松本人志は嵌められたのか? (弁護士がとにかくヤバすぎる件)
︵前のエントリから続く。松本人志の弁護人、田代政弘のヤバさについて語ります︶
田代がまったく虚偽の報告書を作ったのは明らかであり、それが﹁勘違い﹂のレベルではないことは、流出した証拠文書を見たら明らかだった。何より、裁判所がその事実を明白に認めていた。
いくら膿を出すのを嫌ったとはいえ、これだけ明らか、かつ、悪質な犯罪をしでかした田代を不起訴にした検察も検察だったが、だからこそ、検察審査会で起訴議決が出るのではないかとメディアも思ったわけだ。 ところがここで、奇妙なことが起こったの。
検察審査会は、11人の審査員で構成される。 その審査員は、選挙人名簿から﹁くじ引きソフト﹂で、無作為で選ばれることになっている。 そして、3ヶ月毎に半数が入れ替わる。 つまり、6ヶ月で全員が入れ替わる。
審査員の任期は﹁期間﹂で決まっており、案件で決まることはない。
そして、田代虚偽報告書事件の申立は、東京第一検察審査会に2012年8月23日に受理された。 議決が出たのは2013年4月19日だった。 結果は不起訴不当だった。
不起訴不当の場合、検察は再捜査を行うというのが制度上の仕組みだが、この場合、検察は再度の不起訴を出して幕引きにするのは火を見るより明らかだった。
検察審査員の審査は、警察や検察の捜査は違う。検察から提出された証拠と申立側の出した申立書と証拠を突き合わせて、審査員が議論をする。 先に述べたように、3ヶ月で審査員が半分入れ替わるので、そのたびに、新たに入った審査員には一から、事件の概要の説明や資料の読解が求められる。なので、長期間審議すること・イコール・深い審議をすることにはなり得ない。むしろ、3ヶ月で審査を終えないと、また、一からやり直しになってしまうわけだ。
わかりますね。にもかかわらず、この審査には、8ヶ月がかけられた、つまり、審査員は、審査の間に全員そっくり入れ替わっていたのである。 しかも、驚愕の事実も明らかになった。中立の立場で︵素人である審査員に︶法律的な助言をするだけのはずの審査補助員に、なぜか、元検察高官のヤメ検弁護士......しかも、本来なら懲戒免職に相当する不祥事を起こしておきながら、温情処分で自己退職で済ませてもらったという人物、が就任していたのである。 なぜ、検察が裁かれている事件の審査補助員に、中立性のかけらもない元検事正が選ばれたのか? この問題については、ジャーナリストの江川紹子氏や今西憲之氏も当然の疑問を呈しておられるので、興味のある方は、こちらの記事をどうぞ。
江川紹子‥検察審査会議決の不透明・補助弁護士はワケあり元検察幹部 https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/51c4a283b35d95b55892c490266f45718bd89bdd
いまにしのりゆき‥検察審査会の補助弁護人はあきまへんで! http://www.imanishinoriyuki.jp/archives/27052931.html
この﹁検察に恩義のある﹂補助弁護士が誘導に誘導を重ね、起訴議決が出そうになると議決を引き延ばし、審査員を入れ替え、起訴議決を回避したのではないか、と疑われても仕方がないだろう。
さらに言うと、この﹁くじ引きソフト﹂には、奇妙な仕様がある。開示請求で入手されたこの﹁くじ引きソフト﹂のマニュアルを精読すると、ありえない機能が存在するのである。 マイクロソフト Visual BASICを開発言語とするこのソフト、単に選挙人名簿を入力して、無作為に単純なくじ引きで審査員を選び出すという単純な代物に数千万円がかけられているのはともかくとして、選挙人名簿からの取り込みデータがエディタ等で加工可能な形式のファイルとなっている。なので、取り込み時にデータに意図的にデータを削除することが簡単にできる。 さらに問題なのは、抽選で選出された審査員候補者を除外︵削除︶する機能があるが、その理由を確認出来ないし、除外した記録も残さないシステムになっている。 検察審査会の審査員の抽選に事務局の意図的な介入があった場合、これを判断する方法がない。逆の言い方をすると検察審査会の審査員の抽選に際して事務局の意図的な介入を容認することが可能なシステムとなっているのだ。
というか、単純なくじ引きソフトに、そもそもそのような機能を搭載する理由もない。 なぜなら、1年の懲役又は禁錮以上の刑に処せられた人や自衛官、司法関係者、審査する事件の関係者は審査員になれないが、くじ引きで選ばれた審査員には、裁判所から質問票が届き、その時点で、資格があるかどうかを確認されるからだ。くじ引きの段階で、事務局が選ばれた人を敢えてこっそり除外する必要性は存在しない。 そのような、﹁あるはずのない機能﹂がわざわざついているソフトなのだ。
