で酒を竹葉といったことからとも、「さけ」の「さ」を重ねたものともいう》酒のこと。「機嫌」

しゅ【酒】

さけ。「ごを頂戴する」「ラム

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精選版 日本国語大辞典 「酒」の意味・読み・例文・類語

さけ【酒】

 

(一)   (  )
(二) ()()()()()
(一)[]()()(712)
(二)()()()()(8)
(三)(1331)
(三) ()
(一)[]   saqe()  (1593)
(四) 
(一)[]()︿ ︿(1694)


(1)
(2)
(3)
(4)
(5)()

くし【酒】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「奇(く)し」で、霊妙の意からか ) 酒の異名。
    1. [初出の実例]「この御酒(みき)は 我が御酒ならず 久志(クシ)の司(かみ) 常世(とこよ)にいます 石立たす 少名御神(すくなみかみ)の〈略〉献(まつ)り来し 御酒ぞ」(出典:古事記(712)中・歌謡)
 

 

(一)   
(一)[]() () () (712)
 
 

 

(一)   
(一)[]   ()(712)
 

しゅ【酒】

  1. 〘 名詞 〙 さけ。
    1. [初出の実例]「いかに弁慶静に酒(シュ)を勧め候へ」(出典:謡曲・舟弁慶(1516頃))
    2. 「みやこにてゑいぐをきはめいろにふけりしゅにちゃうじ」(出典:浄瑠璃・凱陣八島(1685頃)二)

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「酒」の意味・わかりやすい解説


さけ

飲んで酔いを催すアルコール含有の飲料(致酔飲料)。日本の酒税法ではアルコール分1%(1度)以上を含む飲み物を酒類と総称するが、国によってはその基準を0.5%とするところもある。日本では清酒が伝来の代表的な酒で「さけ」と通称され、欧米でもsakeで通用する。

[秋山裕一]

分類


10(1)(2)(3)(4)(5)(6)(7)(8)(9)(10)使

 

1 ()

2 

3 

 


日本の酒

清酒

()()()使12201989119924()19904


合成清酒

香味、色沢の性状が清酒に似たもの。1921年(大正10)鈴木梅太郎の創案による。米を使わない純合成の酒であったが、近年はアルコールに米の発酵酒の「香味液」と各種の清酒の成分を調合してつくる。

[秋山裕一]

みりん

()()使


焼酎

()2045


外国の酒

ビール

()38()使25


ワイン

913


ウイスキー

3743


ブランデー

ワインを蒸留し、樫樽(かしたる)に貯蔵する。フランスのコニャックが有名である。

[秋山裕一]

ラム

中南米特産の蒸留酒。サトウキビの搾り汁あるいは糖蜜(とうみつ)を発酵させ、蒸留したもので特有の強い香気がある。

[秋山裕一]

ウォツカ

12~13世紀、ロシアで生まれ、ロシア産が有名であるが、現在はアメリカのほうが生産量が多い。トウモロコシを麦芽で糖化発酵させて蒸留し、シラカバ炭の層を通して濾過精製する。無臭に近く甘い。アルコール分40~60%。

[秋山裕一]

ジン

()


テキーラ

メキシコのリュウゼツラン(アガベ)の一種アガベ・テキラーナの樹液の煮汁を発酵させてつくる蒸留酒。

[秋山裕一]

アラック

東南アジアのやし酒や米の酒などの蒸留酒。

[秋山裕一]

白酒・黄酒

()()使西()()()()()()()()西()()使()


マッコリ・法酒

()()()()


スピリッツ類

スピリッツは一般にアルコール分の強い蒸留酒をさすが、日本の酒税法でいうスピリッツ類とは次の二つを一括して分類したものである。(1)ウイスキー類、焼酎を除いたラム、ウォツカ、ジンなどの蒸留酒。(2)エキス分(糖分)をやや含んだリキュール様の酒類(エキス分2%未満)。

[秋山裕一]

リキュール類

()


