横浜みなとみらい21
横浜みなとみらい21 | |
---|---|
横浜市の整備・開発地区 | |
![]() 北仲通地区から見た横浜みなとみらい21地区(2021年) | |
北緯35度27分44.14秒 東経139度37分56.06秒 / 北緯35.4622611度 東経139.6322389度 | |
国 |
![]() |
都道府県 |
![]() |
市町村 |
![]() |
区 | 西区・中区 |
面積 | |
• 合計 | 1.86 km2 |
人口 | |
• 合計 | 10,000人 |
• 密度 | 5,400人/km2 |
市外局番 | 045(横浜MA)[2] |
事業所数 | 1,820社[1] |
来街者数 | 8,340万人[1] |
市税収入 | 170億円[1] |
ウェブサイト |
minatomirai21 |
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/d/d2/070203_MM21%26FUJI.jpg/280px-070203_MM21%26FUJI.jpg)
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/9/95/The_night_view_of_Minato_Mirai_21.jpg/280px-The_night_view_of_Minato_Mirai_21.jpg)
概要
編集事業計画と着工までの経緯
編集都市計画
編集開発の進展
編集歴史・今後の予定
編集1960-1980年代
編集![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/b/bd/Yokohama_MM21_Cornerstone_01.jpg/220px-Yokohama_MM21_Cornerstone_01.jpg)
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/b/b1/Nipponmaru.jpg/220px-Nipponmaru.jpg)
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/2/25/Yokohama_Bay_Bridge.jpg/220px-Yokohama_Bay_Bridge.jpg)
1990年代
編集![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/f/f6/Yokohama-Landmark-Tower-00.jpg/220px-Yokohama-Landmark-Tower-00.jpg)
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/ja/thumb/9/94/640px-MM-YOYO_%28objet_d%27art%29_1.jpg/220px-640px-MM-YOYO_%28objet_d%27art%29_1.jpg)
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/8/82/Cosmo_Clock_21_at_night.jpg/220px-Cosmo_Clock_21_at_night.jpg)
2000年代
編集![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/3/32/Yokohama-Minatomirai-Y500.jpg/220px-Yokohama-Minatomirai-Y500.jpg)
2010年代
編集![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/8/86/Kinoshita-circus_in_Yokohama_2017.jpg/220px-Kinoshita-circus_in_Yokohama_2017.jpg)
2020年代
編集![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/b/b5/NISSAN_PAVILION_Yokohama.jpg/220px-NISSAN_PAVILION_Yokohama.jpg)
中止となった開発計画
編集施設
編集主な施設
編集商業施設・劇場・テーマパーク
編集ヒューリックみなとみらい(左)
クイーンズスクエア横浜(右)
日本丸メモリアルパーク(下)
- 横浜ランドマークタワー
- クイーンズスクエア横浜
- みなとみらい東急スクエア(クイーンズイーストと[アット!]を2017年10月に統合)[126][127][128][129]
- MARK IS みなとみらい
- 食品館 まいにちマルシェ
- ボーネルンドあそびのせかい
- 東京ガス横浜ショールーム(食や創エネに関する体験コーナーも併設)
- ローソン・ユナイテッドシネマ STYLE-S みなとみらい(映画館/2024年4月開業)
- 過去:Orbi Yokohama(大自然体感型ミュージアム・エンターテインメント施設、2020年12月閉館)→ Moff animal world (モフ アニマルワールド)(屋内型アニマルテーマパーク、2021年4月27日より約1年間期間限定オープン)[229]
- ヒューリックみなとみらい(旧名称:TOCみなとみらい〈2017年12月に改称〉)[230]
- 横浜ワールドポーターズ
- イオンシネマみなとみらい(旧ワーナー・マイカル・シネマズ系)(映画館)
- クロスゲート (CROSS GATE)
- みなとみらいグランドセントラルタワー
- MMテラス(1-2階、飲食店街)
- 横浜アイマークプレイス
- スターバックス
- ガスト(ファミリーレストラン)
- バーミヤン(ファミリーレストラン)
- 海鮮問屋 お魚どうらく
- PRYME GALLERY みなとみらい(暫定施設)[91][92][93]
- LIVINGTOWN みなとみらい(暫定施設)[192]
- M.M.MID SQUARE(集合住宅)低層部
- TSUTAYA 横浜みなとみらい店
- スターバックス(TSUTAYA併設)
- kino cinéma (キノシネマ) 横浜みなとみらい(ミニシアター、TSUTAYAの2階部分に2019年4月開業)[135][136]
- Brillia Grande MM(集合住宅)低層部"Filmee"
- オーケー本社ビル
- PRYME COAST みなとみらい(岡田ビルによる59街区複合高層ビル)
- コンビニなど商業店舗も入居
- 横浜三井ビルディング低層部"テツモポート"(商業文化ゾーン)
- 京急グループ本社低層部
- 横濱ゲートタワー[175]
- コニカミノルタプラネタリアYOKOHAMA(プラネタリウム、2022年3月開業)を併設[177]
- 横浜シンフォステージ
- 大和ハウス工業などによる52街区複合開発(2027年5月完成予定)
- ゲームアートミュージアムを同年7月に開設予定
- ベルジャヤ・コーポレーションなどによる62街区複合施設[210](2028年9月完成予定)
- 水族館を低層部に設置予定
- レストランやスパ・プールなども設置予定
- 60・61街区複合施設「Linkage Terrace」内の商業施設(2029年2月完成予定)[208]
- 村田製作所みなとみらいイノベーションセンター
- Mulabo!(科学体験施設、2020年12月開設)[240]
- LG YOKOHAMA INNOVATION CENTER
- YUMESAKI GALLERY(エンターテインメント・体験型施設、2022年3月開設)[241]
- 富士フイルムビジネスイノベーション横浜みなとみらい事業所 (R&Dスクエア)
- Green Park FLOOP(体験型施設、2024年6月開設)[242]
- 横浜スカイビル(横浜駅東口地区)
- スカイスパ(サウナ・温浴施設)
- よこはまコスモワールド(レジャー施設、暫定施設)
- 観覧車「コスモクロック21」
- 横浜アンパンマンこどもミュージアム(48街区から61街区へ2019年7月移転[139])
- 横浜赤レンガ倉庫
- MARINE & WALK YOKOHAMA (マリン アンド ウォーク ヨコハマ)[109]
- 横浜ハンマーヘッド (YOKOHAMA HAMMERHEAD)[141][243]
- ハンマーヘッド SHOP&RESTAURANT(飲食店を中心に25店舗出店)[244]
- 横浜みなとみらい万葉倶楽部(日帰り温泉・宿泊施設)
- 安藤百福発明記念館 横浜(愛称:カップヌードルミュージアム 横浜)
オフィス・業務関連施設
編集![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/6/69/Nissan_Head_Office_2009.jpg/220px-Nissan_Head_Office_2009.jpg)
ホテル・宿泊施設
編集- 横浜ロイヤルパークホテル
- ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル
- インターコンチネンタル横浜Pier 8 (ピアエイト)(新港地区の客船ターミナル複合施設「横浜ハンマーヘッド」内のホテル)[144][249]
- 横浜桜木町ワシントンホテル(クロスゲート内)
- ニューオータニイン横浜プレミアム(ヒューリックみなとみらい内)
- 横浜ベイホテル東急(旧名称:パン パシフィックホテル横浜)
- 横浜東急REIホテル(ビジネスホテル、コーエーテクモゲームス本社オフィスとの47街区複合ビル「KTビル」内)
- 京急EXホテルみなとみらい横浜(横浜シンフォステージ内のホテル)
- ザ・スクエアホテル横浜みなとみらい(PRYME COAST みなとみらい内のホテル、旧ホテルビスタプレミオ横浜[みなとみらい]を改装利用し2021年12月開業)[250][251]
- 三井ガーデンホテル横浜みなとみらいプレミア(横浜コネクトスクエア内のホテル)
- ウェスティンホテル横浜/長期滞在型ホテル「The Apartment Bay YOKOHAMA」(積水ハウスによる44街区複合ビル内)
- ヒルトン横浜(ケン・コーポレーションによる音楽アリーナ「Kアリーナ横浜」の隣接ホテル)[190][191]
- 60・61街区複合施設「Linkage Terrace」内のホテル(2029年2月完成予定)[208]
- ベルジャヤ・コーポレーションなどによる62街区複合施設内にグローバルラグジュアリーホテルを開業(フォーシーズンズ・ホテルズ&リゾーツなどのブランドを誘致、2028年9月完成予定)[210]
- パシフィコ横浜ノース隣接ホテル(20街区)
- 会員制リゾートホテル「横浜ベイコート倶楽部 ホテル&スパリゾート」
- 一般高級ホテル「ザ・カハラ・ホテル&リゾート 横浜」(ハワイ州オアフ島のホテルブランド「ザ・カハラ・ホテル&リゾート」の世界展開第一号)
- ナビオス横浜(横浜国際船員センター)
公園・緑地・遊歩道
編集![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/1/14/Hammerhead_Park_01c.jpg/220px-Hammerhead_Park_01c.jpg)
桟橋・船乗り場・客船ターミナル
編集- ぷかりさん橋
- 臨港パーク北東先端部の桟橋(2025年度完成予定)[204][205]
- 62街区開発(2028年9月完成予定)で護岸に桟橋を整備予定
- ピア日本丸
- ピア運河パーク
- ピア赤レンガ(桟橋)
- ピア象の鼻(桟橋)
