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| 本名 = 奥村 利夫<small>(おくむら としお)</small>

| 本名 = 奥村 利夫<small>(おくむら としお)</small>

| 別名義 = 二代目杵屋勝丸

| 別名義 = 二代目杵屋勝丸

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| 国籍 = {{JPN}}

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| フィルムフェア賞 =

| フィルムフェア賞 =

| ブルーリボン賞 =

| ブルーリボン賞 =

| その他の賞 ='''[[キネマ旬報]]'''<br />'''男優賞'''<br />[[1963年]]『座頭市シリーズ』・『悪名シリーズ』<hr />'''[[毎日映画コンクール]]'''<br />'''男優演技賞 / 男優主演賞'''<br />[[1971年]]『顔役』他

| その他の賞 = '''[[キネマ旬報ベスト・テン]]'''<br />'''主演男優賞'''<br />[[キネマ旬報#第37回(1963年度)|1963年]]『座頭市シリーズ』・『悪名シリーズ』<hr />'''[[毎日映画コンクール]]'''<br />'''男優演技賞'''<br />[[毎日映画コンクール#第26回(1971年)|1971年]]『顔役』他

| 備考 =

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'''勝 新太郎'''(かつ しんたろう、[[1931年]]〈[[昭和]]6年〉[[11月29日]] - [[1997年]]〈[[平成]]9年〉[[6月21日]])は、[[日本]]の[[俳優]]・[[歌手]]・[[脚本家]]・[[映画監督]]・[[映画プロデューサー]]・[[三味線]][[師範]]。

'''勝 新太郎'''(かつ しんたろう、[[1931年]][[11月29日]] - [[1997年]][[6月21日]])は、[[日本]]の[[俳優]]・[[歌手]]・[[脚本家]]・[[映画監督]]・[[映画プロデューサー]]・[[三味線]][[師範]]。



本名:奥村 利夫(おくむら としお)。[[身長]]170[[センチメートル|cm]]<ref>1955年増刊「日本映画大鑑・映画人篇」</ref>。[[血液型]]O型<ref>[https://thetv.jp/person/0000011061/ スタ☆スケ] ザ・テレビジョン</ref>。[[市川雷蔵 (8代目)|市川雷蔵]]とともに[[大映]](現・[[角川映画 (企業)|角川映画]])の「二枚看板」として活躍。その後は「勝プロダクション」を設立し、劇場用映画やテレビ作品などの製作にも携わった。

本名:奥村 利夫(おくむら としお)。[[身長]]170[[センチメートル|cm]]<ref>1955年増刊「日本映画大鑑・映画人篇」</ref>。[[血液型]]O型<ref>[https://thetv.jp/person/0000011061/ スタ☆スケ] ザ・テレビジョン</ref>。[[市川雷蔵 (8代目)|市川雷蔵]]とともに[[大映]]の「二枚看板」として活躍。その後は「勝プロダクション」を設立し、劇場用映画やテレビ作品などの製作にも携わった。



'''勝新'''(かつしん)と愛称で呼ばれ、豪放磊落なイメージと愛嬌のある人柄で、数多くの不祥事を起こしながらも多くのファンから愛された<ref name="rank">「私の好きな日本映画男優 アンケート結果ランキング」({{Harvnb|男優|2014|pp=38-40}})</ref><ref name="katsup">「私の好きな日本映画男優プロフィール――勝新太郎」({{Harvnb|男優|2014|p=123}})</ref>。2014年に映画関係者や文化人を対象にした[[キネマ旬報]]のアンケートでは、好きな日本映画男優の第4位に選ばれている<ref name="rank"/>。

'''勝新'''(かつしん)と愛称で呼ばれ、豪放磊落なイメージと愛嬌のある人柄で、数多くの不祥事を起こしながらも多くのファンから愛された<ref name="rank">「私の好きな日本映画男優 アンケート結果ランキング」({{Harvnb|男優|2014|pp=38-40}})</ref><ref name="katsup">「私の好きな日本映画男優プロフィール――勝新太郎」({{Harvnb|男優|2014|p=123}})</ref>。2014年に映画関係者や文化人を対象にした[[キネマ旬報]]のアンケートでは、好きな日本映画男優の第4位に選ばれている<ref name="rank"/>。

