金石併用時代(読み)キンセキヘイヨウジダイ

デジタル大辞泉 「金石併用時代」の意味・読み・例文・類語

きんせきへいよう‐じだい【金石併用時代】

 
使  

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「金石併用時代」の意味・読み・例文・類語

きんせき‐へいようじだい【金石併用時代】

 

(一)   使
 

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「金石併用時代」の意味・わかりやすい解説

金石併用時代
きんせきへいようじだい


19eneolithicaeneusneo-lithoschalcolithicchalkoslithos使()使()使()eneolithic, chalcolithic

 便便



19541972G. DanielA Short History of Archaeology (1981, London)12 I1961

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

改訂新版 世界大百科事典 「金石併用時代」の意味・わかりやすい解説

金石併用時代 (きんせきへいようじだい)
Chalcolithic


chalkoslithos8000使

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「金石併用時代」の意味・わかりやすい解説

金石併用時代
きんせきへいようじだい
Chalcolithic Period

考古学における年代区分の一つ。 1970年代以降,あまり使われなくなった用語。石器時代から金属器時代への過渡期をさすが,厳密には,人類が初めて金属として銅を発見し,石器とともにこれを利器として使用していた時期をいう。それゆえ青銅器が発明されるまでの純銅器時代と同義語に使用することもある。エジプトのバダリー期,アムラー期,メソポタミアのハラフ期,ウバイド期,ウルク期,イランのスーサI期,シアルクI期などがその代表で,銅製の武器,装身具と,石・木製の日常利器といった傾向が認められる。灌漑農耕,轆轤 (ろくろ) の使用,車の発明とともに,富と権力を集中した祭司や戦士階級の発生,神殿を中心とする町邑の形成期と考えられる。日本では,弥生時代に青銅器と鉄器が同時に招来されたので,厳密な意味での金石併用時代は存在しないといえる。しかし,金属器の使用が認められても,まだ石器使用段階として考えられる時期 (たとえば弥生時代初期) にこの語をあてる研究者もある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

百科事典マイペディア 「金石併用時代」の意味・わかりやすい解説

金石併用時代【きんせきへいようじだい】

 
()
 

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

山川 日本史小辞典 改訂新版 「金石併用時代」の解説

金石併用時代
きんせきへいようじだい


Chalcolithic Age使使使

出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報

旺文社日本史事典 三訂版 「金石併用時代」の解説

金石併用時代
きんせきへいようじだい

石器時代から青銅器時代へ移る過渡期
利器の材料として,青銅と石材とが併用された時代をいう。日本では,弥生文化がこれに相当する。しかし,わが国では青銅器が利器としては十分普及せず,同時に鉄器も伝来したので特殊な形をとった。

出典 旺文社日本史事典 三訂版旺文社日本史事典 三訂版について 情報

世界大百科事典(旧版)内の金石併用時代の言及

【古代社会】より


使使

※「金石併用時代」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

タコノキ

タコノキ科の常緑高木。小笠原諸島に特産する。幹は直立して太い枝をまばらに斜上し,下部には多数の太い気根がある。葉は幹の頂上に密生し,長さ1〜2m,幅約7cmで,先は細くとがり,縁には鋭い鋸歯(きょし)...

タコノキの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android