︵これを確認した複数のエンジニアが、この単純なソフトに数千万円が支払われたのは﹁口止め料﹂ではないかと言ったことは書いておこう。そして、このくじ引きソフトのマニュアルや仕様書は、不思議なことに、現在、不開示になっている︶
というわけで、審査員が全員入れ替わり、検察に恩義のある元検察高官が補助員をやった検察審査会で、わずか1票差で、田代は起訴議決を免れたのである。 ここに、このときの検察審査会の議決書も貼っておく。
田代政弘虚偽報告書事件 検察審査会議決書
議決書にははっきりと、﹁田代報告書に虚偽記載があったと言わざるを得ない﹂、田代の言い訳については、﹁一般常識に照らしても、記憶の混同を起訴づけるものとは言いがたい﹂﹁誤魔化していると評さざるを得ない﹂と書かれている。にもかかわらず、起訴議決にならなかったのは、4人の審査員が起訴議決に反対したからなのである。 まあ、このくじ引きソフトの謎機能を使えば、SNSなどの発言から﹁絶対起訴議決に手を上げそうな人﹂を排除しつつ、さらに、それでも起訴議決が出そうになれば、何度も審査員を入れ替えることは、実は簡単にできてしまう。
とにかく、田代はこうして、露骨な虚偽文書作成を、勘違いと言い通し、首の皮一枚で逃げ切ったのである。 その後、彼は、ごく軽い処分を受けて検察を辞め、三菱化学メディエンスの法務部で2年ほど務めたあと、弁護士登録して、晴れて弁護士となった。広島での公職選挙法違反の河井克行氏の弁護のほか、安倍派裏金事件でも、幹部の弁護士をやっている自民党御用達弁護士として活躍しているあたりにも、陸山会事件のうさんくさい闇が見えそうだ。
その田代が松本人志の弁護人というわけだ。
松本人志の件については、吉本が自社の顧問弁護士を出さず、他の著名な名誉毀損に強い弁護士︵弘中さんあたりかな︶からも断られたという話が出ている一方、松本が、どういう経緯で、芸能界には縁のなさそうな田代を代理人に選んだのか、いろいろ憶測も飛んでいるが、普通に考えて、松本人志のタニマチの自民党関係者から紹介を受けたと考えるのが、もっともありそうな話だろう。
とはいえ、名誉毀損裁判では、かなり悪質で事実無根の内容であったとしても、認められる賠償額はせいぜい数百万円だ。
しかも、性加害の場合、性行為自体があったなら、そこに同意があったかどうかは主観の問題と言える。松本人志からすれば強要したつもりはなかったとしても、相手女性からすれば、とてもノーと言えない状態にされていたなら、不同意性交は成立する。まして﹁被害者﹂が複数いるとなれば、これは女性とのコミュニケーションの齟齬や誤解、あるいは女性側の一方的な言いがかりというには無理があるだろう。 まともな弁護士なら勝ち目はないとみなし、仮に受任するのであれば、示談にして女性に対してできるだけ誠意ある対応を取ることで、幕引きを図ることを試みるというのが普通だろう。
にもかかわらず、5億5千万という途方もない金額で、松本人志は提訴した。というか、田代がこれを受けた。 このアホみたいな金額は、﹁売れっ子芸能人﹂松本人志が仕事を休まざるを得なかった賠償ということらしいが、この金額が賠償として通ることは絶対にあり得ないし、むしろ、恫喝︵スラップ︶訴訟と見做されれば、松本の評判を一層落としかねないことは、弁護士なら誰でもわかっているはずである。 にもかかわらず、田代は受けた。
請求額が5億5000万なら、弁護士の着手金として、かなりの高額を要求したのだろうね。負けたところで、弁護士自身は痛くもかゆくもない。法律に疎いであろう﹁裸の王様﹂の芸能人を言いくるめ、焚きつけることなど、田代にはきっと赤子の手をひねるようなものだろうから。
ちなみに、検察審査会に関しては、かの森友事件の虚偽公文書作成︵佐川理財局長らが被疑者︶も、2018年6月13日の申立の審査結果が2019年3月29日に出るという、これまた議決に9ヶ月もかかっていることにも注意してもらいたい。
何度も言うが、起訴議決が出そうな流れになると議決を引き延ばして、審査員を何度も入れ替えることで、議論の誘導をすることはシステム的に可能だし、とにかく4人が反対すれば、不起訴不当止まりで幕引きができる。
また、黒川弘務麻雀賭博事件でそうだったように、仮に起訴相当が出たとしても、2回の起訴相当が出ると強制起訴+裁判になってしまうので、1回の起訴相当が出た段階で、略式起訴して、罰金刑で終わらせたという実例もある。
現在の自民党裏金事件で、検察審査会に期待している人も多いと思うが、検察審査会法も検察審査会というシステムも、かくも穴だらけなのである。ここに透明性がない限り、立法府の腐敗と司法の闇が解消されることはない。