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== 来歴 ==

== 来歴 ==

=== 生い立ち ===

=== 生い立ち ===


[[]][[]][[]][[]][[]][[]][[]][[]][[]][[]][[]][[]]退[[]][[]][[]]''' [[]]'''[[1954]][[]]

[[]][[]][[]][[]][[]][[]][[]][[]][[]][[]][[]][[]][[]]退[[]][[]][[]]''' '''[[1954]][[]]


=== 大映時代 ===

=== 大映時代 ===

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=== 没後 ===

=== 没後 ===


[[File:Wakayama katsu20120106.jpg|thumb|right|200px|[[ ()|]][[ ()|]][[]]<br />[[2012]][[16]]([[]])]]

[[File:Wakayama katsu20120106.jpg|thumb|right|200px|[[ ()|]][[ ()|]][[]]<br />[[2012]][[16]]([[]])]]

葬儀は[[1997年]][[6月24日]]、[[東京都]][[中央区 (東京都)|中央区]][[築地]]の[[築地本願寺]]で行われ、約11000人が参列した。[[法号]]は「大光院明利能勝日新居士」。出棺の際は「勝ちゃんありがとう」と多くのファンに見守られ、遺体は[[渋谷区]]の[[代々幡斎場]]で[[荼毘]]に付された。現在は若山富三郎と共に[[港区 (東京都)|港区]][[三田 (東京都港区)|三田]]の蓮乗寺に眠っている。


[[1997]][[624]][[]][[ ()|]][[]][[]]11000[[]][[]][[]][[]][[ ()|]][[ ()|]][[ ()|]]


[[2000年]]に発表された『[[キネマ旬報]]』の「[[キネマ旬報20世紀の映画スター|20世紀の映画スター]]・男優編」では日本男優の7位になった。

[[2000年]]に発表された『[[キネマ旬報]]』の「[[キネマ旬報20世紀の映画スター|20世紀の映画スター]]・男優編」では日本男優の7位になった。

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勝のテレビ初主演作である『悪一代』([[1969年]]、[[朝日放送テレビ|朝日放送]]制作、[[TBSテレビ|TBS]]系放映)全13話のうち、最終回放送分のテープが現存しており、[[横浜情報文化センター]]内の[[放送ライブラリー]]で閲覧する事が出来る。この作品は、勝の出世作である映画『不知火検校』(宇野信夫原作)をベースに作られており、テレビドラマの演出手法の常識を破った画面構成なども話題になった。ちなみに、全13話放送分のうち、最終回1話分のテープしか現存していないのは、当時の番組は[[2インチVTR]]で制作されており、機器・テープともに高価であったため、収録されたテープのほとんどが他の番組への収録で使い回されて上書き・消去されてしまったためである<ref group="注釈">これは1970年代初期までに制作された朝日放送の他作品でも同様で、「助左衛門四代記」や「月火水木金金金」、「[[豆腐屋の四季]]」、「[[お荷物小荷物]]」はいずれも最終回放送分のテープしか現存していないが、これらの作品はいずれも前述の放送ライブラリーでの鑑賞可能である(但し「[[新十郎捕物帖・快刀乱麻]]」など、一部の作品は試聴不可となっている)</ref>。

