色覚(読み)シキカク

デジタル大辞泉 「色覚」の意味・読み・例文・類語

しき‐かく【色覚】

 

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精選版 日本国語大辞典 「色覚」の意味・読み・例文・類語

しき‐かく【色覚】

 

(一)   
 

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「色覚」の意味・わかりやすい解説

色覚
しきかく

異なる波長の光、またはその混合によっておこる視覚の質的差をいう。ヒトは太陽光線スペクトルのうち約800~400ナノメートルの波長の光線を見ることができ(可視光線)、波長の範囲に応じて大別して約7種の色を感じることができる。

[市岡正道]

色の認知機序


()33()pattern3


色覚の三つの属性


調723647575492492450()7165

 11165


色光の混合




(1)

(2)222

(3)()

(4)3


残像と対比




 80.5450.22211


動物の色覚


()()()()調

 ()()

 36調

 

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改訂新版 世界大百科事典 「色覚」の意味・わかりやすい解説

色覚 (しきかく)
color sensation


使調33purple︿


400800mμ2

 調3調Purkinje's phenomenon調=D-15100hue


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百科事典マイペディア 「色覚」の意味・わかりやすい解説

色覚【しきかく】

 
400800nm調165調()3=  

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「色覚」の意味・わかりやすい解説

色覚
しきかく
colour sense; colour sensation

色感覚 (いろかんかく) 。光の波長の相違によって起る視覚の質的差異をいう。光の強さ,照射時間,面積,網膜の部位,順応状態などにも依存する。正常人に色の感覚を与える波長は 400nmの紫から 760nmの赤までで,約 165の色相の相違を区別できる。受容器はおもに網膜錐状体で,錐状体には赤,緑,青のいずれかに最も鋭敏な3種類が機能している。すべての色はこの3種の錐状体がいろいろな割合で興奮することによって三原色の混合として感じられる。

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世界大百科事典(旧版)内の色覚の言及

【視覚】より

…光刺激によって生じる感覚で,明暗を感じる感覚を光覚,色を感じる感覚を色覚という。おもな感覚器はである。…

【目∥眼】より


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※「色覚」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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