- 新港ふ頭客船ターミナル(新港地区の複合施設「横浜ハンマーヘッド」[141]内の客船施設)[143][144][243]
- 新港ふ頭さん橋(上記施設の南東側〈新港埠頭8号岸壁側〉に設置)
展示場・芸術・文化・スポーツ施設等
編集- 横浜国際平和会議場(通称:パシフィコ横浜)
- 横浜みなとみらい国際コンベンションセンター(通称:パシフィコ横浜ノース、パシフィコ横浜の拡張を目的とした新展示場)[157]
- 横浜美術館
- 横浜みなとみらいホール
- 横浜みなと博物館
- 海外移住資料館(JICA横浜国際センター内2階)
- 三菱みなとみらい技術館(三菱重工横浜ビル低層部)
- 安藤百福発明記念館 横浜(愛称:カップヌードルミュージアム 横浜)
- 原鉄道模型博物館(横浜三井ビルディング2階)
- ゲームアートミュージアム(大和ハウス工業などによる52街区複合開発の南側区画、2027年7月開設予定)
- 60・61街区複合施設「Linkage Terrace」内のミュージアム(2029年2月完成予定)[208]
- ヤマハミュージック横浜みなとみらい(横浜シンフォステージウエストタワー内〈1-3階〉のヤマハ体験型ブランドショップ、2024年6月開設)[237]
- 京急ミュージアム(デハ230形などを展示、京急グループ本社1階に2020年1月開設)[234]
- S/PARK Museum(資生堂グローバルイノベーションセンター2階)
- Mulabo! (ムラーボ!)(村田製作所みなとみらいイノベーションセンター内〈1-2階〉の科学体験施設、2020年12月開設)[240]
- YUMESAKI GALLERY (ユメサキギャラリー)(LG YOKOHAMA INNOVATION CENTER内のエンターテインメント・体験型施設、2022年3月開設)[241]
- Green Park FLOOP(富士フイルムビジネスイノベーション横浜みなとみらい事業所 (R&Dスクエア) 内〈3階〉の体験型施設、2024年6月開設)[242]
- 首都高MMパーク(首都高速道路神奈川局内〈1-2階〉の無料展示スペース、2021年6月開設)[258]
- 海上保安資料館 横浜館(九州南西海域工作船事件における北朝鮮の工作船展示館)
音楽ホール・アリーナ・ライブハウス
編集- パシフィコ横浜・国立大ホール(収容人数約5,000人/1994年開館)
- 横浜みなとみらいホール(大ホール:収容人数2,020人/1998年開館)
- ランドマークホール(収容人数510人/音楽コンサートを核とした施設として2018年リニューアル)[259]
- Kアリーナ横浜(収容人数2万人規模/ケン・コーポレーション音楽専用アリーナ/60・61街区にて2023年9月開業)[188][190][191][260]
- ぴあアリーナMM(収容人数1万人規模/38街区にて2020年7月開業)[260][261][262](30年間の定期借地[156])
- ライブハウス型ホール「KT Zepp Yokohama」(収容人数約2,000人/47街区〈KTビル併設〉にて2020年3月開業)[260]
- 横浜みなとみらいブロンテ ライブ (Bronth.LIVE)(収容人数約350人/旧ブリリア・ショートショートシアターを改装利用し2019年7月開設)[232][233]
- XLV Bayside Motion (ベイサイドモーション)(「横浜ハンマーヘッド」内のエンターテイメント・スペース、2019年10月開設、2023年1月閉店)[263][264]
自動車ショールーム
編集![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/f/ff/Audi_Minato_Mirai_02.jpg/220px-Audi_Minato_Mirai_02.jpg)
結婚式場
編集- MARINE & WALK YOKOHAMA[109]
- ウェディングゲストハウス「BAYSIDE GEIHINKAN VERANDA minatomirai (ベイサイド ゲイヒンカン ヴェランダ ミナトミライ)」[289][290]
- (旧GENTO YOKOHAMAの併設施設「ベイサイド迎賓館・ベイサイドガーデンクラブ」を運営していたテイクアンドギヴ・ニーズ (T&G) による)
- グランドオリエンタルみなとみらい(カフェ&レストラン・アートギャラリーを併設)[291][292]
- アニヴェルセル みなとみらい横浜(30年間の定期借地[88])
- 県民共済プラザビル
- 結婚式場メルヴェーユ(神奈川県民共済生活協同組合の組合員が利用できる結婚式場)
病院・警察・庁舎・郵便局・学校
編集- けいゆう病院
- 神奈川県警察みなとみらい分庁舎
- 建物内1階:戸部警察署みなとみらい交番
- よこはま新港合同庁舎
- 横浜桜木郵便局
- 神奈川大学みなとみらいキャンパス(2021年4月開設)
- 図書館(一般市民も利用可)なども設置
- みなとみらい学園 横浜歯科医療専門学校(旧:鶴見歯科学園)
- 60・61街区複合施設「Linkage Terrace」内西棟の専門学校(運営:学校法人岩崎学園、2028年8月完成予定)[208]
- 横浜市立みなとみらい本町小学校(本町小学校から分離新設、2018年度より期間限定開校[注 14])[67]
歴史的建造物
編集- 横浜赤レンガ倉庫
- ハンマーヘッドクレーンの遺構
- 日本丸展示ドック(重要文化財:旧横浜船渠株式会社第一号船渠、2000年指定)
- ドックヤードガーデン(重要文化財:旧横浜船渠株式会社第二号船渠、1997年指定)
- 汽車道
街区別施設一覧
編集新港地区(1-17街区)
編集街区 | 内容 | 備考 | |
---|---|---|---|
1街区 | 横浜海上防災基地(海上保安庁第三管区海上保安本部)
|
陸上施設:1995年4月供用 海上施設:1996年3月供用 | |
2街区 | 横浜赤レンガ倉庫 (2007年に近代化産業遺産認定)
|
2002年4月開業(文化・商業施設) (2022年12月リニューアル開業予定) | |
赤レンガパーク | 2002年4月開園 | ||
ピア赤レンガ桟橋(船乗り場/シーバス乗り場) | 2004年3月供用 | ||
3街区 | 象の鼻パーク
|
2009年6月開園 | |
4街区 | MARINE & WALK YOKOHAMA (マリン アンド ウォーク ヨコハマ)[109][307][308][309] (事業者:三菱商事都市開発/施工:鹿島建設)
2階建て︵結婚式場は5階建て︶の低層分棟方式・ライフスタイル提案型の商業施設として計画され、2016年3月4日に開業。
●ストリートスケープ型オープンモール
●アパレル、雑貨、カフェなど24店舗が入居[108][307][310]。
●ウェディングゲストハウス﹁BAYSIDE GEIHINKAN VERANDA minatomirai (ベイサイド ゲイヒンカン ヴェランダ ミナトミライ)﹂[289][290]
●全フロア完全貸切り型の結婚式場の他に、1階にはレストラン﹁Pie Holi﹂も入居[307]。
︵旧GENTO YOKOHAMAの併設施設﹁ベイサイド迎賓館・ベイサイドガーデンクラブ﹂を運営していたテイクアンドギヴ・ニーズ (T&G) による︶
︵過去‥開発が行われる以前は新港地区第4街区臨時駐車場 (一般車・バス) となっていた︶
︵過去‥委託事業者倒産でWホテル進出中止[228]︶
|
2014年11月着工[311] 2016年3月開業[307] | |
5街区 | ハンマーヘッドパーク[12][144]
(下記客船施設ともデッキで接続[144]) |
2020年8月開園 | |
6-1街区 | 横浜ハンマーヘッド(YOKOHAMA HAMMERHEAD/客船ターミナル複合施設)[141][144][312][313] 〈YOKOHAMA HAMMERHEAD PROJECT (ヨコハマ ハンマーヘッド プロジェクト)〉[313]
(当施設への動線および臨海部の回遊性向上を目的として、新港サークルウォークから当施設まで接続する歩行者デッキ「ハンマーヘッドウォーク」を整備し2024年3月開通[316]) |
2018年6月着工[313] 2019年10月開業[143][144] (定期借地権を設定[142]) | |
新港ふ頭さん橋(船乗り場/シーバス乗り場) | 2020年9月供用 (シーバス:2022年4月定期航路開始) | ||
6-2街区 | 暫定駐車場/緑地化予定[12] (新港ふ頭客船ターミナルの駐車場・車両待機場として一時利用する方針) |
暫定施設 (客船ターミナル関連一時利用) | |
7街区 | 暫定駐車場/緑地兼駐車場整備予定(国際大通りを挟み新港中央広場の拡張[318])[12][319][320] (新港ふ頭客船ターミナルの駐車場・寄港時バス待機場として、敷地の一部を一時利用する方針)
(開国博Y150では「トゥモローパーク」の会場となった) |
暫定施設 (客船ターミナル関連一時利用) | |
8街区 | 新港中央広場(汽車道と赤レンガ倉庫を結ぶ公共緑地広場)[12]
(上記客船ターミナルへの動線および臨海部の回遊性向上を目的として、当街区付近に新港サークルウォークのエスカレーターを設置〈2020年度整備〉している[52][322][323]) |
2005年6月開園 | |
9街区 | よこはま新港合同庁舎(管轄:国土交通省関東地方整備局) 〈国の出先機関(15機関)[注 28]を集約した新たな合同庁舎[185][186][324][325][326]〉
現在は国の機関が横浜地方合同庁舎︵既存︶や横浜第二港湾合同庁舎など市内の建物に分散しているが、建物の老朽化に加え執務スペース不足などの課題もあることから当地への移転集約が計画されている[185][186][324][325][326]。
●移転の対象となるのは東京国税局横浜中税務署や横浜公共職業安定所など15機関を予定[185][186][324][325][326][327][328][329][330]。なおこの15機関の中には、横浜市の要望にある59街区・国土交通省関東地方整備局京浜港湾事務所の移転も含まれる[185][325][326][327][328][330]。
●横浜税関新港分関および横浜第一港湾合同庁舎等の敷地を再開発し[186]、7階建て[注29]︵高さ約35m︶の建物︵合同庁舎︶を整備する方針[324][326]。
●2018年4月より入札を実施し[186][333]、同年12月に事業者︵PFI‥BTO方式[注30][333]︶を決定した。事業者には戸田建設を代表とするグループ︵後に特別目的会社としてヨコハマしんこうパートナーズ株式会社設立[334]︶が選ばれている[335]。
●合同庁舎の機能だけでなく、建物の一部を収益施設とする方針[186]︵売店や食堂のほか、協力企業にファミリーマートが入っておりコンビニも出店予定[327][328][330]︶。
●敷地の一部に広場を設けるほか、建物内を貫く動線の確保や水際線プロムナード沿いの建物2階に憩いの空間として﹁しんこうデッキ﹂も整備する方針[327][328][330]。
●上記再開発に向けて、2019年6月より既存建物の解体工事を実施している。
●2020年2月、発見された埋蔵文化財の発掘調査を実施するため事業者のヨコハマしんこうパートナーズが横浜市に開発事業計画廃止届[336]を提出し、現地にも﹁開発事業の廃止のお知らせ﹂が掲示された[337][注31]。しかし、工期に影響はなく予定通り同年9月に着工︵設計‥梓設計、施工‥戸田建設︶している[329][330]。
︵過去‥横浜税関新港分関庁舎および横浜第一港湾合同庁舎の建物があった︶
︵過去‥敷地の一部には時間貸し駐車場︵コインパーキングのPEN・タイムズ︶および赤レンガパーク臨時駐輪場もあったが、2018年2月に閉鎖された[339]︶