歴史


()使500040003000()()()

 西使西使

 ()1100()()()()()()()927()()()

 ()()12usquebaugh1613()14779()()16()鹿()()()21559

 ()


神話・民俗

酒と神々

西()()()2()()

 ()()

 

 ()()()()

 (1)(2)(3)

 ()()()()鹿()()()()()()()()()()()()()()()()

 ()()()()()()()()()殿()()

 ()()2()()()()4()39

 ()()()

 ()()()殿()()()()()


民俗

()()使()()()()

 ()()()()1()

 使()()()()()()


酒の代謝


20808010尿()TCA(1)(2)MEOSmicrosome ethanol oxidizing system(3)3(1)NAD2ALDHALDHALDH2ALDH1ALDH2


心身への影響


1234()123

 1

(1)0.050.1 

(2)0.10.15 12

(3)0.150.25 

(4)0.250.35 ()

(5)0.35 ()

 30113pHB1C


臓器への影響

酒と肝臓

3γ()GTPγGTP


酒と心臓

酒を飲むと末梢(まっしょう)血管の拡張がおこり、血流がよくなるために顔が赤くなったりするが、一方血圧は下がる。これは、アルコールの代謝により生じるアセトアルデヒドの作用による。血中アルコールの影響で心筋の収縮力が低下し、脈拍が増える。大酒家に高血圧や動脈硬化症の例が多い。食事内容や生活環境などの間接的影響も大きいと考えられている。

[秋山裕一]

酒と胃腸

適度のアルコールは胃粘膜を刺激し、胃液分泌を促進し食欲を増進するが、大量の飲酒や強いアルコールは胃粘膜に悪影響がある。また、酒は糖尿病や肥満と関係あるとされるが、これは総カロリーの過剰や、ホルモンの一種であるインスリンの供給不足により、血糖があがり尿に糖が出るからで、かつて、日本酒の糖が糖尿病に関係があるようにいわれたことがあるが、誤りである。また、酒類は高カロリーの飲み物で、食生活の向上による摂取カロリーの過剰、運動不足などとともに、肥満の一因ともなっている。カロリーバランスを考えて飲酒も適量にする必要がある。

[秋山裕一]

『坂口謹一郎著『日本の酒』『世界の酒』(岩波新書)』『宮沢光著『酒の今昔』(1956・中外経済社)』『住江金之著『日本の酒』(1962・河出書房)』『柚木学著『日本酒の歴史』(1975・雄山閣出版)』『加藤辨三郎編『日本の酒の歴史』(1977・研成社)』『多々井吉之助著『酒飲みの医学』(1969・創元社)』『加藤伸勝著『酒飲みのための科学』(1977・講談社)』『『東京大学公開講座22 酒』(1976・東京大学出版会)』『秋山裕一著『酒つくりの話』(1984・技報堂出版)』『秋山裕一著『日本酒』(1994・岩波新書)』『日本農芸化学会編『お酒のはなし』(1994・学会出版センター)』


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改訂新版 世界大百科事典 「酒」の意味・わかりやすい解説

酒 (さけ)


︿︿︿︿︿︿︿︿

 ︿11%1%

310

 

 45

 使

40003000

 西

 湿使使鹿

 161415384-322ambix使al-anbīq813︿︿︿

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︿︿︿︿︿

 ︿︿︿︿︿︿︿︿︿︿︿︿︿

 ︿︿︿85︿︿︿︿︿︿︿99︿︿

 ︿︿︿


khamr59091arām2151︿580404020750-1258khamrīyāt退西




 

 

 

 沿

 4調

 

 19使使

 

 西西


3︿7662殿︿︿31

 42396︿142113鹿125241137274133418︿31︿︿︿︿稿18981922︿
 


︿19612︿

 65︿1172-11191722101ml0.5mg1l0.25mg4433512523

 392391︿709713

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百科事典マイペディア 「酒」の意味・わかりやすい解説

酒【さけ】

 
11()()10 20()()()() ()0.050.10.10.30.5mgml︿()12使  

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家庭医学館 「酒」の解説

しゅさ【酒】

 
 