勝のテレビ初主演作である『悪一代』([[1969年]]、[[朝日放送テレビ|朝日放送]]制作、[[TBSテレビ|TBS]]系放映)全13話のうち、最終回放送分のテープが現存しており、[[横浜情報文化センター]]内の[[放送ライブラリー]]で閲覧する事が出来る。この作品は、勝の出世作である映画『不知火検校』(宇野信夫原作)をベースに作られており、テレビドラマの演出手法の常識を破った画面構成なども話題になった。ちなみに、全13話放送分のうち、最終回1話分のテープしか現存していないのは、当時の番組は[[2インチVTR]]で制作されており、機器・テープともに高価であったため、収録されたテープのほとんどが他の番組への収録で使い回されて上書き・消去されてしまったためである<ref group="注釈">これは1970年代初期までに制作された朝日放送の他作品でも同様で、「助左衛門四代記」や「月火水木金金金」、「[[豆腐屋の四季]]」、「[[お荷物小荷物]]」はいずれも最終回放送分のテープしか現存していないが、これらの作品はいずれも前述の放送ライブラリーでの鑑賞可能である(但し「[[新十郎捕物帖・快刀乱麻]]」など、一部の作品は試聴不可となっている)</ref>。




1987NHK[[ (NHK)|]][[]][[]][[]]====<ref>{{Cite book/|author=|authorlink=|title= |publisher=|ISBN=978-4-16-660735-8}}</ref>

1987NHK[[ (NHK)|]][[]][[]][[]]====<ref>{{Cite book||author=|authorlink=|title= |publisher=|ISBN=978-4-16-660735-8}}</ref>


洋楽では[[カーペンターズ]]の曲をよく聴いていた。そのため、中村玉緒が『[[トリビアの泉 〜素晴らしきムダ知識〜|トリビアの泉]]』(フジテレビ系)にゲスト出演し、カーペンターズに関するネタが出た時「(私、これだけは英語でもよく聴いていました。)主人がよく聴いてて…」と言っていた。

洋楽では[[カーペンターズ]]の曲をよく聴いていた。そのため、中村玉緒が『[[トリビアの泉 〜素晴らしきムダ知識〜|トリビアの泉]]』(フジテレビ系)にゲスト出演し、カーペンターズに関するネタが出た時「(私、これだけは英語でもよく聴いていました。)主人がよく聴いてて…」と言っていた。

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上記の通り舞台裏ではトラブルが多かったが、その反面、非常に肉親思いであった。[[1982年]]に母・八重子が死去した際、「俺を産んでくれたところに顔を埋めてキスをしたよ」と発言。[[1992年]]4月には兄の若山富三郎が死去、納骨式の時にカメラの前で遺骨を食べ、涙を流してその死を悼んだ。さらには[[1996年]]2月、父であり長唄の長老、杵屋勝東治が死去。勝は父が亡くなる数日前から[[添い寝]]をし、施主を務めた納骨式の際には火葬場でこっそり懐に入れた遺骨の一部を取り出し、泣きながら食べ([[カニバリズム#骨噛み|骨噛み]])、「とうとうお別れだけど、これで父ちゃんは俺の中に入った」とコメント。このように、肉親への強い愛情を改めて印象付けた。

上記の通り舞台裏ではトラブルが多かったが、その反面、非常に肉親思いであった。[[1982年]]に母・八重子が死去した際、「俺を産んでくれたところに顔を埋めてキスをしたよ」と発言。[[1992年]]4月には兄の若山富三郎が死去、納骨式の時にカメラの前で遺骨を食べ、涙を流してその死を悼んだ。さらには[[1996年]]2月、父であり長唄の長老、杵屋勝東治が死去。勝は父が亡くなる数日前から[[添い寝]]をし、施主を務めた納骨式の際には火葬場でこっそり懐に入れた遺骨の一部を取り出し、泣きながら食べ([[カニバリズム#骨噛み|骨噛み]])、「とうとうお別れだけど、これで父ちゃんは俺の中に入った」とコメント。このように、肉親への強い愛情を改めて印象付けた。




[[]]姿[[]]<ref>[https://www.tv-asahi.co.jp/ss/233/special/top.html SmaSTATION!  ]</ref><ref>[http://news.mynavi.jp/news/2014/04/22/143/  ]</ref>

[[]]姿[[]]<ref>[https://www.tv-asahi.co.jp/ss/233/special/top.html SmaSTATION!  ]</ref><ref>[https://web.archive.org/web/20160305234712/http://news.mynavi.jp/news/2014/04/22/143/  ]</ref>