|
2020年9月着工[328][329][330] (2021年2月本着工) 2023年3月竣工[328][329][330] (同年5月開業[340]) [注 32] | |
10街区 | カップヌードルミュージアムパーク(旧名称:新港パーク)[注 25]
(国際橋より海側〈ぷかりさん橋手前 (18街区) との間〉に新たな人道橋「女神橋」を2020年度に架橋[144][323][341][342][343][344]) |
2001年4月開園 | |
11-1街区 | JICA横浜(横浜センター〈旧:横浜国際センター〉/赤レンガ国際館)[345]
|
2002年12月開設 | |
11-2街区 | 安藤百福発明記念館 横浜(カップヌードルミュージアム 横浜) (事業者:日清食品ホールディングス) |
2011年9月開業 | |
グランドオリエンタルみなとみらい (大型チャペルなどブライダル関連複合施設、事業者:ブライダル・プロデュース)[291][292] |
2013年11月開業 | ||
Audi みなとみらい (カフェ併設の自動車ショールーム等関連施設、事業者:アウディジャパン) |
2013年8月開業 | ||
11-3街区 | 横浜みなとみらい万葉倶楽部(日帰り温泉・宿泊施設) | 2005年6月開業 | |
12,14街区 | 横浜ワールドポーターズ
|
1999年9月開業 | |
13街区 | ナビオス横浜(横浜国際船員センター) | 1999年10月開業 | |
15街区 | よこはまコスモワールド
|
1999年3月開園(15街区側) 暫定施設[340][11][12] (所有:横浜市) | |
16街区 | アニヴェルセル みなとみらい横浜 (ブライダル関連施設、事業者:アニヴェルセル)
(景観問題により、外観や高さなどの変更が行われた[350][351]) |
2014年2月開業[353] (30年間の定期借地[88]) (所有:横浜市) | |
17街区 | 運河パーク/プロムナード「汽車道」
|
汽車道:1997年7月開通 運河パーク:1999年9月開園 |
中央地区(18-67街区)
編集18-25街区(みなとみらい駅方面)
編集街区 | 内容 | 備考 | |
---|---|---|---|
18,22街区 | 横浜国際平和会議場(パシフィコ横浜)
|
1988年12月着工 会議センター:1991年7月開業 ホテル:同年8月開業 展示ホール:同年10月開業 国立大ホール:1994年4月開業 | |
ぷかりさん橋
(2018年、「よこはま・みなとみらい海の駅」として海の駅に認定[354]) |
1991年11月供用 | ||
19街区 | 臨港パーク | 1989年3月開園 (一部供用開始) | |
20街区 | 横浜みなとみらい国際コンベンションセンター(パシフィコ横浜ノース〈新展示場〉)[157][158][159][333][357] 〈みなとみらい21中央地区20街区MICE施設整備事業〉
稼働率が限界に近づいているパシフィコ横浜の拡張およびMICE機能[注24]を拡充するため、新たなコンベンション施設︵新展示場︶をパシフィコ横浜の隣接地である20街区に開発︵※パシフィコ横浜とはペデストリアンデッキで接続し、一体的に運用される︶[358]。2020年4月に開業[357]。
※当街区は﹁パシフィコ横浜﹂に隣接していることから、稼働率が限界に近づく展示場などの拡張とホテルの新設を計画[160][213][214][215]。民間資金を活用するPFI事業とし、施設の建設・維持管理を行う事業者については入札を行い竹中工務店が選定された︵2015年12月契約締結︶[161][359]。
※なお、運営事業者については既存施設︵パシフィコ横浜︶の運営も行う横浜国際平和会議場が選定されている[358][360]。
︵過去‥ナムコおよび日活が経済的な理由の他、労働組合の反発等もあって当街区での開発を中止︶
|
2017年8月着工[361] 2020年4月開業 (所有:横浜市) | |
会員制リゾートホテル「横浜ベイコート倶楽部 ホテル&スパリゾート」 / 一般高級ホテル「ザ・カハラ・ホテル&リゾート 横浜」
新展示場の隣接地(同街区内)には、リゾートトラストが会員制リゾートホテル「横浜ベイコート倶楽部 ホテル&スパリゾート」および一般高級ホテル「ザ・カハラ・ホテル&リゾート 横浜」(ハワイ州オアフ島のホテルブランド「ザ・カハラ・ホテル&リゾート」の世界展開第一号)を開発。2020年9月に開業[362][363]。 |
2017年9月着工[364] 2020年4月竣工 (同年9月開業) (所有:横浜市) | ||
21街区 | 内貿バース(耐震バース・耐震強化岸壁)
|
大規模災害発生時に緊急物資や被災者の海上輸送基地として利用 | |
23街区 | よこはまコスモワールド (コスモワールドの当街区敷地にて、日本丸メモリアルパークの拡張計画あり) |
1990年8月開園(23街区側) (1999年3月リニューアル再開園) 暫定施設 (所有:横浜市) | |
日本丸メモリアルパーク | 1985年4月開園 (一部供用開始) <横浜みなと博物館> 1989年3月開館(横浜博覧会開幕時) 2009年4月現名称で再開館 (2022年6月リニューアル開館) | ||
24街区 | クイーンズスクエア横浜 | クイーンモール(低層部メインストリート) | 1997年7月供用 |
クイーンズサークル(建物内1階、イベントフロア) | |||
クイーンズパーク(クイーンズスクエア前広場) | |||
ショッピングフロア | 2017年10月開業 ([アット!]:1997年7月開業) (よこはま東急百貨店:同年9月開業) | ||
クイーンズタワーA
(地上36階・地下5階、高さ約172m[367])
|
1997年7月開業 | ||
クイーンズタワーB
(地上28階・地下5階、高さ約138m[367])
| |||
クイーンズタワーC
(地上21階・地下5階、高さ約109m[367]) | |||
横浜ベイホテル東急(旧名称:パン パシフィックホテル横浜) | 1997年8月開業 | ||
横浜みなとみらいホール(建物内1階) | 1998年6月開館 (2022年10月リニューアル開館) | ||
みなとみらいギャラリー(建物内2階) | |||
みなとみらい駅(建物内地下3階で直結) | 2004年2月開業 | ||
地域冷暖房システム第2プラント(クイーンズタワーA地下4-5階、事業者:みなとみらい21熱供給) | 1997年6月竣工 | ||
25街区 | 横浜ランドマーク | 横浜ランドマークタワー
(事業者:三菱地所)
|
1990年3月着工 1993年7月開業 (ホテル:同年9月開業) |
ランドマークプラザ(ショッピングモール)
|
1993年7月開業 | ||
ドックヤードガーデン(重要文化財:旧横浜船渠株式会社第二号船渠、1997年指定) | 1993年7月供用 | ||
三菱地所のレジデンスクラブラウンジ「みなとみらいイベントスクエア」[368]
(ランドマークタワー二期棟建設予定地[114][115][304][371]) |
暫定施設 (所有:三菱地所[114][304]) (ランドマークタワー二期棟の開発時期等詳細については不明) |
26-31街区(桜木町駅方面)
編集街区 | 内容 | 備考 | |
---|---|---|---|
26街区 | クロスゲート (CROSS GATE)
(地上25階・地下2階、高さ約100m[372]) |
1998年4月着工 2000年10月開業 | |
27街区 | 横浜桜木郵便局 | 1997年4月移転開局 | |
富士ソフト本社ビル
(地上21階・地下2階、高さ約105m[372]) |
2004年4月開業 | ||
28街区 | ヒューリックみなとみらい(旧名称:TOCみなとみらい〈2017年12月に改称〉)[230] (事業者:テーオーシー)
|
2007年9月着工 2010年3月開業 | |
29街区 | 県民共済プラザビル(神奈川県民共済生活協同組合の本部を設置)
(地上14階・地下2階、高さ約70m[372])
|
2004年3月開業 | |
30街区 | 横浜銀行本店ビル
(地上28階・地下3階、高さ約152m[372]) |
1990年12月着工 1993年9月開業 | |
日石横浜ビル
(地上30階・地下2階、高さ約133m[372]) |
1994年7月着工 1997年7月開業 | ||
31街区 | みなとみらい21クリーンセンター | 1988年4月着工 1991年5月開業 | |
みなとみらい21熱供給
|
1989年2月竣工 同年4月熱供給開始 |
32-38街区
編集街区 | 内容 | 備考 | |
---|---|---|---|
32街区 | けいゆう病院/ (別棟:けいゆうみらい館) |
1996年1月移転開院 | |
神奈川県警みなとみらい分庁舎
(国際大通り側に神奈川県警みなとみらい分庁舎が使用する暫定駐車場あり[11]) |
2000年3月開庁 | ||
オーシャンゲートみなとみらい(事務所棟)・ブランズタワーみなとみらい(集合住宅棟)からなる高層複合施設[121][122][123][注 33] (事業者:東急不動産/設計・施工:清水建設)
(UR都市機構が2013年3月25日に行った入札で同社が落札、土地を取得)[385] |
<ブランズタワーみなとみらい> 2014年10月着工[386] 2017年1月竣工[122] <オーシャンゲートみなとみらい> 2015年10月着工 2017年7月竣工[387] (同年12月開業) | ||
33街区 | みなとみらいビジネススクエア(オフィスビル・低層部商業施設)
(事業者:東京海上日動火災保険) |
2002年7月着工 2004年8月竣工 みなとみらい駅直結 | |
MMパークビル(オフィスビル・低層部商業施設・医療機関等)
(事業者:三菱地所) |
2006年5月着工 2007年12月竣工 みなとみらい駅直結 | ||
みなとみらいセンタービル(オフィスビル・低層部商業施設)
(事業者:オリックス、大和ハウス工業、ケン・コーポレーション) |
2007年9月着工 2010年5月竣工 みなとみらい駅直結 | ||
34街区 | MARK IS みなとみらい(大型商業施設) (土地所有・事業者:三菱地所) (地上6階・地下4階、高さ約37m[378]) <主要テナント>
|
2011年5月着工 2013年6月開業 みなとみらい駅直結 (駐車場:約900台収容) | |
35街区 | グランモール公園(美術の広場)[注 34] | 1991年12月一部開園 1999年11月全面開園 (2015年度〜2016年度リニューアル) | |
36街区 | 横浜美術館 | 1989年3月暫定開館(横浜博覧会のパビリオン) 同年11月正式開館 (2024年3月リニューアル開館[392][393]) | |
37街区 | (南区画)三菱重工横浜ビル (建物の規模:地上33階・地下2階、高さ151.9m/延床面積約100,900m2) (2017年3月にヒューリックが当ビルを取得しており[394]、その後、ケネディクスグループが組成するファンド等に組み入れられている[395][396]。なお、三菱重工グループは以降も賃借により入居を継続している[397]) |
1992年4月着工 1994年2月竣工 (同年6月開業) | |
(北区画)横浜コネクトスクエア 〈みなとみらい21中央地区37街区開発計画/MM37タワー(仮称)〉
︵設計‥鹿島建設・三菱地所設計、施工‥鹿島建設[184]︶
︵敷地面積‥約10,082m2、そのうち建築面積は約6,106m2︶
オフィス・ホテル・店舗を主とした複合高層ビル[184]。
