【バンコク時事】タイのセター首相は8日、現在は禁止薬物から除外されている大麻の規制を再強化する方針を示した。 X(旧ツイッター)に「早急に大麻を(取り締まり対象の)『麻薬リスト』に戻すよう指示した」と投稿した。 タイ政府は2022年6月、幻覚作用を及ぼすテトラヒドロカンナビノール(THC)の含有量が0.2%以下の大麻を「麻薬リスト」から外し、家庭栽培を認めた。 使用や販売は医療と健康目的に限定されているが、規制緩和に伴い街中では大麻製品を扱う店舗が多数出現。観光客らが出入りし、「娯楽目的での使用が事実上解禁されている」といった批判が出ていた。 タイメディアによると、大麻は年内にも「麻薬リスト」に記載される。ただ医療と健康目的の使用は引き続き可能で、実効性のある取り締まりができるかが課題となる。
東南アジアの地域統括機能をタイなどシンガポール以外の国に置く動きが日本企業の間で増えている。シンガポールは依然として最大の地域統括拠点だが、現地でのビジネスの拡大や税制などコスト面から他の国を選択する企業が出ている。印刷用インキなどを手掛ける化学メーカーのサカタインクス(4633)は2024年2月、マレーシアにアジア地域の統括会社を設立した。インドとタイ、ベトナム、インドネシアなど東南アジア・
チリのリチウム鉱山(2022年9月12日撮影、資料写真)。(c)Martin BERNETTI / AFP 【1月22日 AFP】タイ政府は、国内で埋蔵量1500万トン近いリチウム鉱床が見つかったとする先週の発表を撤回した。 19日には、南部パンガー(Phang Nga)県内の2か所でリチウム鉱床が見つかり、埋蔵量は1480万トンと推定されると発表していた。 だが政府報道官は翌20日になって、見つかったのはリチア雲母などを含む1480万トンの鉱物資源だったと訂正した。リチア雲母は、リチウムを含む最も一般的な鉱物の一つ。 政府は、「この鉱物資源の中に含まれている酸化リチウムは約0.45%」だとフェイスブックに投稿。このリチウム量があれば、「電気自動車(EV)約100万台分の50キロワット時バッテリーを製造できる」と説明した。(c)AFP
チリのリチウム鉱山(2022年9月12日撮影、資料写真)。(c)Martin BERNETTI / AFP 【1月19日 AFP】タイ政府は19日、大規模なリチウム鉱床が見つかったと発表した。埋蔵量は約1500万トンで、ボリビアとアルゼンチンに次ぎ世界3位規模となる。 政府の副報道官はテレビ局ネーションに対し、鉱床は南部パンガー(Phang Nga)県内の2か所で見つかり、推定埋蔵量は1480万トンだと明らかにした。 ただし、「発見した資源のうちどれだけ利用できるか調査中だ。判明には時間がかかる」と説明している。 リチウムは電気自動車(EV)の他、スマートフォンなどの電化製品に使われている電池の主原料となっている。 タイは従来型の車の組み立てで培った経験を生かし、東南アジアにおけるEV生産の中心地になることに意欲を示しており、今回のリチウム鉱床の発見は、その目標達成に向け弾みをつけるものと
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