晩年、漫画家[[根本敬]]と、舞台演出等仕事上の交遊があり、雑誌『cube(キューブ)』誌上で、勝のワンマンな人生をパロディー化した漫画、交響曲『勝(カツ)』(勝の人生を壮大かつ自己陶酔的な交響曲に喩え、彼の人生で関与した俳優、映画監督全てがオーケストラの団員として勝の人生を礼賛する内容。落語「[[頭山]]」を例に自己陶酔的な勝を揶揄。漫画作画・根本敬)のアイデアが披露された。また、根本が自身の著書の題名にし、後に[[クレイジーケンバンド]]の楽曲名にも使われた言葉「'''電気菩薩'''」は、根本との会話中で勝が発言したキーワードである。その根本の著書『特殊まんが 前衛への道』によると、1990年代に[[プリンス (ミュージシャン)|プリンス]]から「座頭市の姿でPVに出演して欲しい」との打診があったが、諸事情により実現しなかったという。

晩年、漫画家[[根本敬]]と、舞台演出等仕事上の交遊があり、雑誌『cube(キューブ)』誌上で、勝のワンマンな人生をパロディー化した漫画、交響曲『勝(カツ)』(勝の人生を壮大かつ自己陶酔的な交響曲に喩え、彼の人生で関与した俳優、映画監督全てがオーケストラの団員として勝の人生を礼賛する内容。落語「[[頭山]]」を例に自己陶酔的な勝を揶揄。漫画作画・根本敬)のアイデアが披露された。また、根本が自身の著書の題名にし、後に[[クレイジーケンバンド]]の楽曲名にも使われた言葉「'''電気菩薩'''」は、根本との会話中で勝が発言したキーワードである。その根本の著書『特殊まんが 前衛への道』によると、1990年代に[[プリンス (ミュージシャン)|プリンス]]から「座頭市の姿でPVに出演して欲しい」との打診があったが、諸事情により実現しなかったという。

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[[File:Shintarō Katsu in Hatsu-haru Tanuki Goten 1959.jpg|180px|thumb|『[[初春狸御殿]]』(大映、[[1959年]])]]

[[File:Shintarō Katsu in Hatsu-haru Tanuki Goten 1959.jpg|180px|thumb|『[[初春狸御殿]]』(大映、[[1959年]])]]

[[File:Kinema-Junpo-1962-April-late-1.jpg|thumb|240px|『[[座頭市物語]]』(1962年)]]

[[File:Kinema-Junpo-1962-April-late-1.jpg|thumb|240px|『[[座頭市物語]]』(1962年)]]

[[File:Eiga-Hyoron-1965-April-1.jpg|thumb|180px|『[[兵隊やくざ]]』(1965年)]]

=== 映画 ===

=== 映画 ===

==== シリーズ ====

==== シリーズ ====

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* [[不知火検校]](1960年) - 杉の市

* [[不知火検校]](1960年) - 杉の市

* [[花くらべ狸道中]](1961年)- 新助狸

* [[花くらべ狸道中]](1961年)- 新助狸

* [[喧嘩冨士]] (1961年) -

* [[ドドンパ酔虎伝]] (1961年)

* [[ドドンパ酔虎伝]] (1961年)

* 飛び出した女大名(1961年)- 鯖江半太郎

* 飛び出した女大名(1961年)- 鯖江半太郎

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== プロデュース ==

== プロデュース ==

* [[座頭市と用心棒]](1970年)

* [[座頭市牢破り]]

* [[燃えつきた地図]]

* [[人斬り (映画)|人斬り]]

* [[座頭市あばれ火祭り]]

* [[座頭市あばれ火祭り]]

* [[座頭市と用心棒]](1970年)

* [[新座頭市 破れ!唐人剣]](1971年)

* [[新座頭市 破れ!唐人剣]](1971年)

* 男一匹ガキ大将

* 男一匹ガキ大将

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* [[子連れ狼 子を貸し腕貸しつかまつる]](1972年)