ケネディクス・パナソニックホームズ・鹿島建設で構成される合同会社KRF48による三菱重工横浜ビル隣接地における開発計画。当計画は国土交通大臣の民間都市再生事業計画に認定されている[398]。
<フロア構成>[184]
︵建物の規模‥地上28階・地下1階[184]、高さ約146m[378]/延床面積約121,727m2︶
●低層部
●地下1階‥駐車場︵駐車台数254台︶
●1-2階‥商業施設
●フェラーリのショールーム﹁Nicole Competizione 横浜ショールーム﹂︵ディーラー‥ニコル・グループ︶
25街区の暫定施設より2023年10月23日に移転。
●3階‥オフィスサポート施設︵カンファレンスルーム・コワーキングスペースなど︶
●中層部︵4-18階︶‥オフィスエリア
●高層部︵20-27階︶‥ホテル﹁三井ガーデンホテル横浜みなとみらいプレミア﹂[399]
<広場・歩行者ネットワーク>
隣接する横浜美術館側︵東側︶に﹁アートプラザ﹂、みなとみらい大通り側︵南側︶にアートプラザへの動線︵通景︶を確保し建物のゲートにも当たる﹁ゲートプラザ﹂という2つの広場を設け、同美術館︵36街区︶と2020年3月に完成したぴあアリーナMM︵38街区、将来的に当ビルとペデストリアンデッキで接続予定︶を結ぶ﹁芸術と文化軸﹂︵歩行者動線・にぎわい空間︶を形成。この他、北側と西側にも広場を設ける計画となっている[184]。
<開発決定までの経緯>
﹁三菱重工横浜ビル#隣接地における計画﹂も参照
当地ではもともと三菱重工横浜ビルの二期棟計画があったが、当面延期となり住宅展示場の﹁横浜ホームコレクション﹂︵暫定施設︶が置かれてきた経緯がある。2013年に二期棟計画︵下記参照︶が再浮上したが、開発の着手までには至らなかった[400]。
その後、2017年3月にケネディクスが組成した特別目的会社・KRF48が土地を取得し、みなとみらい地区全体やIR法案等の状況も見据えた上で新規開発プロジェクトを模索することとなった[395][396]。同年11月にはパナソニックホームズ︵旧パナホーム︶および鹿島建設もKRF48に出資し開発プロジェクトに参画することとなり、開発計画の具体化に向けて大きく進展[401]。2018年5月に複合高層ビル︵上記︶の開発計画が公表された[184]。なお、横浜ホームコレクションは2019年7月末で営業を終了し[402]、翌8月より解体されている[403]。
︵過去‥当地では三菱重工横浜ビルの新たな二期棟計画が2013年に公表され、2015年の着工および2017年の竣工を目指すとしていた[404][405][406][407]が、未着工のままその後の進展がなく2017年3月までに白紙撤回となった︶
|
2020年4月着工[184][245] 2023年1月竣工[184][245] [注 35] | ||
38街区 | 今後開発予定地(最北部の区画)[11][114][304] (敷地面積:約5,200m2) |
開発内容等詳細は不明 (所有:三菱地所[114][304]) | |
ぴあアリーナMM[155][411] (敷地面積:38街区全体約19,700m2[114]のうち、約12,000m2 [155])
ぴあが収容客数1万人規模の大型コンサートアリーナ︵地上4階建て・高さ約32m、飲食店も入居[412]︶を開設[155][261]。同社はこれを機にホール・劇場運営事業に本格参入する[413]。
●当初は2020年4月25日の開業を予定していたが、新型コロナウイルスの感染拡大により全公演中止または延期され、同年7月10日に改めて正式開業となった[262]。
●民間企業単独による同規模のアリーナ建設・運営は日本国内初[155][414]。東京オリンピック開催︵※当初2020年夏に開催予定︶による大型ホール・会場不足問題への対策も兼ねている[155][412]。
●音楽コンサートをメインとするものの、公演のジャンルについては限定しない[414]。
●アーティストとの距離感や音響・照明環境の強化に加え、機材搬入の効率化なども考慮し新しいタイプの音楽アリーナを目指す[412][414]。
●周辺の集客施設およびエンターテインメント関連企業、横浜市と連携して地域の活性化にも取り組む[155][415]。
●みなとみらい大通りに面する2階部分にはペデストリアンデッキを設置し、下記の首都高神奈川局を経由して桜木町駅方面とも接続[416][417]︵この他、将来的にみなとみらい大通りの頭上を横切るようにデッキが分岐して、KRF48による37街区複合ビルにも接続予定。また、44街区︵ウェスティンホテル横浜︶方面にも延伸する計画がある[12][417]︶。
︵三菱地所が所有する土地を定期借地権︿営業期間‥30年[156]﹀で借り受け、佐藤工業の施工で建設[414]︶
︵過去‥暫定施設の中古車センター﹁日産カーパレス﹂と﹁トヨタジョイパーク﹂が2017年3月に閉鎖︶
︵過去には38街区にて、三菱地所による高さ180m級の高層オフィスビル計画も明らかになっている[418]︶
|
2017年12月着工[155] 2020年3月竣工[419] (30年間の定期借地[156]) (所有:三菱地所[114]) | ||
首都高速道路株式会社神奈川局(事務所・駐車所)[11][420][172] (敷地面積:約2,500m2/最南部の区画:首都高速神奈川1号横羽線みなとみらい出入口至近[420]) (建物の規模:地上10階、高さ47m[378]/基本設計:UG都市建築[420])
|
2019年4月着工[172] 2021年3月竣工[172] (同年4月開業) (土地売却か定期借地かは不明) (所有:三菱地所[114]) |
39-49街区
編集街区 | 内容 | 備考 | |
---|---|---|---|
39街区 | M.M.TOWERS(集合住宅)
(いずれも地上30階・地下1階、高さ99.9m[421]) |
THE West:2003年10月竣工 THE East:同年2月竣工 THE South:同年10月竣工 | |
40街区 | M.M.TOWERS FORESIS(集合住宅)
(いずれも地上30階・地下1階、高さ99.95m[422]) |
R棟:2007年3月竣工 L棟:2008年2月竣工 | |
41街区 | (北区画)横浜メディアタワー(上部に通信用タワー設置)
(地上22階・地下2階、高さ約105m〈通信用タワー込みの高さは約253m〉[423]) |
1997年5月開業 1999年5月開業 (通信用タワー:同年10月完成) | |
(南区画)みなとみらいミッドスクエア ザ・タワーレジデンス(M.M.MID SQUARE、集合住宅) (地上31階・地下1階、高さ99.95m) |
2007年6月竣工 | ||
42街区 | (北区画)リーフみなとみらい
(地上12階・地下4階、高さ約70m[423]) |
2002年4月着工 2004年4月開業 | |
(南区画)みなとみらいグランドセントラルタワー(オフィスビル・低層部商業施設)[注 36] (事業者:丸紅・三菱商事/施工:鹿島建設) (建物の規模:地上26階・地下2階、高さ123.6m)
|
2009年1月着工 2011年9月竣工 (2012年1月開業) | ||
43街区 | (北区画)神奈川大学みなとみらいキャンパス[426][427][428] (施工:竹中工務店[429]) (建物の規模:地上22階[429]・地下1階、高さ98.85m[427][430][431])
建物は22階建て高層棟と3階建て低層棟の2棟からなり[429]、以下のゾーンで構成される。
●1-3階︿交流ゾーン﹀‥ワールドビュッフェ︵多国籍料理︶や図書館、託児施設、多目的ホールなどを設け、一般市民にも開放する︵年間約10万人の来所者を想定︶[427][432][433][434]。
●6-20階︿教育・研究ゾーン﹀‥講義室や研究室など大学の関係施設が入る︵最大約5,000人の学生を想定︶[427][432]。
●外国語学部︵横浜キャンパス︶や経営学部︵湘南ひらつかキャンパス[428]︶といった国際系の学部を集約[428][432][433]。
●外国語学部国際文化交流学科と日本常民文化研究所をベースとした﹁国際日本学部﹂を新設[428][430][431][432][433]。
︵横浜市と平塚市に分散している教育施設を、将来的には横浜市内の2つのキャンパスに集約することも検討[428][432]︶
︵将来的にみなとみらい大通り側︿PRYME GALLERY みなとみらいとの境界西端付近﹀には、同道路を渡り44街区方面へのデッキを整備する計画がある[12][417][435]︶
︵過去‥CSKが本社ビルの建設を予定していたが[224]、業績悪化を理由に中止[225]︶
|
2018年10月着工[427][429] (起工式:同年7月30日実施[436][437]) 2020年11月竣工[427][429][438] (キャンパスは2021年4月開設[427][429]) | |
(南区画)PRYME GALLERY みなとみらい(プライムギャラリーみなとみらい)[注 37] (事業者:岡田ビル/施工:大成建設)
(過去:モリモトのオフィスビル「コンカードみなとみらい」(延床約7万m2、17階建て・高さ約85m) が開発中止) |
2013年6月新規着工 2014年4月開業 暫定施設(10年間契約)[93] (元所有:UR都市機構) (現所有:岡田不動産) | ||
44街区 | (北区画)LIVINGTOWN みなとみらい[192][440] エイトノットアンドカンパニーJVによる暮らし提案型暫定施設。一部区画を除き2023年9月に開業[441]。 (旧アルカエフの敷地〈約19,200m2[12]〉のうち、北側約9,604m2)[11][296][299][300]
(過去:暫定施設「アルカエフ」のテナントとしてファミリーレストランのジョナサンなどが運営されていた) |
暫定施設[299] (公募時点の借地期間は2020年7月1日から10年間の予定[300]) (所有:UR都市機構) | |
(南区画)ウェスティンホテル横浜・長期滞在型ホテル「The Apartment Bay YOKOHAMA」等複合ビル開発[179][443][444] 〈みなとみらい44街区計画(仮称)/建物名:みなとみらい44街区ビル[445]〉 (事業者:積水ハウス/設計:日本設計、施工:竹中工務店[446]) (旧アルカエフの敷地のうち、南側約9,604m2[298])
積水ハウスによる当地の複合ビル開発計画は、ウェスティンブランドのホテルと長期滞在型ホテル﹁The Apartment Bay YOKOHAMA﹂︵アパートメントベイ横浜︶をメインとした以下の施設︵2棟︶から構成される。
ホテル棟
︵建物の規模‥地上23階・塔屋1階、高さ約100m/延床面積約63,600m2︶
●ラグジュアリーホテル﹁ウェスティンホテル横浜﹂︵373室︿13-22階﹀[447]/運営‥マリオット・インターナショナル/2022年6月13日開業[注39]︶[448][449]
●ロビーラウンジは最上階の23階に配置[447]。
●長期滞在型ホテル﹁The Apartment Bay YOKOHAMA﹂︵201室︿6-12階﹀[447]/運営‥ケン・コーポレーション/2022年5月20日開業︶[450][451]
●この他、レストランやバー、バンケット、スパ、フィットネス、商業施設なども併設。
●1階にはPRYME GALLERY みなとみらい︵43街区︶より、﹁ポルシェセンターみなとみらい﹂︵ディーラー‥インプロブ︶が2022年5月20日に移転[275][276][277]。
駐車場棟︵タワーパーキング︶
︵建物の規模‥地上1階、高さ約28m/延床面積約2,500m2︶
●駐車台数は247台。
