阿闍梨(読み)アジャリ

デジタル大辞泉 「阿闍梨」の意味・読み・例文・類語

あじゃり【××梨】

 
︿ācārya()()()()
1 
2 ()()()()
3 
[]  

あざり【××梨】

あじゃり(阿闍梨)

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精選版 日本国語大辞典 「阿闍梨」の意味・読み・例文・類語

あじゃり【阿闍梨】

 

(一)   ( [] ācārya  ) ()()
(二)
(一)() ()=
(一)[](884)
(二)() 
(三)() 
(三) ()()()=
(一)[](12)
(四) 
(一)[](1661)



 
 

 

(一)   
(二) 
(一)[]()(970999)
(三) 
(一)[]()(10)
(四) 
(一)[]()(106977)
 

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改訂新版 世界大百科事典 「阿闍梨」の意味・わかりやすい解説

阿闍梨 (あじゃり)


ācārya5調1382314854-8578

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「阿闍梨」の意味・わかりやすい解説

阿闍梨
あじゃり


ācārya()()2()()5()()

 

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「阿闍梨」の意味・わかりやすい解説

阿闍梨
あじゃり

サンスクリット語 ācāryaの音写。師匠の意。文字どおりの意味は,伝統的な正しい態度,習慣や,確定された規定などを知り,保ち,実行する人の意。師を意味するほかの言葉グル guruに比して非常に古く,『アタルバ・ベーダ』にすでにみえる。上級カーストの少年になされる入門式,およびその教育の期間に指導教育するバラモンが,こう呼ばれた。仏教においても同様で,精神的な指導をする僧侶をさし,特殊な場合は戒を授ける師をさす。日本では僧職の一つに用いられる。

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百科事典マイペディア 「阿闍梨」の意味・わかりやすい解説

阿闍梨【あじゃり】

サンスクリット,アーチャーリヤの音写で,軌範師と訳す。仏教で弟子を教授し,その軌範となる師。律宗密教などでは特殊な授戒の場合に限って師をこの名で呼ぶ。日本では僧の階級の一つ。

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世界大百科事典(旧版)内の阿闍梨の言及

【学侶】より


3

【僧】より

…比丘とは乞食者(パーリ語のビックbhikkhu)の意味で,仏教の修行者が元来,出家・遊行を旨とし,托鉢(たくはつ)すなわち鉢を持って食を乞うて生活する沙門(しやもん)であったことに由来する。修行者はまた,教団内の役割に応じて,上座(大衆を統率する),維那(寺務をつかさどる),阿闍梨(あじやり)(大衆の教育に当たる),和尚(弟子を養育する)等とよばれ,あるいは法師(在家信者へ説法。布教者),瑜伽師(ゆがし)(禅師。…

【伝法】より

…密教では加行と授戒を経て,伝法灌頂(でんぼうかんぢよう)を受けることができる。これによって阿闍梨(あじやり)となり,次の受者に伝法することができるようになる。これを伝法職位(しきい)という。…

※「阿闍梨」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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