* [[子連れ狼 子を貸し腕貸しつかまつる]](1972年)

* [[座頭市御用旅]]

* [[座頭市御用旅]]

* [[子連れ狼 三途の川の乳母車]]

* 新兵隊やくざ 火線

* 新兵隊やくざ 火線

* [[子連れ狼 三途の川の乳母車]]

* [[新座頭市物語 折れた杖]]

* [[子連れ狼 死に風に向う乳母車]]

* [[子連れ狼 死に風に向う乳母車]]

* [[新座頭市物語 折れた杖]]

* [[御用牙]]

* [[御用牙]]

* [[新座頭市物語 笠間の血祭り]](1973年)

* [[新座頭市物語 笠間の血祭り]](1973年)

* 御用牙 かみそり半蔵地獄責め

* 御用牙 かみそり半蔵地獄責め

* [[唖侍鬼一法眼]]

* 御用牙 鬼の半蔵やわ肌小判 (1974年)

* 御用牙 鬼の半蔵やわ肌小判 (1974年)

* 悪名 縄張荒らし

* 悪名 縄張荒らし

* [[無宿]]

* モハメッド・アリ 黒い魂 STAND UP LIKE A MAN

* モハメッド・アリ 黒い魂 STAND UP LIKE A MAN

* [[無宿]]  

* [[警視-K]]

* [[座頭市]](1989年)

* [[座頭市]](1989年)



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|B

|B

|花の桟橋

|静かな雨のロマンス

|[[大高ひさを]]

|[[大高ひさを]]

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かつ しんたろう
勝 新太郎
勝 新太郎
『キネマ旬報』1964年2月決算特別号より
本名 奥村 利夫(おくむら としお)
別名義 二代目杵屋勝丸
生年月日 (1931-11-29) 1931年11月29日
没年月日 (1997-06-21) 1997年6月21日(65歳没)
出生地 日本の旗 日本東京市深川区
死没地 日本の旗 日本千葉県柏市国立がんセンター東病院)[1]
国籍 日本の旗 日本
身長 170 cm
職業 俳優歌手脚本家映画監督
映画プロデューサー三味線師範
ジャンル 映画テレビドラマ
活動期間 1954年 - 1997年
配偶者 中村玉緒
著名な家族 杵屋勝東治(父)
若山富三郎(兄)
鴈龍(長男)
奥村真粧美(長女)
主な作品
映画
不知火検校』/『悪名』シリーズ
座頭市』シリーズ /『兵隊やくざ』シリーズ
にせ刑事』/『燃えつきた地図』/『人斬り』/『やくざ絶唱』/『顔役』/『御用牙』シリーズ / 『海軍横須賀刑務所』 / 『無宿』/ 『迷走地図』 / 『帝都物語』/『浪人街
テレビドラマ
座頭市物語』/『痛快!河内山宗俊
新・座頭市』シリーズ /『警視-K
下町物語』/『独眼竜政宗

 

受賞
日本アカデミー賞
会長特別賞
1998年
その他の賞
キネマ旬報ベスト・テン
主演男優賞
1963年『座頭市シリーズ』・『悪名シリーズ』
毎日映画コンクール
男優演技賞
1971年『顔役』他
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勝が絶賛している名作映画[編集]