︵将来的にペデストリアンデッキにより、38街区のぴあアリーナMM方面︵さらにはその先の桜木町駅方面︶や47街区の村田製作所みなとみらいイノベーションセンター方面、43街区の神奈川大学みなとみらいキャンパス方面に接続する計画がある[12][417]︶
︵UR都市機構が2016年12月9日に行った入札で積水ハウスが落札し土地を取得[298]。1年後の2017年12月に土地の引渡しが実施された[452][453]︶
︵過去‥暫定施設﹁アルカエフ﹂のテナントとしてホームセンターのセキチューなどが運営されていた︶
|
2019年11月着工[179] 2022年2月竣工[454] (元所有:UR都市機構) | ||
45街区 | MUFGグローバルラーニングセンター[95][96][97][98] (事業者:三菱地所/設計:三菱地所設計、施工:竹中工務店[95][96])
(横浜ジャックモール跡地) |
2013年9月着工 2015年2月竣工 (同年4月開業) | |
上記区画外
|
暫定施設 [11] | ||
46街区 | (北西区画)横浜ブルーアベニュー[注 18](オフィスビル・低層部商業施設) (事業者:オーク・デベロップメント/施工:長谷工コーポレーション) |
2007年9月着工 2009年12月竣工 | |
(南西区画)横浜野村ビル (事業者:野村不動産・野村総合研究所/施工:清水建設) (建物の規模:地上17階、高さ89m[455][注 40])
|
2015年3月着工[116][注 41] 2017年1月竣工[462] (同年6月開業) | ||
(東区画)横浜アイマークプレイス[89][90] (オフィス・商業等複合、事業者:清水建設) (地上14階、高さ約65m[423])
(横浜ジャックモール跡地) |
2012年11月着工 2014年3月竣工[90] (同年5月開業) | ||
上記区画外(参照) | みなとみらい地区再開発計画の対象外[480] (中国美食のみ暫定施設 [11]) | ||
47街区 | (北区画)KTビル (コーエーテクモゲームス本社・東急REIホテル・Zeppライブハウス型ホール等複合ビル開発)[114][147][304][481]
︵事業者‥三菱地所︶
︵敷地面積‥約8,670m2、下記開発全体︵3棟︶延床面積‥36,713m2[482]︶
︵地上15階・地下1階、高さ約81m[423]︶
●コーエーテクモゲームス本社オフィスと横浜東急REIホテルなどからなる複合ビル︵15階建て/2020年1月完成︶[114][483]。
●1-8階‥同本社オフィスとして使用︵港北区から本社を移転︶。収容可能な従業員数は1,600人規模を想定[115][483]。
︵親会社のコーエーテクモホールディングスの移転も検討[483]︶
●9-15階‥東急ホテルズが展開するビジネスホテル﹁横浜東急REIホテル﹂︵客室約230室︶、2020年6月開業[151][152][483]。
︵MYプロパティおよびAKフォーチュンが取得しているホテル部分に出店する形をとる[148]︶
●上記複合ビルの隣にZeppホールネットワークが運営するライブハウス型ホール、﹁KT Zepp Yokohama﹂︵約2,000人収容︶も併設[148][149][150]。
●コーエーテクモホールディングスとZeppホールネットワークが業務提携を行い、共同展開していく[148][149][150]。2020年3月に開業したが、新型コロナウイルスの感染拡大により一部の無観客ライブを除き全公演中止または延期となっていた[419][484]。その後、同年7月3日にライブホールとしての営業を開始した[485]。
︵コーエーテクモホールディングスのコンテンツなど、同社のエンタテインメント事業におけるノウハウも活用した新しいスタイルのホールを目指す[148][149][150]︶
︵複合ビルと一体構造‥低層部のホール部分が張り出した一棟建物として建設[115]︶
︵三菱地所が開発し、完成後に本社オフィスとホール部分をコーエーテクモゲームスに譲渡[114]︶
︵過去‥オートバックスやPC DEPOT、西松屋、LIXILショールームが2016年10月まで所在[115]︶
︵オートバックスがサービスピットに使用していた49街区増設分の敷地にて暫定利用の計画あり︿49街区の欄を参照﹀︶
|
2017年12月着工[304] 2020年1月竣工[304] (同年3月開業) (元所有:三菱地所) | |
(南区画)村田製作所の研究開発拠点「みなとみらいイノベーションセンター」[166][167][168][486]
︵敷地面積‥約7,415m2[168]︶
︵建物の規模‥地上18階・地下2階・塔屋1階、高さ99.95m/延床面積約65,608m2[168][486]︶
●同社の国内5箇所目となる研究拠点[169][487]。2020年12月開業[488][489][490]。
●滋賀県の野洲事業所︵同社最大の拠点︶に次ぐ規模を想定しており、1,000人以上の勤務を見込む[168][486][169][170]。
●車載向け専用施設︵展示施設﹁Murata みらい Mobility﹂・ピット施設・大型電波暗室︶、共創スペース﹁Murata Interactive Communication Space﹂、オープンコラボレーションスペース︵健康・医療系の部門間交流やイベントなど︶も設けられている︵これらの施設は2021年5月にオープン︶[488][489][490][491]。
●中核の通信市場だけでなく、自動車・エネルギー・ヘルスケアなどの注力市場やIoTなどの新規市場における基礎研究、企画・デザイン・設計力の強化を図る[168][486]。
●協業先とのコミュニケーションやアイデアの実証・実験、さらに来訪者への技術開示を行う場として﹁オープンイノベーションセンター﹂を開設[168]。
●立地を生かして、他社との連携強化や大学・企業などからの人材確保を目指す[169][170]。特にエネルギー・ヘルスケア市場では顧客や市場︵業界︶との接点強化も図っていく[168]。
●屋上緑化や壁面緑化による緑化推進︵緑化率20%以上目標︶、さらに太陽光発電パネル・雨水利用システムなどの環境技術を導入して、CASBEEのSランク取得を目指す[168][486]。
●災害発生時における帰宅困難者などの対応も可能とする目標を掲げており、建物を制振構造とすることで業務・生活継続計画 (BLCP) 性能の強化も図っている[168]。
●横浜市の企業立地促進条例に基づく事業計画に認定されている[474]。
<フロア構成>[168][486]
●低層部‥開発エリア、にぎわい施設
●Mulabo!︵ムラーボ!/﹁科学﹂をテーマにした体験・展示・学習ゾーン、2020年12月開設︶[240][492]
以下の4つのゾーンからなる。
●DISCOVER︵ディスカバーゾーン︶‥科学に関する体験展示など
●THINK︵シンクゾーン︶‥カフェ・ライブラリー︵STEM関連の本など︶を設置
●SYMBOL︵シンボルゾーン︶‥アート展示・同社のロボットデモなど
●HISTORY︵ヒストリーゾーン︶‥エレクトロニクス製品・同社の電子部品づくりの歴史を紹介
●中層部‥開発エリア
●高層部‥厚生施設
︵地下には電波暗室や駐車場などを設置︶
︵現状の2階外部デッキは周辺街区と接続できずに孤立している︵参照︿Commons﹀︶が、将来的には44街区方面やみなとみらい大通りを渡り46街区︿横浜野村ビル﹀方面へデッキを延伸する計画がある[12][417]︶
︵三菱地所が村田製作所に土地を売却[169]︶
|
2018年5月着工[168][493] 2020年10月竣工[488][494] (同年12月開業) (元所有:三菱地所) | ||
(最南部)上記の開発に使用されない残存区画あり(用途不明)[11] | 土地所有者を含み詳細不明 (所有:三菱地所?[10]) | ||
48街区 | UR都市機構が今後事業者を公募予定(下記暫定施設跡地の敷地〈約6,700m2〉)[11][296][500]
(48街区はプロット48 (PLOT 48) として、2020年にはヨコハマトリエンナーレ2020の会場、2021年以降は横浜みなとみらいホール・横浜美術館の仮事務所として使用されていた〈下記参照〉) |
今後公募予定 (所有:UR都市機構) | |
プロット48(PLOT 48)[11][303]
(横浜アンパンマンこどもミュージアム&モールの施設としても利用されていた「ブルーマリーナMM21」[注 17]などの建物を活用) |
《閉鎖》 暫定施設[11] (所有:UR都市機構) | ||
49街区 | シンクロン本社ビル
(地上6階・地下1階・塔屋1階[504]、高さ約40m) |
2008年9月竣工 | |
シンクロン本社ビル新館(増築棟)
|
2013年2月着工[12] 2014年9月竣工[506] | ||
トヨタレンタカー横浜みなとみらい店(運営:トヨタレンタリース神奈川)[11][507] (かつてオートバックス〈2016年10月に閉鎖した47街区暫定施設〉がサービスピットに使用していた49街区増設分の敷地) |
暫定施設 (2018年4月20日オープン[507]) (所有:横浜市?[10]) |
50-67街区(新高島駅方面)
編集(左からKアリーナ横浜、ヒルトン横浜、Kタワー横浜)
街区 | 内容 | 備考 | |
---|---|---|---|
50街区 | Brillia Grande MM OCEAN&PARK(集合住宅、2棟) (地上30階・地下1階、高さ99.95m) |
2007年11月竣工 | |
Pacific Royal Court MM OCEAN&URBAN(集合住宅、2棟) (地上29階・地下1階、高さ約96.3m) |
O棟:2007年11月竣工 U棟:2008年6月竣工 | ||
「キング軸」歩行者専用通路(両集合住宅の間に整備)
(新たなMICE施設およびホテルを整備する20街区方面に向けて歩行者デッキ「キングモール橋」を架橋し、2020年4月に供用開始[343][344]) |
|||
51街区 | 高島中央公園
(52街区方面と高島中央歩道橋で接続) |
2007年7月開園 | |
52街区 | 大和ハウス工業などによるオフィスビル・ゲームアートミュージアムなどからなる複合開発 〈みなとみらい21中央地区52街区開発事業計画(仮称)〉 (北側半分が市有地〈約5,618m2〉、南側半分が国有地〈約6,200m2〉/敷地面積合計:約11,818m2)[207][508] (設計:久米設計[509]、施工:清水建設[510])
当街区は国有地も含まれるため、﹁二段階一般競争入札﹂[注43]による横浜市と国︵財務省関東財務局︶の合同公募を実施している[508][511][512][注44]。
2021年6月22日、審査を通過した2者で競争入札が行われ、大和ハウス工業と光優が開発事業予定者に選ばれた[207]。なお、光優はコーエーテクモホールディングス︵傘下のコーエーテクモゲームスは47街区のKTビル内に本社を移転︶の関連会社である[523][524]。
両社︵SPC﹁DKみなとみらい52街区特定目的会社﹂を組成︶によりオフィス、イノベーションプラットフォーム、商業、ゲームアートミュージアムなどからなる複合開発︵延床面積110,142m2︶が計画されている[207][523][524][525][526]。
当計画は国土交通大臣の民間都市再生事業計画に認定されている[527][528]。
︵土地売買契約‥国有地は2021年7月21日に締結、市有地は2022年6月22日までに締結[207]︶
︵事業者により当街区開発に関する都市計画の変更提案が2023年3月に出され[529][530]、手続きや審議を経て同年9月には変更が告示されて都市再生特別地区の﹁みなとみらい21中央地区52街区地区﹂となった[531]︶
<当開発の概要>[207][526][532]
