詩と詩論(読み)シトシロン

デジタル大辞泉 「詩と詩論」の意味・読み・例文・類語

しとしろん【詩と詩論】

 
31928西71932  

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改訂新版 世界大百科事典 「詩と詩論」の意味・わかりやすい解説

詩と詩論 (しとしろん)


19289311214132361336西西姿

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「詩と詩論」の意味・わかりやすい解説

詩と詩論
しとしろん


19283933620151932.31930.111932.1transition西()西()()()()()()ESPRIT NOUVEAU()TS()231929.41932.7


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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「詩と詩論」の意味・わかりやすい解説

詩と詩論
しとしろん

詩誌。 1928年9月~33年6月。 32年から『文学』と改題。春山行夫編集によるモダニズムの文学運動として出発。西脇順三郎,北園克衛,滝口修造,滝口武士らを加え,フランスのポエジー運動,シュルレアリスムに学んだエスプリヌーボー (新詩精神) を主張し,理論と実作の両面で後世に大きな影響を与えた。主知主義を貫く反面,思想性,音楽性を否定し,北川冬彦,三好達治らはこれに反発して『詩・現実』を創刊 (1930) し,分裂した。

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世界大百科事典(旧版)内の詩と詩論の言及

【詩】より


(1928)西西︿()

【自由詩】より


︿︿︿︿

【シュルレアリスム】より

… 東アジア圏では,日本にのみこの運動の影響が及んだ。20年代の後半に西脇順三郎らの紹介によって,若い詩人たちの間に関心が芽生え,《詩と詩論》などいくつかの雑誌が刊行された。しかし最初の本格的なシュルレアリスム的活動は,滝口修造による自動記述の実験(1929‐31)とブルトン著《シュルレアリスムと絵画》(1928)の翻訳(1930)である。…

※「詩と詩論」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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