 
 
 
   

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「酒」の意味・わかりやすい解説


さけ
alcoholic beverage

 
1%10使3 (1)   (2)   (3)  (1) (2) 調  

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飲み物がわかる辞典 「酒」の解説

さけ【酒】

 


sake  

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旺文社日本史事典 三訂版 「酒」の解説


さけ

古来,米など穀物・果実を発酵させてつくるアルコール飲料
5世紀ころ大陸の醸造技術が伝来。鎌倉中期,酒造業者が出現し,質屋を兼ね,室町時代には酒屋役は幕府の重要な財源となる。このころ従来の濁酒 (にごりざけ) のほか清酒 (すみさけ) もつくられ,江戸時代にさらに精製,伊丹・池田・灘などを名産地とし大資本化した。江戸幕府は酒造株を定めて醸造高を制限し,課税。明治時代以後,酒造税は地租につぐ財政収入であったため,しだいに増税され,酒屋会議などの反対運動が発生した。

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栄養・生化学辞典 「酒」の解説

 
 使  

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世界大百科事典(旧版)内のの言及

【アペリチフ】より

…食欲増進剤の意であるが,一般には食前酒をさす。ふつうワイン系のものとスピリッツ系のものが用いられる。…

【アラク】より

…語根‘‐r‐qは〈少量の水〉を表し,派生動詞‘arraqa,ta‘arraqaは〈酒に水を少々混ぜる〉の意味を示す。アラックともいう。…

【アルコール中毒】より


[アルコール中毒とアルコール依存]
 エチルアルコールによる中毒は急性中毒と慢性中毒に分けられるが,最近では慢性中毒という用語はしだいに用いられなくなる傾向にある。それは,酒類に含まれるエチルアルコールを持続的に飲用し,その常用量を超えたり,異常な飲用を繰り返すに至ると(〈アルコール乱用〉),酒類の飲用を中止できなくなる状態になるが,それは急性中毒とは違った生体変化によると考えられるので,中毒症状とは区別して〈依存〉と呼ぶことがWHO専門委員会で提唱されたことに基づく。そこでアルコール飲用によって起こる精神身体障害は急性アルコール中毒,アルコール依存に大別され,アルコール依存を基礎にしてアルコール精神病alcoholic psychosisが生じるとされる。…

【居酒屋】より

…店先などで手軽に酒を飲ませる店の称。
[日本]
 江戸時代の前期,すでに街道筋の茶店は酒肴(しゆこう)をひさいでおり,都市の煮売屋が酒を提供したことも考えられるので,専業の居酒屋はそれらから分化して,江戸時代中ごろには成立していたと思われる。…

【殷】より

…青銅の技術が中国で発見されたものか,外来のものであるか,現在では前説をとる学者が多い。前期の時代に,簡単な爵(酒器)や鈴,ナイフなど小型の器の鋳造が始まる。銅,錫の鉱石からの分離,合金としての融合がまだ十分ではないが,石器時代と異なった新しい技術の出現である。…

【ウィスキー】より

…オオムギ麦芽,あるいはこれに種々の穀類(オオムギ,コムギ,ライムギ,エンバク,トウモロコシ)を加えたものを原料とした蒸留酒。アルコール分40%内外。…

【ウィスキー一揆】より

…1794年アメリカのペンシルベニア西部の農民が連邦政府の新税法に反対して起こした一揆。ウィスキー反乱ともいう。1791年A.ハミルトン財務長官の提案にもとづき制定された内国消費税法は,巨額の公債利子支払いの財源捻出のため国産ウィスキーに対する課税などを決定した。ところが,民主的伝統ならびに反政府的気運の強いペンシルベニア西部では,農民が唯一の換金商品としてウィスキーを醸造していたので,この新税法は彼らに不当な財政負担をおわすものであるとしてこれに強く反対した。…