市有地側︵北側︶
●高層棟‥複合オフィスビル︵地上29階・地下1階/高さ179.8m、両社が組成するSPCが区分所有︶[533][534]
●4-29階‥オフィス
●研究開発︵R&D︶部門や横浜国立大学のサテライトスタジオを誘致予定。
●2・3階‥イノベーションプラットフォーム等
●会議室・シェアオフィス・コワーキングスペース・コミュニケーションカフェなど[535]。
●1階‥店舗・駐車場
国有地側︵南側、地下にみなとみらい線のトンネルが通る︶
●低層棟︵地上3階・地下1階/高さ約31m、光優が区分所有︶[535][536]
●1-3階‥ゲームアートミュージアム・店舗︵2027年7月開業予定[537][538]︶
●らせん状の建物は渦巻や巻貝、DNAをモチーフとしており、生命の源﹁LIFE﹂を表現[509]。
●展示コンテンツはコーエーテクモゲームスの﹃信長の野望シリーズ﹄や﹃三國志シリーズ﹄などを検討[509][533]。
●低層棟の周辺には木々などの植栽を施したアートガーデン︵約3,000m2の広場で、樹木や小川などを配置︶を整備[509][535][536]
●﹃信長の野望シリーズ﹄に登場した庭園のモチーフも一部に取り入れ、グラフィックデザイナー・永井一正の立体作品展示も計画[509]。
●外周路やポケットパークはオープンスペースで誰でも入ることが可能であるが、その内側の大部分にあたるアートガーデンに入る際はアートミュージアムの入場券が通常時必要となる見込み[533]。
地下︵両棟の地下含む︶
●地下1階‥みなとみらい21熱供給の地域冷暖房システム第3プラント︵光優が区分所有︶[535][536][539][注45]
︵52街区内に整備されるデッキは、高島中央公園〜52街区間に設置されている高島中央歩道橋と接続する方針︿キング軸の一部﹀[520]︶
︵また同デッキは、53・54街区方面のデッキや60・61街区方面に今後設置される歩道橋とも接続する方針[520]︶
|
2024年2月着工[540][541] 2027年5月竣工予定[540][541] [注 46] | |
「キング軸」歩行者専用通路(52街区内に整備予定のデッキ、53・54街区方面のデッキや高島中央歩道橋とも接続する方針) | |||
53街区 | 横浜シンフォステージ (YOKOHAMA SYMPHOSTAGE)[193][194] 〈みなとみらい21中央地区53街区開発計画(仮称)〉 (敷地面積:約20,620m2、下記開発全体(2棟)延床面積:約182,825m2)
大林組︵代表企業︶、京浜急行電鉄、日鉄興和不動産︵旧‥新日鉄興和不動産︶、ヤマハの4社で構成される企業グループによるオフィス・ホテル・商業施設・にぎわい施設、オープンイノベーションスペースなど複合開発[195][197][198][542][543]。2022年8月29日、当開発を進めている街区名称が﹁横浜シンフォステージ (YOKOHAMA SYMPHOSTAGE)﹂と発表された[193][194]。
<当開発の概要>[195][197]
歩行者動線の﹁グランモール軸﹂と﹁キング軸﹂が交差する結節点となっている当街区に以下の2棟を建設[544]。
ウエストタワー︵地上30階[196]・塔屋2階/高さ約158m[542][543]︶
●26-30階‥京急EXホテルみなとみらい横浜︵宿泊特化型上位グレード/客室計150室/大浴場設置/2024年6月24日開業予定︶[542][235]
●25階‥共用スペース[196]
●5-24階‥オフィスエリア
︵9-24階‥賃貸オフィス[195]/5-8階‥ヤマハグループが自社オフィスとして使用[195]︿首都圏に点在する拠点を集約[542]﹁首都圏R&D拠点﹂[236]﹀/9階‥ヤマハ発動機がオフィスを開設︿技術開発・共創スペース﹀[238]︶
●4階‥共用スペース
●1-3階︵低層部商業ゾーン︿2024年5月9日先行開業﹀︶[235]
●ヤマハの体験型ブランドショップ﹁ヤマハミュージック横浜みなとみらい﹂︵1-3階/同年6月6日オープン︶[236][237]
●ヤマハグランドピアノショールーム/ベーゼンドルファーショールーム/ヤマハブランド体験エリア﹁エクスペリエンスゾーン﹂︵1階︶
●ヤマハ楽器・楽譜/ライブ&カフェ︵2階︶
●ヤマハ音楽教室﹁ミュージックアベニュー横浜みなとみらい﹂︵3階︶
店舗の他に以下の施設も設ける[196]。
●3階‥にぎわい施設︵カンファレンス・小ホールなど[198]︶
●2階‥オープンアトリウム・にぎわい施設
●1階‥オープンアトリウム
イーストタワー︵地上16階[196]・塔屋2階/高さ約90m[542][543]︶
●16階‥共用スペース[196]
●4-15階‥オフィスエリア[196]
︵自社利用希望事業者による1棟利用を想定[545]︶
●4階‥共用スペース[196]
●1-3階︵低層部商業ゾーン︿2024年5月9日先行開業﹀/オープンイノベーションエリア︶[235]
●Yamaha E-Ride Base︵1階/ヤマハ発動機のeBike等ショールーム/同年6月6日オープン︶[238][239]
店舗の他に以下の施設も設ける[196]。
●3階‥オフィス・オープンイノベーションオフィス﹁chilink WORKSITE MINATOMIRAI﹂︵同年5月9日開設︶[235]
●1階‥・オープンアトリウム[542][543]
※この他、両棟とも1階に駐車場を設置
<当開発の特徴>
●当開発全体での総投資額は約1100億円規模となり、就業者数は1万2000人程を見込んでいる[198]。
●事業主体企業グループの各企業が中心となって、オフィス・ホテル・商業施設などを運営[195]。
●周囲では研究開発 (R&D) 拠点などの集積が進んでいることから、オープンイノベーションを誘発するハブ機能スペースを設置[195][546]。
︵ウエストタワーに自社オフィス拠点を設けるヤマハもR&D機能を設置[248][542]︶
●帰宅困難者受け入れスペースを確保する[195]ほか、CASBEE横浜のSランク認証や建築物省エネルギー性能表示制度 (BELS) の評価において建築物全体は最高ランクの星5つ、オフィス部分は当地区内初のZEB Ready認証を取得している[193]。また、感染症対策のグローバル評価基準として﹁WELL Health Safety Rating﹂の取得も目指している[542]。
●当地区に進出している周辺企業との連携や音楽による街づくりプロジェクトなどにより地域コミュニティを形成する[195][542]。
●上記2棟の周辺に整備するコモンスペース︵広場︶にて、当企業グループのノウハウを活かした様々なイベントも開催していく[197]。
なお、広場は以下の4種を整備する[547]。
●グランモールプラザ‥ガラス大屋根やステージを設置し、音楽イベントなども開催
●ゲートプラザ‥芝生広場や大階段を設置し、展示・体験イベントなども開催
●キングプラザ‥休憩できる空間とし、周辺店舗によるイベントやマルシェなども開催
●グランモールストリート‥街路状広場として上記2棟間に整備
●横浜駅方面より隣接する54街区のオフィスビル﹁横浜グランゲート﹂までペデストリアンデッキで接続しているが、このデッキを当開発エリアを介してグランモール軸︵グランモール公園方面の﹁すずかけ通り歩道橋﹂︶までさらに延伸、一体的に整備する[197]︵この他、デッキは東側の52街区開発地とも接続する方針︶。
●当計画は国土交通大臣の民間都市再生事業計画に認定されている[196]。
︵過去‥1990年代前半にはこの辺りにゴルフ練習場﹁横浜ゴルフドーム﹂があった[548][549]︶
︵過去‥総合エンタテイメント施設﹁GENTO YOKOHAMA﹂、2015年1月25日閉店[94][550]︶
|
2021年4月着工[542][543] 2024年3月竣工[542][543] [注 47] | |
54街区 | 横浜グランゲート (YOKOHAMA GRANGATE)[137][153][154]
︵オフィス・商業等複合、事業者‥清水建設︶
︵建物の規模‥地上19階、高さ99.5m[551]/延床面積約102,000m2[552]︶
●清水建設が当地区において手がけた﹁横浜アイマークプレイス﹂に続く、大規模賃貸オフィスビル開発計画の第2弾に当たる。
●国土交通大臣の民間都市再生事業計画に認定されている。
●ソニーシティみなとみらい‥ソニーのカメラ事業︵映像機器︶が当ビル1棟を借り、事業所の集約[注48]および研究開発拠点の設置を計画︵2020年12月開所[553]、移転完了に伴い2021年3月事業開始[554][555]︶。従業員数は3,000〜4,000人規模を想定[556][557][558][559]。
●研究開発拠点ではカメラ事業だけでなく、ディスプレイ製品︵プロジェクタを含む︶やメディカル関連機器などの研究開発も進める[554][556][558][559]。
<建物のコンセプト・概要>
●オフィス空間は研究開発施設やショールームなど様々なニーズに対応した造りとし、託児施設なども設ける。
●環境対策 (eco) と事業継続性 (BCP) を融合した ecoBCP 機能の充実を図る。
●eco‥全館LED照明や太陽光発電等を採用し、エネルギー可視化システムを導入する。
●BCP‥免震構造とする他、停電時に約72時間の電力を賄える非常用発電設備を導入する。
●これらの性能により、CASBEE横浜のSランクやLEEDゴールド認証、WELL認証の取得を目指す[552]。
●非常時にはカンファレンススペースを開放して帰宅困難者の受け入れを行う他、災害備蓄品・情報の提供なども実施する。
●低層部にはカンファレンススペースを配置する他、オフィスワーカーや周辺地域にとって利便性の高い店舗を誘致。
●キング軸沿いに位置することから、敷地内には緑豊かた広場や賑わいを創出する。
●横浜駅方面にアクセスする歩行者デッキ﹁みなとみらい歩道橋﹂と接続︵さらに当ビルを経由した2階レベルのデッキは、南側の53街区複合開発や東側の52街区開発地とも接続する方針︶。
︵過去‥2009年3月、観光バスターミナル54番館閉鎖︶
︵過去‥街区の一部に積水ハウスのスマートハウス実証実験住宅﹁観環居﹂︵かんかんきょ︶[83]が設置されていた︵2014年2月閉館︶︶
|
2017年8月着工[552] 2020年2月竣工[560] (同年4月開業) | |
55街区 | (55-1) LGグループの研究開発拠点「LG YOKOHAMA INNOVATION CENTER」および賃貸オフィス複合ビル[220][561][562][563][564] 〈LG Global R&D Center 建設プロジェクト(仮称)〉 (設計・施工:大林組) (建物の規模:地上16階・地下2階・塔屋1階、高さ約90m)
|
2019年6月着工[178] 2021年11月竣工[178] (2022年2月開業[568]) [注 49] | |
(55-2) みなとみらい学園 横浜歯科医療専門学校(旧:鶴見歯科学園)校舎 (設計・施工:大林組) |
2015年6月着工[569] 2016年8月竣工[112] | ||
56街区 | (56-1) 京急グループ本社[137][140][570] (建物の規模:地上18階・地下1階、高さ85.55m) |
2017年7月着工 2019年9月竣工 | |
(56-2) 資生堂グローバルイノベーションセンター:S/PARK (エスパーク)[130][131][133][134] (資生堂の研究開発拠点) (建物の規模:地上16階・地下1階[132][572]、高さ約78m)
|
2016年10月着工[572] 2018年10月竣工[134][573][574] (2019年4月全面開業[575]) | ||
