図書館と群馬に関するlaislanopiraのブックマーク (2)
-
群馬県立図書館︵前橋市︶が、県内35市町村の読書環境整備のため実施してきた図書支援のあり方を2024年度から変更する。小説や絵本など娯楽要素の強い書籍から、歴史や農業技術、経済学など専門書を中心に置き換える。担当者は﹁県立図書館ならではの専門性の高い本に触れてほしい﹂と語るが、公立の図書館を設置していない自治体からは不安の声も上がっている。︻渡辺薫︼ 公立図書館は図書館法に基づき各自治体が制定した条例の下に設置され、県内では23市町村が開く。残り12町村は建設費負担などを理由に図書館を設置しておらず、公民館の中に図書室を併設するなどして住民に読書環境を提供しているが、自治体によって規模や蔵書数はさまざまだ。
-
予算削減が続く県立図書館では、購入図書を絞ったり、特定図書のコーナーを充実させたりと知恵を絞っている︵前橋市の県立図書館で︶ 財政難による予算抑制で、県立図書館︵前橋市日吉町︶が苦境に立っている。資料購入費は減額の一途をたどり、5年前の2分の1まで落ち込んだ。担当者は、ベストセラー小説などの購入を控えたり、不要になった蔵書を売り出したり――。住民サービス維持のため、知恵を絞っている。 県立図書館の2013年度の資料費予算額は2671万円。08年度の5300万円から半減し、縮小に歯止めがかからないのが現状だ。館内サービスを担当する斎藤進一次長は﹁厳しい。特に新刊書の絶対量が少なくなっている﹂と明かす。 現場では、限られた予算の﹁選択と集中﹂を徹底。中核図書館として、学術書や専門書などの収集に力を入れる一方、ベストセラー小説や新書、実用書などの購入は控えるようになった。 斎藤次長は﹁かつては、
-
1