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西 PART-III 198411 - 

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  STAND UP LIKE A MAN

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発売日 規格品番 タイトル 作詞 作曲 編曲
テイチクレコード
1955年9月 BL-5003 A かんかん蟲は唄う[注釈 5] 萩原四朗 大久保徳二郎
B 花の桟橋 大高ひさを
1955年11月 BL-5010 A 役者道中 萩原四朗
B 峠越すのは
1956年1月 A 次郎吉笠
B おもかげ峠[注釈 6]
1956年 C-102 A 街の影法師 前田よしえ 大久保徳二郎
B 今宵かぎりのボレロ[注釈 7] 大高ひさを 上原賢六
1956年 C-104 A 静かな雨のロマンス 大久保徳二郎
B 青いドレスの女
1956年5月 A 青いドレスの女
B 静かな雨のブルース
C-3958 A 三ン下月夜唄
B お別れかいな[注釈 8]
1956年5月 C-4018 A 元気でいろよ達者でね 大高ひさを 上条たけし 宮脇春夫
B 上海から来た男 清水みのる 大久保徳二郎
1956年11月 C-4036 A アドマン・ブルース
B 元気でいろよ達者でね 大高ひさを 上条たけし 宮脇春夫
1957年 A-2737 A 春雨じゃ濡れて行こう
B よみ売り三味線
1957年12月 A-2927 A おとぼけ仁義[注釈 9]
B 追っかけ笠[注釈 10]
1958年8月 C-4203 A 東海道の野郎ども[注釈 11]
B 惚れたのヨ[注釈 12]
東芝音楽工業
JP-1120 A これが未練という奴か
B 男の泣き場所
JP-1126 A 深夜の銀座裏
B 恋なんか御免だ
JP-1199 A 今夜はわかった 藤間屮雄 増田幸造
B だからお前が可愛いのさ 大沢浄二
JP-1339 A 今宵限りの三度笠
B 夢でござんす
1964年11月 TP-1001 A ど根性一代[注釈 13] 勝新太郎

十二村哲

大久保徳二郎
B 男の人生[注釈 14] 島田磬也
大映レコード
1967年8月 D-1 A 座頭市[注釈 15] 川内康範 曽根幸明
B 座頭市ひとり旅[注釈 15]
1967年11月 D-9 A あき子
B あれっきり
1968年3月 D-20 A 恋は気まま 水島哲
B いつかどこかで 曽根幸明 池田孝
1968年9月 D-57 A 座頭市子守唄[注釈 16] 川内康範 曽根幸明
B どんとやれ 曽根幸明 池田孝
1968年11月 D-62 A シーサイド横浜 西川ひとみ
B さよならしようぜ 大給櫻子 池田孝
1968年12月 D-66 A 悪名(河内音頭)[注釈 17] 鉄砲光三郎
B 悪名のテーマ(セリフ入り)
1969年6月 D-86 A ごめんね坊や 水島哲 曽根幸明
B 涙はあれに 池田孝
1970年5月 D-108 A いつかどこかで 水島哲 曽根幸明
B Sunny = サニー Bobby Hebb

訳:曽根幸明

Bobby Hebb 池田孝
1970年8月 G-1 A 座頭市の唄 川内康範 曽根幸明
B 座頭市子守唄 いわせひろし 曽根幸明 池田孝
1970年11月 G-4 A 夜と恋の終り 川島朗
B おまえは何処に 水島哲
1971年5月 G-22 A いつかどこかで 曽根幸明
B 涙はおれに 曽根幸明 池田孝
日本コロムビア
1972年4月 SAS-1615 A 兵隊やくざ 石本美由起 山路進一
B 男と男 美沢香 村井邦彦 馬飼野俊一
ユニオンレコード
1973年4月 US-778 A 橋ぐれる 小池一夫 猪俣公章 池多孝春
B 別れ手錠
東芝EMI
1973年 TP-2954 A 孤独におわれて[注釈 18] 安井かずみ 冨田勲
B ひとの出逢い 有馬三恵子 竜崎孝路
1974年 TP-20055 A おてんとさん[注釈 19] 阿里あさみ 冨田勲
B 座頭市ブルース[注釈 20] 小谷充
ビクター音楽産業
1977年 SV-6258 A 座頭市子守唄[注釈 21] いわせひろし 曽根幸明
B いつかどこかで 水島哲 曽根幸明 馬飼野俊一
ワーナー・パイオニア
L-1138P A さすらいの旅 山口あかり 平尾昌晃 竜崎孝路
B 波止場町・ふたり町 ちあき哲也
クラウンレコード
1980年 CWA-21 A にごり水 山田孝雄 叶弦大 伊藤雪彦
B 男心
日本フォノグラム
1982年 7PL-75 A 夜はくりかえす 岩谷時子 三木たかし 田辺信一
B Love You Again 荒木とよひさ 三木たかし
1982年 7PL-78 A 浮遊の夏 島武実 宇崎竜童 若草恵
B ぬくもり 荒木とよひさ 三木たかし
センチュリーレコードポニー・キャニオン
1994年5月20日 1 泣くなよ 補:武藤けんじ 曽根幸明
2 ごめんね坊や 水島哲
徳間ジャパンコミュニケーションズ
2015年11月3日 TJKA-10005 1 Sunny = サニー
2 Summer Time = サマー・タイム