57街区 | (北側一部区画)横浜市立みなとみらい本町小学校[67][68][69][70][71] (設計:みかんぐみ[577]) (敷地面積:約9,000m2) (過去:かつてキヤノン・キャッツ・シアターがあり、劇団四季の「キャッツ」を2009年11月より3年間上演していた) |
2018年4月開校 暫定施設[注 14] (所有:横浜市) | |
事業者公募街区(上記、小学校新設予定地外約4,000m2) | 所有:横浜市 | ||
58街区 | 横濱ゲートタワー[174][175]
鹿島建設︵代表企業︶、三井住友海上火災保険、住友生命保険によるオフィス、商業、にぎわい施設等の複合ビル開発計画[174]。
︵建物の規模‥地上22階・地下1階、高さ109.56m︶
●低層部︵1-4階︶‥商業・にぎわい施設・オフィスサポート施設等
●1・2階に飲食・物販店舗、2階にプラネタリウムやデジタルプラネットカフェを配置する他、保育所、クリニックモール、インキュベートオフィス、カンファレンス施設などが入る[174][175]︵一部テナントは2021年10月より順次オープン︶。
●プラネタリウム﹁コニカミノルタプラネタリアYOKOHAMA﹂︵運営‥コニカミノルタプラネタリウム︶は、一般的なスクリーン投影方式ではなく日本では名古屋︵2021年10月開業︶に続いて2例目となる﹁LEDドームシステム﹂を採用[578][579]。客席数は約170席で2022年3月開業[177]。デジタルプラネットカフェ﹁Cafe Planetaria﹂やギフトショップ﹁Gallery Planetaria﹂も併設[177]。
●クリニックモールは4階に配置し[580]、健診・人間ドックや内科、婦人科などが入る︵2022年1月より順次オープン︶[581]。
●高層部︵5-21階︶‥オフィスエリア︵三井住友海上火災保険が自社利用する他は賃貸とする方針︶[174]
●いすゞ自動車が2022年5月に本社を移転[183]︵5〜15階部分の11フロア/後述の関連会社も含めて約2,500人就業︶[180][181][182][580]。また、本社機能の他に一部関連会社[582]なども移転している[180][181][182]。
●三井住友海上火災保険が事務所を新設︵地域本部・営業店などを集約︶[583]。
●ピーシーデポコーポレーションが2022年2月に本社︵本店︶を移転[584]。また、子会社のイージェーワークスも同年1月末に本社を移転している[585]。
●その他の特徴‥災害時には帰宅困難者の一時待機スペースを確保し、地域の防災拠点として活用可能。環境分野ではCASBEE横浜のSクラス取得を目指す[174]。
●当開発を手がける上記の3社とSDGs未来都市に選定されている横浜市が連携し、イノベーションの創出やSDGs達成などに向けて取り組む。その一環として、関内駅周辺の横浜第一有楽ビルにある﹁ヨコハマSDGsデザインセンター﹂を当ビル内に2021年12月移設[176][586][587]。
●当ビルのオフィス賃貸事業は、横浜市の企業立地促進条例に基づく事業計画に認定されている[580]。
●キング軸の西端に位置しており、当ビルの南側2階レベルに整備されるデッキ﹁テラスモール﹂は、国道1号︵上部には首都高速横羽線の高架︶を超えて高島二丁目地区方面にアクセスする﹁高島二丁目歩道橋﹂とも接続される。
︵過去‥セガが業績悪化を理由に開発中止を発表︿上記の55街区・56街区・57街区を含む4つの街区﹀[218]︶
|
2019年4月着工[174][175] 2021年9月竣工[588] (2022年3月グランドオープン[176]) | |
59街区 | 国土交通省関東地方整備局 京浜港湾事務所旧庁舎(※事務所は移転済み、下記参照) (横浜市の要望により、2022年度に完成した新港9街区のよこはま新港合同庁舎内に同年9月移転、当庁舎は閉鎖[326][589]) |
《閉鎖》 2007年2月開業 2023年9月閉鎖[589] | |
オーケー本社ビル / PRYME COAST みなとみらい(プライムコーストみなとみらい)[590][591]
オーケー本社ビルおよび、岡田ビルによる複合高層ビル﹁PRYME COAST みなとみらい﹂︵ホテル・集合住宅・商業店舗︶の一体開発プロジェクト︵オーケー、岡田ビル、大成建設横浜支店の3社による﹁オーアンドオーMM59グループ﹂が当街区の一体開発を行う︶。
︵A区画︶オーケー本社ビル‥スーパーマーケット﹁オーケーストア﹂を展開する同社が本社を移転。
︵施工‥大林組[592]︶
︵地上11階、高さ約52m[211]︶
●低層部にはオーケーの大型店舗の他に専門店、直営の焼肉店などを配置[111][593]。2016年9月開業。
●オーケーディスカウント・センターみなとみらい店︵旗艦店︶
●PC DEPOT︵パソコンショップ/閉鎖となった47街区の暫定施設より、2016年10月移転オープン︶
●西松屋︵乳幼児・子供用品/閉鎖となった47街区の暫定施設より、2016年12月移転オープン︶
●キャンドゥ︵100円ショップ︶
●QBハウス︵ヘアカット専門店︶
●オーケーフードコート︵焼肉・カフェ・ダイニング/2017年2月オープン︶
︵B区画︶PRYME COAST みなとみらい‥ホテル・集合住宅・商業店舗からなる複合高層ビル。
︵施工‥大成建設[594]︶
︵ホテル棟‥地上21階・地下1階、高さ約80m[211]/集合住宅棟‥地上27階・地下1階、高さ97.78m[595]︶
|
<オーケー本社ビル> 2014年11月着工[599] 2016年8月竣工[211] [注 50] <PRYME COAST みなとみらい> 2015年1月着工[594][601] 2017年3月竣工[600][602] [注 51] | ||
60,61,62街区 | (60,61街区:北側区画)ケン・コーポレーションによる音楽アリーナ・ホテル・オフィスビル等複合開発「ミュージックテラス」[187][260][603] 〈計画名称:Kアリーナプロジェクト/開発街区全体名称:ミュージックテラス〉[11][188][190][191][604]
︵敷地面積‥約31,794m2︿60,61街区全体の半分程の面積﹀、全体の延床面積‥約119,200m2[188][189][605]︶
︵建物の規模‥高さ約100m[605]︶
ケン・コーポレーションによる収容客数2万人規模の音楽専用アリーナ﹁Kアリーナ横浜﹂やホテル﹁ヒルトン横浜﹂︵ヒルトンブランドは横浜初進出︶、賃貸オフィス﹁Kタワー横浜﹂などからなる複合開発﹁ミュージックテラス﹂[190][191]。
2019年2月に公表された計画では当初より完成が2年延期となった一方、開発規模は各棟の階数が増え総延床面積も約1.7倍まで拡大されている[189]。
両街区の中でも高島水際線公園︵帷子川下流・港湾部沿岸︶寄りの敷地に以下の3棟を建設[187][188][605]。
●音楽アリーナ﹁Kアリーナ横浜﹂︵地上9階︿高さ約45m﹀︶‥音楽専用アリーナとしては日本最大級。同社グループ会社と大手レコード会社の共同事業。
●ホテル棟﹁ヒルトン横浜﹂︵地上26︿高さ約100m﹀階︶‥客室は約340室、上階にラウンジを設ける。同社グループ会社が運営を行う予定。
●オフィス棟﹁Kタワー横浜﹂︵地上21階︿高さ約100m﹀︶‥賃貸オフィスとしており、今後同社が企業の誘致活動を行う。
●この他、2017年11月に公表された当初の情報によると、玩具コレクションをベースとした展示施設を併設予定[187][606]としていたが、実際には設置されていない。
●自動車ショールームとして﹁マクラーレン横浜﹂がグラウンドフロアに2024年4月開業予定[288]。
●両街区を貫通する歩行者通路を﹁ミュージックストリート﹂として、仮設店舗やキッチンカーなどによる賑わいも演出[187]。
●動線計画としてみなとみらい大橋まで接続する歩行者デッキ﹁高島水際線デッキ︵仮称︶﹂が2024年秋頃までに整備予定[607]。また、62街区方面ともデッキ接続が計画されている[608]ほか、当街区内隣接地に計画されている複合施設﹁リンケージテラス﹂ともデッキ接続する予定で、さらに同施設は52街区方面からのデッキとも接続が計画されている[293]ため、将来的には横浜駅方面からデッキレベルでのアクセスも確保される見通しである︵﹁Kアリーナ横浜#隣接地の開発﹂も参照︶。
●災害発生時における滞留者・帰宅困難者などの対応として、音楽アリーナの一時滞在施設としての活用も検討している[187]。
●また、当プロジェクトは国土交通省の民間都市再生事業計画に認定されている[188][189][606]。
︵上記開発による残存区画︿南側半分程﹀として、60街区の極一部と61街区の一部が残っている[293]︶
︵過去‥60街区では横浜みなとみらいスポーツパーク、61街区ではマリノスタウンが2006年より10年間の暫定施設として運営されていた︶
|
2020年8月着工[188][189][605] 2023年7月竣工[190][605] (ホテルとアリーナは同年9月開業)[190][191] [注 52] | |
(60,61街区:南側区画[注 53])ケン・コーポレーション等によるオフィスビル・ホテル・ミュージアム・専門学校等複合開発「リンケージテラス」[208]
︵敷地面積‥約23,149m2︶
60・61街区のミュージックテラス残存区画︵南側半分程の区画︶においてケン・コーポレーション︵代表企業︶、SMFLみらいパートナーズ、鹿島建設、学校法人岩崎学園がオフィスビル・ホテル・ミュージアム・専門学校などからなる複合施設﹁リンケージテラス (Linkage Terrace)﹂を計画[293]。
︵土地売買契約‥2025年2月6日までに締結予定[293]︶
東棟・西棟に分けて開発される[293]。
東棟︵地上27階・最高高さ100m/用途別に分節するが回廊やデッキで接続し東棟としている︶[293]
●オフィス︵21階建て、低層部の1・2階は商業施設︶
●ホテル︵27階建て/運営‥ケン・ホテル&リゾートホールディングス︶
●ミュージアム︵7階建て︶
●商業施設︵2階建て︶
西棟︵地上13階・最高高さ64.25m/ミュージックテラスと横浜アンパンマンこどもミュージアムに挟まれたエリア︶[293]
●専門学校︵13階建て/運営‥岩崎学園︶
事業代表者は隣接地﹁ミュージックテラス﹂の開発も手がけたケン・コーポレーションであり、一体的な開発により街区全体のにぎわいの創出を目指している。また、街区内の施設を回廊やデッキで接続し回遊性の向上も目指している︵52街区方面からとちのき通りを横断するデッキも当開発施設に接続予定[293]で、これにより横浜駅東口方面からのデッキレベルでのアクセスも確保される見通し︶。
︵公募に先駆けて条件整理を行う目的で、2022年5月に民間事業者サウンディング調査︿対話﹀を実施し[609]、翌6月に結果が公表された[610]︶
︵過去‥61街区内の特設会場で、2017年2月〜5月[117]および2020年12月〜2021年3月[171]に﹁木下大サーカス﹂の横浜公演開催︶
︵過去‥一部区画に2020年8月〜10月まで日産自動車の体験型施設﹁NISSAN PAVILION﹂︿ニッサンパビリオン﹀が開設されていた[163][164][165]︶
︵過去‥横浜市では林文子市政の時にオペラ・バレエなどの劇場整備の検討が行われていたが、その整備検討適地を60・61街区としていた[611]︶
|
2026年3月着工予定 東棟:2029年2月竣工予定[293] 西棟:2028年8月竣工予定[293] | ||
(61街区:南西側一部区画)横浜アンパンマンこどもミュージアム[137][139]
︵敷地面積‥約5,644m2︶
●48街区にて2007年より暫定施設として営業していたが、長期の運営を視野に入れ当街区の一部区画︵中低層エリア︶への移転を計画。
●全国5施設の旗艦施設となる[302]。