田代がまったく虚偽の報告書を作ったのは明らかであり、それが﹁勘違い﹂のレベルではないことは、流出した証拠文書を見たら明らかだった。何より、裁判所がその事実を明白に認めていた。
いくら膿を出すのを嫌ったとはいえ、これだけ明らか、かつ、悪質な犯罪をしでかした田代を不起訴にした検察も検察だったが、だからこそ、検察審査会で起訴議決が出るのではないかとメディアも思ったわけだ。 ところがここで、奇妙なことが起こったの。
検察審査会は、11人の審査員で構成される。 その審査員は、選挙人名簿から﹁くじ引きソフト﹂で、無作為で選ばれることになっている。 そして、3ヶ月毎に半数が入れ替わる。 つまり、6ヶ月で全員が入れ替わる。
審査員の任期は﹁期間﹂で決まっており、案件で決まることはない。
そして、田代虚偽報告書事件の申立は、東京第一検察審査会に2012年8月23日に受理された。 議決が出たのは2013年4月19日だった。 結果は不起訴不当だった。
不起訴不当の場合、検察は再捜査を行うというのが制度上の仕組みだが、この場合、検察は再度の不起訴を出して幕引きにするのは火を見るより明らかだった。
検察審査員の審査は、警察や検察の捜査は違う。検察から提出された証拠と申立側の出した申立書と証拠を突き合わせて、審査員が議論をする。 先に述べたように、3ヶ月で審査員が半分入れ替わるので、そのたびに、新たに入った審査員には一から、事件の概要の説明や資料の読解が求められる。なので、長期間審議すること・イコール・深い審議をすることにはなり得ない。むしろ、3ヶ月で審査を終えないと、また、一からやり直しになってしまうわけだ。
わかりますね。にもかかわらず、この審査には、8ヶ月がかけられた、つまり、審査員は、審査の間に全員そっくり入れ替わっていたのである。 しかも、驚愕の事実も明らかになった。中立の立場で︵素人である審査員に︶法律的な助言をするだけのはずの審査補助員に、なぜか、元検察高官のヤメ検弁護士......しかも、本来なら懲戒免職に相当する不祥事を起こしておきながら、温情処分で自己退職で済ませてもらったという人物、が就任していたのである。 なぜ、検察が裁かれている事件の審査補助員に、中立性のかけらもない元検事正が選ばれたのか? この問題については、ジャーナリストの江川紹子氏や今西憲之氏も当然の疑問を呈しておられるので、興味のある方は、こちらの記事をどうぞ。
江川紹子‥検察審査会議決の不透明・補助弁護士はワケあり元検察幹部 https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/51c4a283b35d95b55892c490266f45718bd89bdd
いまにしのりゆき‥検察審査会の補助弁護人はあきまへんで! http://www.imanishinoriyuki.jp/archives/27052931.html
この﹁検察に恩義のある﹂補助弁護士が誘導に誘導を重ね、起訴議決が出そうになると議決を引き延ばし、審査員を入れ替え、起訴議決を回避したのではないか、と疑われても仕方がないだろう。
さらに言うと、この﹁くじ引きソフト﹂には、奇妙な仕様がある。開示請求で入手されたこの﹁くじ引きソフト﹂のマニュアルを精読すると、ありえない機能が存在するのである。 マイクロソフト Visual BASICを開発言語とするこのソフト、単に選挙人名簿を入力して、無作為に単純なくじ引きで審査員を選び出すという単純な代物に数千万円がかけられているのはともかくとして、選挙人名簿からの取り込みデータがエディタ等で加工可能な形式のファイルとなっている。なので、取り込み時にデータに意図的にデータを削除することが簡単にできる。 さらに問題なのは、抽選で選出された審査員候補者を除外︵削除︶する機能があるが、その理由を確認出来ないし、除外した記録も残さないシステムになっている。 検察審査会の審査員の抽選に事務局の意図的な介入があった場合、これを判断する方法がない。逆の言い方をすると検察審査会の審査員の抽選に際して事務局の意図的な介入を容認することが可能なシステムとなっているのだ。
というか、単純なくじ引きソフトに、そもそもそのような機能を搭載する理由もない。 なぜなら、1年の懲役又は禁錮以上の刑に処せられた人や自衛官、司法関係者、審査する事件の関係者は審査員になれないが、くじ引きで選ばれた審査員には、裁判所から質問票が届き、その時点で、資格があるかどうかを確認されるからだ。くじ引きの段階で、事務局が選ばれた人を敢えてこっそり除外する必要性は存在しない。 そのような、﹁あるはずのない機能﹂がわざわざついているソフトなのだ。