【ウォッカ】より

…アルコール分40%以上の無色透明の蒸留酒の一種。名称はロシア語のワダvoda(水)に由来する。…

【宴会】より


9︿

【果実酒】より

…果実を原料とする醸造酒。果実を搾ってとった果汁を発酵させてつくるもので,これが本来の果実酒であるが,日本では一般に果実を焼酎などに浸漬(しんし)し,発酵させることなしにその香味を抽出する梅酒のような果実リキュールをも,果実酒と呼ぶ。…

【共食】より

…〈一味同心〉といい,同じ飲食物をともに味わうことによって親密感を増し,心を一にして共同体的結合を強化しようとするもので,中世郷村制成立期の惣村・郷村における茶寄合もその一つである。さらに武士団の党ややくざの集団で,酒を酌み交わし会食するのも,共食によって主従的結合,同志的結合を強めようとするものである。桃太郎説話で,桃太郎が鬼退治に出かけるとき腰に下げたキビダンゴも,たんに腹がへって食べるのではなく,犬・猿・キジに与えて共食することによって,主従の交わりを結ぶための食物であった。…

【禁酒運動】より

…過度の飲酒にたいする戒めの歴史は酒の歴史とともに始まったようで,古代オリエントについてすでにそうした記録がある。飲酒の行為はもともとは宗教行為と密接な関係にあったが,飲酒がしだいに日常化するにつれて酒の弊害は広く社会問題になっていった。…

【禁酒法】より


19203311917181910Volstead Act1

【倉∥蔵】より


︿16

【こうじ(麴)】より



【杯∥盃】より


使

【盃事】より



【酒問屋】より

…江戸時代に発展した酒の配給に関与する問屋。ある限られた地方市場を販路とする地酒などは,造酒屋が店舗をかまえて小売もしているが,城下町をはじめ宿場町・港町・在郷町などでは造酒屋と小売酒屋のあいだに酒問屋が介在して,酒の販売を一手に引き受けていた。…

【酒屋】より

…日本古代における酒造は,禁裏造酒司(さけのつかさ)や神社付属の酒殿において行われ,また各戸においても容易に醸造できたためか,酒屋を商業として営むものは少なかった。《日本霊異記》に酒を水でうすめて売る女が現れてくるのが早い例であろう。…

【酒屋会議】より

…明治初期における酒造業者の酒税軽減運動の一つ。当時の租税収入は地租,酒税などに限られていたことから,政府財源における酒税の占める割合は高かった。…

【酒屋役】より

…中世において酒屋に課された営業税。京都をはじめとする都市の酒屋に税を課すことは,鎌倉時代に朝廷ではたびたび論議された。…

【酒運上】より

…江戸時代,酒造業に対して課せられた酒造税。中世には酒屋役,麴役があり,江戸時代でも諸藩では初期から酒運上,酒役銀などの名目で課税された。…

【酒造歌】より


︿3

【ジャズ・エージ】より

…おとなしい旧来のダンスではなく,脚を上げて跳ねまわるような,〈お行儀の悪い〉チャールストンが流行,未婚女性の,付添いなしの異性交遊も初めておおっぴらになり,異性間のペッティングさえ一般的になってくる。そして禁酒法の施行(1920‐33)にもかかわらず,女性でアルコール飲料を飲む者も増えてきている。 風俗的には革命的だったとしても,政治的にはそうではなく,これもフィッツジェラルドによると,〈完全な政治的無関心が,ジャズ・エージの特徴だった〉という。…

【酒器】より




 

【酒皶】より

…酒焼けともいう。顔面の皮膚の脂肪分泌が増加し,血管が拡張して炎症を起こすもので,その症状によって第1~3度に分けられる。…

【酒税】より


(1953)

【酒造業】より


(1953)(11) 1995()130kl68kl698kl18kl17kl1000kl

【酒造制限令】より

…江戸時代,幕府が米の需要と米価調整の立場から,酒造に対して行った取締令。幕藩領主は,農民より貢租として徴収した米を換金して領主経済を支える財源としたので,米の需給と米価の動きにきわめて強い関心をもっていた。…