●建物は地上3階・地下1階建て︵高さ‥約18m︶で、1階にショップ・レストラン︵入場無料︶、2階にミュージアムのチケットカウンター・ショップ・入口、3階にミュージアム︵有料施設︶を配置[137][139][612][613]。駐車場は地下1階となる[139]。
●延床面積は約1万4000m2[139]で、48街区の旧施設より2倍程度拡大される[614]。
●48街区の旧施設︵横浜アンパンマンこどもミュージアム&モール︶では2019年5月26日まで営業を継続[302]した後、当地にて﹁横浜アンパンマンこどもミュージアム﹂[注23]として同年7月7日に移転開業[139][612][613]。
︵過去‥61街区全体にはかつてマリノスタウンがあった︶
|
2018年3月着工 2019年5月竣工 (同年7月開業[612]) (30年間の定期借地[137][138]) (所有:横浜市) | ||
(62街区)グローバルラグジュアリーホテル&ホテルコンドミニアム・水族館・店舗などの複合施設 〈HARBOR EDGE PROJECT〉[209] (敷地面積:約22,188m2)
マレーシアのベルジャヤ・コーポレーション︵代表企業︶、丸紅、大和ハウス工業の3社で構成される企業グループ︵BMD 62/ベルジャヤ横浜ホスピタリティアセット特定目的会社を設立[209][211][212]︶によるグローバルラグジュアリーホテル&ホテルコンドミニアム、デジタル水族館[212]、ミュージアム[212]、店舗︵レストラン・物販︶などの複合施設開発計画[210][615]。
ホテルについては国際的なブランドのフォーシーズンズ・ホテル&リゾーツ[616]を誘致予定︵LOI︿関心表明書﹀を取得済み︶。水辺にレストランなど飲食店舗群を配置。また、水族館は本物の海洋生物と最新のデジタル技術を融合したものとなる予定[210][615]。
︵土地売買契約‥当初は2021年6月までに締結予定だったが延期となり、2023年6月に延長[617]後、2024年3月に再延長され[618]、ようやく締結に至った[619][620]︶
︵同時に運河に面する一部分の賃貸借契約も締結しているが、2025年の着工前に新たな交渉を行い契約期間が更新条項付きで20年に延長となる可能性もある[619][620]︶
︵建物の規模‥地上14階・地下2階、高さ59.95m/延床面積‥82,661.98m2 [210]︶
|
2025年7月着工予定[211] 2028年9月竣工予定[211] [注 54] | ||
《3つの街区における街づくりの方針》
﹁観光・エンターテイメント[注55]﹂を軸とした街づくり︵3つの街区を合わせた約8.3haの土地︶[623][624][625][626]
あくまでも3つの街区における施設誘致の方向性を決めたもので、これらの土地に複数の異なる施設ができる可能性もある。また、2017年1月の再公募開始時点で施設の床面積の過半を﹁展示、観覧、体験機能のいずれかの用途を成す集客施設﹂とすることも開発の条件となっている。ただし、﹁映画館は除く﹂としている[293]。
<開発方針>
●施設の用途は文化、商業、業務施設等︵住宅は不可︶とし、文化・歴史・自然などを学び体験できるような大規模集客施設や博物館︵ミュージアム︶などを想定している。
●一定の要件を満たすホテルについては、総敷地面積の4分の1を上限に開発可能︵ホテルは当初不可であったが、2017年1月の再公募時に方針変更︶[627][628][629]。
●新展示場︵MICE施設︶の整備が計画されている20街区と近距離にあることから、アフターコンベンション機能の充実についても考慮されている。
●マスターアーキテクトなどの手法により、3つの街区全体として調和のとれた街並み景観の形成を誘導する。
●中規模施設︵0.5〜1ha程度︶および大規模施設︵数ha︶の開発を誘導する他、水辺までの空間的広がりを確保するため高島水際線公園側には﹁中低層エリア﹂を設定。またこのゾーンに沿って、その他︵陸側︶の開発区域との境界には3つの街区を貫通する歩行者通路︵幅員15m程度︶も整備する方針。
<土地処分方針>
土地の処分については事業者への売却を基本とするものの、定期借地︵20年以上、最大49年間︶として開発することも可能︵観光・エンターテイメント事業の特性を考慮︶。また、開発を行うことができる土地の範囲については、2017年1月の再公募開始時点で以下の中から選択可能であった[293][628]。
●1. 60・61・62街区︵当初敷地総面積‥約82,773m2︶
●a. 全体提案‥3つの街区全体︵約77,132m2︶の一体開発。
●b. 部分提案‥60・61街区の一部区画︵20,000m2以上、または﹁中低層エリア﹂で5,000m2以上︶と62街区全体︵約22,188m2︶の開発。
●2. 60・61街区︵当初敷地総面積‥約60,585m2︶
●a. 全体提案‥両街区全体︵約54,943m2︶の開発。
●b. 部分提案‥両街区のうち、一部区画︵20,000m2以上、または﹁中低層エリア﹂で5,000m2以上︶の開発。
●3. 62街区‥街区全体︵約22,188m2︶の開発。
︵※上記の条件や開発面積は2017年1月の再公募開始時点の情報[627]︶
︵なお、60街区﹁横浜みなとみらいスポーツパーク﹂[105]および61街区﹁マリノスタウン﹂[104]が共に2016年3月までに閉鎖された[注21]ことから、横浜市では﹁速やかに街づくりを進めていく方針﹂としている[625]︶
<開発事業者の公募・決定状況>
2015年8月より事業者の公募を開始[630]、2016年3月には61街区の一部区画︵中低層エリア︶における事業計画として﹁横浜アンパンマンこどもミュージアム&モールの移転プロジェクト﹂が選ばれた[137]。残る60-62街区の残存部についても2017年1月に再公募が開始され[293][627][628][629]、同年11月には60・61街区の一部区画における事業計画としてケン・コーポレーションによる音楽アリーナ・ホテル・オフィスビル等開発計画﹁Kアリーナプロジェクト﹂が選ばれた[187]。その後、2018年4月より62街区の単独再公募を開始し、2020年6月には同街区における事業計画としてベルジャヤ・コーポレーションなどによるグローバルラグジュアリーホテルや水族館などの複合開発が選ばれており[210]、今後は60・61街区の残存部︵60街区は極一部のみ︶においても再公募を実施する見込みである[293]︵この残存部は林文子市政の時に劇場整備構想の想定地にもなっていた[611]、公募に向けて2022年5月に民間事業者サウンディング調査を実施し[609]、翌6月に結果が公表された[610]︶。
︵2014年に実施された60・61街区の開発方針に関する民間事業者へのサウンディング調査では、市が提案した﹁観光・エンターテイメント﹂を踏まえた街づくりに概ね賛同する意見が得られている[631]︶
︵60・61街区は、﹁横浜ドームを実現する会﹂によるドーム球場構想の候補地にもなっている[632][633][634]︶
︵62街区開発条件‥運河に面する一部分︿北東側の約1200m2、護岸沿幅員5m﹀をプロムナード︿賃貸借契約﹀として一体整備︶
︵この他、62街区には小型桟橋2基の設置も計画されている︶
|
所有:横浜市 | ||
63,64街区 | 高島水際線公園(たかしますいさいせんこうえん) | 2011年5月開園 | |
65街区 | 富士フイルムビジネスイノベーション 横浜みなとみらい事業所(旧:富士ゼロックスR&Dスクエア)[440] (施工:清水建設) (建物の規模:地上20階・地下1階、高さ99.9m)
|
2008年3月着工 2010年3月竣工 (同年4月開業) | |
66街区 | 日産自動車グローバル本社(日産自動車の本社ビル) (施工:清水建設) (建物の規模:地上22階・地下2階、高さ99.4m)
|
2007年1月着工 2009年4月竣工 (同年8月開業) | |
水際線プロムナード[635] | 2009年7月供用 | ||
67街区 | 横浜三井ビルディング(オフィス・テナント) (事業者:三井不動産/施工:大成建設) (建物の規模:地上30階・地下2階、高さ152.2m) |
2009年10月着工 2012年2月竣工 (同年5月開業) | |
水際線プロムナード[635] | 2009年7月供用 |
横浜駅東口地区(68街区)
編集街区 | 内容 | 備考 | |
---|---|---|---|
68街区 | 横浜スカイビル
(地上30階・地下3階、高さ約132m[636])
|
| |
横浜新都市ビル
(地上10階・地下3階、高さ約55m[636])
|
ペデストリアン軸(歩行者動線)
編集(2011年12月)
(2022年7月)
クイーン軸
編集キング軸
編集グランモール軸
編集交通
編集鉄道
編集なお、明治末期の1911年から1980年代まではこの地区に東海道本線の貨物支線(横浜臨港線)が存在し、横浜港に設けられた「横浜港駅」へは東京駅から「ボート・トレイン」と呼ばれる外国航路へ接続する臨時旅客列車も設定されていた。現在、その廃線跡地が遊歩道の「汽車道」として整備されており、この地区の観光名所にもなっている。
バス
編集路線バス
編集- 横浜市営バス
- 156系統(滝頭〜日ノ出町駅前〜桜木町駅前〜横浜美術館〜けいゆう病院〜パシフィコ横浜)※土休日は桜木町駅〜パシフィコ横浜間は運休
- 連節バス「ベイサイドブルー (BAYSIDE BLUE)」〈200系統〉(横浜駅→パシフィコ横浜→カップヌードルパーク・ハンマーヘッド入口→大さん橋入口→山下公園前→山下埠頭/→山下町→中華街入口→赤レンガ倉庫前→パシフィコ横浜→横浜駅改札口前)[643]
- 観光スポット周遊バス「あかいくつ」〈271系統〉(桜木町駅前→ハンマーヘッド (新港ふ頭客船ターミナル) →赤レンガ倉庫→中華街→港の見える丘公園前→大さん橋客船ターミナル→赤レンガ倉庫前→ハンマーヘッド→桜木町駅前:循環)[644]
- 周遊バス「ピアライン」〈281系統〉(桜木町駅前〜横浜市役所前〜馬車道駅前〜万国橋・ワールドポーターズ前〜ハンマーヘッド (新港ふ頭客船ターミナル)〈日中:→大さん橋客船ターミナル→日本大通り駅県庁前→横浜市役所前→桜木町駅〉:循環)[645]
- 292系統(浅間町車庫前〜岡野町〜西前町〜戸部本町〜野毛町〜桜木町駅前〜横浜美術館〜けいゆう病院〜パシフィコ横浜)
リムジンバス
編集水陸両用バス
編集- スカイバス東京
- 水陸両用バス「スカイダック横浜」(日本丸メモリアルパーク内の専用スロープより進水)[646]
航路
編集索道
編集- YOKOHAMA AIR CABIN(ヨコハマ・エア・キャビン)
- 桜木町駅前と運河パーク(横浜ワールドポーターズ前)をロープウェイで接続、よこはまコスモワールドを運営する泉陽興業により2021年4月営業開始[47][48][50][51][52]。
周辺の地区
編集主なイベント
編集みなとみらいが舞台になった作品
編集街の名称について
編集受賞歴
編集その他
編集脚注
編集注釈
編集出典
編集関連項目
編集外部リンク
編集- 横浜みなとみらい21公式ウェブサイト - 一般社団法人横浜みなとみらい21
- みなとみらいエリアマネジメント公式サイト(MM.A.M.) - 当地区の街づくりなどに関するページ
- みなとみらい21インフォメーション - 当地区の計画概要や個別事業に関する情報誌(年1回発行)
- みなとみらい21地区のまちづくり > お知らせ(横浜市都市整備局)
- みなとみらい21地区 公募情報(横浜市港湾局)
- みなとみらい21地区の公募売却(横浜市財政局)
- 企業誘致・立地(横浜市経済局)
- 横浜市広報・記者発表:都市整備局/港湾局/財政局/経済局 - 各局管轄に関する新着情報