観客(読み)カンキャク

デジタル大辞泉 「観客」の意味・読み・例文・類語

かん‐きゃく〔クワン‐〕【観客】

映画演劇スポーツなどの見物人。かんかく。「観客席」
[類語]観衆見物人大向こうギャラリー聴衆ファン顧客花客得意クライアント乗客旅客お客様一見

かん‐かく〔クワン‐〕【観客】

かんきゃく(観客)

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「観客」の意味・読み・例文・類語

かん‐かくクヮン‥【観客】

  1. 〘 名詞 〙かんきゃく(観客)
    1. [初出の実例]「観客雑沓して、遂に君を失へり」(出典:花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉六五)
    2. 「彼方より来りたる、一群の観客(クヮンカク)あり」(出典外科室(1895)〈泉鏡花〉下)

観客の補助注記

→「かんきゃく(観客)」の補注

 

 

(一)   
(一)[]︿(1913︿)


使
 

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「観客」の意味・わかりやすい解説

観客
かんきゃく
audience

 
4 1830 V.J.西 (1907)   

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の観客の言及

【演劇】より

… 日本語でも,テアトロン,つまり見物席とともに舞台芸術を指すことばは〈芝居〉である。平安末期から中世にかけて流行した延年舞曲で,見物=観客が寺社の境内の芝生に居て見物したことに基づくが,現代語でも〈芝居〉は舞台上演も戯曲の内容も俳優の演技も指すことができるうえに,比喩的に演戯的虚構をも表しうる。〈遊び〉や〈偽りの外見〉について〈あれは芝居だ〉というし,この点では〈狂言自殺〉などというときの〈狂言〉に通じる。…

【観客参加】より



【観客団体】より


1718

【舞台美術】より

…しかし,それらの混沌とした形態のなかにも現代の舞台美術独自の傾向や表現を認めることができる。それは,プロセニアム・アーチ(舞台の額縁)を通して絵を見るような舞台を放棄して,舞台と観客とが直接的に結びついていた,かつての劇場形態に戻ろうとする動きである。古代ギリシア劇場やイギリスのエリザベス朝の劇場,日本の能舞台などには,いわゆるプロセニアム・アーチはなく,緞帳(どんちよう)幕も存在しなかった。…

※「観客」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android