【上戸・下戸】より

…上戸は酒を多く飲む人,下戸は酒が飲めぬ人をいう。いずれも平安時代には使われていた語で,上戸は《大鏡》,下戸は《色葉字類抄》に見られる。…

【焼酎】より


︿︿

【ジン】より

…穀類を原料とする蒸留酒の一種。いくつかの種類があるが,オランダ・ジン(ジェネバgeneva)とロンドン・ジンが代表的なもので,いずれもジュニパーベリー(杜松子(としようし)。…

【酢】より


調︿︿vinegar︿

【清酒】より

…米と米こうじと水を主原料として醸造した日本固有の酒。明治以降,各種外来酒の国産化が始まってから,一般に日本酒とも呼ばれている。…

【専売】より

…専売は,その目的により,財政専売または収益専売と,行政専売または非収益専売とに分けることができる。前者は,政府等が特定の物品を独占的に生産・販売することによって財政収入を得ることを目的とするもので,タバコ,火酒(アルコール度の高い酒)などの専売がこれに当たる。この場合には,国民はその物品の購入に際して,政府の決定した価格による対価の支払を強制されるため,実質的には消費税を課したのと変わらない結果になる。…

【樽廻船(樽回船)】より

…江戸時代,灘,伊丹などの上方から江戸へ積み出される酒樽(4斗樽)をおもな荷として,大坂,西宮から樽廻船問屋によって仕立てられた廻船。樽船ともいう。…

【断酒会】より


退

【断酒薬】より



【中国酒】より



【ディオニュソス】より

…古代ギリシアの神。豊穣とブドウ酒の神とされ,その崇拝は集団的興奮のうちに恍惚(こうこつ)境に入る祭儀を伴った。彼にはまた小アジアのリュディア語に由来するバッコスBakchosの別名があり,ローマ神話ではこちらを採ってバックスBacchusと呼ぶ。…

【杜氏】より

…農漁村出身の酒造季節労務者の長として各酒蔵で清酒を醸造する最高責任者の称。また,酒造労務者の総称ともされる。…

【動脈硬化】より

…アルコール摂取についてはフラミンガム研究では虚血性心疾患の発症に対してほとんど影響がないとしている。日本の研究では,酒を毎日飲む者は,ときどき飲む,あるいは飲まない者よりも脳死が多く,大量飲酒の習慣は心筋梗塞,脳梗塞の危険因子となりうるとしている。(7)遺伝因子 以上の動脈硬化成因の多元的な因子の根底に遺伝的因子が存在しているといえる。…

【パブ】より


public house宿()()

【ビール】より


199211470kl

 使2(1)

【ブドウ酒(葡萄酒)】より


vinWeinvinum16

【ブランデー】より


︿brandewijnvin brûle

【平城宮】より




 西殿殿

【マッカリ】より


()()

【室】より


 

【酩酊】より

…酒に酔うこと,いわゆる酒酔い。アルコール飲料を飲用したときに起こる精神身体的変化のことで,医学的には急性アルコール中毒をさし,アルコール飲料に含まれるエチルアルコールが中枢神経機能を抑制することによって起こる。…

【薬酒】より

生薬(しようやく)を原料の一部として醸造し,あるいは生薬を醸造酒または蒸留酒に浸して薬効成分を溶出させてつくった酒。 中国の漢代ごろの成立と考えられる《神農本草》に薬草を酒に浸すことが記されているとされる。…

【柳酒】より

…柳の酒ともいわれた。室町時代初期から江戸時代にかけて京都産の名酒の代表格とたたえられ,〈松のさかや(酒屋)や梅つぼ(梅壺)の,柳の酒こそすぐれたれ〉(狂言《餅酒(もちさけ)》)と謡われた酒で,貴紳の贈答品としても珍重された。…

※「酒」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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