︵これを確認した複数のエンジニアが、この単純なソフトに数千万円が支払われたのは﹁口止め料﹂ではないかと言ったことは書いておこう。そして、このくじ引きソフトのマニュアルや仕様書は、不思議なことに、現在、不開示になっている︶
というわけで、審査員が全員入れ替わり、検察に恩義のある元検察高官が補助員をやった検察審査会で、わずか1票差で、田代は起訴議決を免れたのである。 ここに、このときの検察審査会の議決書も貼っておく。
田代政弘虚偽報告書事件 検察審査会議決書
議決書にははっきりと、﹁田代報告書に虚偽記載があったと言わざるを得ない﹂、田代の言い訳については、﹁一般常識に照らしても、記憶の混同を起訴づけるものとは言いがたい﹂﹁誤魔化していると評さざるを得ない﹂と書かれている。にもかかわらず、起訴議決にならなかったのは、4人の審査員が起訴議決に反対したからなのである。 まあ、このくじ引きソフトの謎機能を使えば、SNSなどの発言から﹁絶対起訴議決に手を上げそうな人﹂を排除しつつ、さらに、それでも起訴議決が出そうになれば、何度も審査員を入れ替えることは、実は簡単にできてしまう。
とにかく、田代はこうして、露骨な虚偽文書作成を、勘違いと言い通し、首の皮一枚で逃げ切ったのである。 その後、彼は、ごく軽い処分を受けて検察を辞め、三菱化学メディエンスの法務部で2年ほど務めたあと、弁護士登録して、晴れて弁護士となった。広島での公職選挙法違反の河井克行氏の弁護のほか、安倍派裏金事件でも、幹部の弁護士をやっている自民党御用達弁護士として活躍しているあたりにも、陸山会事件のうさんくさい闇が見えそうだ。
その田代が松本人志の弁護人というわけだ。
松本人志の件については、吉本が自社の顧問弁護士を出さず、他の著名な名誉毀損に強い弁護士︵弘中さんあたりかな︶からも断られたという話が出ている一方、松本が、どういう経緯で、芸能界には縁のなさそうな田代を代理人に選んだのか、いろいろ憶測も飛んでいるが、普通に考えて、松本人志のタニマチの自民党関係者から紹介を受けたと考えるのが、もっともありそうな話だろう。
とはいえ、名誉毀損裁判では、かなり悪質で事実無根の内容であったとしても、認められる賠償額はせいぜい数百万円だ。
しかも、性加害の場合、性行為自体があったなら、そこに同意があったかどうかは主観の問題と言える。松本人志からすれば強要したつもりはなかったとしても、相手女性からすれば、とてもノーと言えない状態にされていたなら、不同意性交は成立する。まして﹁被害者﹂が複数いるとなれば、これは女性とのコミュニケーションの齟齬や誤解、あるいは女性側の一方的な言いがかりというには無理があるだろう。 まともな弁護士なら勝ち目はないとみなし、仮に受任するのであれば、示談にして女性に対してできるだけ誠意ある対応を取ることで、幕引きを図ることを試みるというのが普通だろう。
にもかかわらず、5億5千万という途方もない金額で、松本人志は提訴した。というか、田代がこれを受けた。 このアホみたいな金額は、﹁売れっ子芸能人﹂松本人志が仕事を休まざるを得なかった賠償ということらしいが、この金額が賠償として通ることは絶対にあり得ないし、むしろ、恫喝︵スラップ︶訴訟と見做されれば、松本の評判を一層落としかねないことは、弁護士なら誰でもわかっているはずである。 にもかかわらず、田代は受けた。
請求額が5億5000万なら、弁護士の着手金として、かなりの高額を要求したのだろうね。負けたところで、弁護士自身は痛くもかゆくもない。法律に疎いであろう﹁裸の王様﹂の芸能人を言いくるめ、焚きつけることなど、田代にはきっと赤子の手をひねるようなものだろうから。
ちなみに、検察審査会に関しては、かの森友事件の虚偽公文書作成︵佐川理財局長らが被疑者︶も、2018年6月13日の申立の審査結果が2019年3月29日に出るという、これまた議決に9ヶ月もかかっていることにも注意してもらいたい。
何度も言うが、起訴議決が出そうな流れになると議決を引き延ばして、審査員を何度も入れ替えることで、議論の誘導をすることはシステム的に可能だし、とにかく4人が反対すれば、不起訴不当止まりで幕引きができる。
また、黒川弘務麻雀賭博事件でそうだったように、仮に起訴相当が出たとしても、2回の起訴相当が出ると強制起訴+裁判になってしまうので、1回の起訴相当が出た段階で、略式起訴して、罰金刑で終わらせたという実例もある。
現在の自民党裏金事件で、検察審査会に期待している人も多いと思うが、検察審査会法も検察審査会というシステムも、かくも穴だらけなのである。ここに透明性がない限り、立法府の腐敗と司法の闇が解消されることはない。