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CD8

 1970

1977925CD

THE MAN NEVER GIVE UP1982

 1995Sony Records

1997P

1998Sony Records


2007P1968

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 vs1980

 199219982008- 

(Love) - 1994

19942017 - 8

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 - @[40]

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注釈[編集]



(一)^ 

(二)^ 1970

(三)^ 

(四)^ CM

(五)^ 

(六)^ 

(七)^ 

(八)^ 

(九)^ 

(十)^ 

(11)^ 

(12)^ 

(13)^ 

(14)^ 

(15)^ ab

(16)^ 

(17)^ 

(18)^  

(19)^ 

(20)^ 

(21)^ 

出典[編集]



(一)^ ab. ZAKZAK. (1997621). 200486. https://web.archive.org/web/20040806210835/http://www.zakzak.co.jp/geino/n_June97/nws958.html 20191220 

(二)^ 1955

(三)^  

(四)^ ab  2014, pp. 3840

(五)^  2014, p. 123

(六)^ ab 1 .  . 2022828

(七)^ ab8  1961-70 2014, pp. 170171

(八)^ abc 1985

(九)^ 4480 2007, pp. 176183

(十)^ 4485 2012, pp. 260268

(11)^  / .  . 201335201337

(12)^ ×NECO16 / .  NECOArchive.is (2012420). 2013122020131220

(13)^ 196712204

(14)^  1

(15)^ 調 100 .   (2011817). 202125

(16)^ 1! (). ORICON NEWS. (2021913). https://www.oricon.co.jp/news/2206769/full/ 2021913 

(17)^  745 2/2 - 

(18)^ ab2 2006, pp. 438 2011, pp. 209262

(19)^   2012, pp. 294318

(20)^  1993, pp. 375399

(21)^  ISBN 978-4-16-660735-8 

(22)^  . NEWS (202099). 2022118

(23)^  西p50 ISBN 9784891151256

(24)^ 1/2 PRIME.2017815 2017/8/9 2017822

(25)^ 2/2 PRIME.2017815 2017/8/9 2017822

(26)^ .  nikkansports.com (200963). 20121127

(27)^ SmaSTATION!  

(28)^  

(29)^  2010113p37p-38p42p-43p47p-48p57p71p75p87p90p96p-97p104p113p-114p136p-137p140p175p222p233p246p261p284p

(30)^ 30SmaSTATION!!

(31)^ 2013 

(32)^ 1959-2016,,2016/11/04,ISBN 9784800310774,

(33)^ 199511

(34)^ USAAnime[]2006USAAnime2013

(35)^ 2001 2020 2000200

(36)^ exex 62p-71p使

(37)^ !!!!TBS

(38)^  / S ; Y125199021101NDLJP:1853091/53 

(39)^ 13419901218NDLJP:1853100/6 

(40)^ @ 

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19985ISBN 978-4062090896

 19986ISBN 978-4582943139

200312ISBN 978-4894443037

 20101ISBN 978-4166607358

 2011123ISBN 978-4062174749



; ;  ︿220066ISBN 978-4907846435 

; ;   20115ISBN 978-4907846770 

19937ISBN 978-4195552377 

 201211ISBN 978-4309021447 

11020148ISBN 978-4087207521 

 198511  - 

80 1924-2006︿20077ISBN 978-4873766560 

85 1924-2011︿20125ISBN 978-4873767550 

 100︿201412ISBN 978-4873768038 

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