【読売新聞】 兵庫県選挙管理委員会が斎藤知事の早期辞職を想定し、知事選の準備に関するメールを県内全41市町の選管に送っていたことがわかった。県選管は「一連の問題で、知事選の実施の可能性が高まっていることを踏まえた」と説明している。
兵庫県の斎藤知事にパワハラの疑いがあるなどと告発する、元・西播磨県民局長が作成して報道機関や県議会の関係者などに送った文書をめぐり、7月19日に開かれた県議会の「百条委員会」では知事が兵庫県上郡町の町長などとの意見交換で、特産のワインについて「まだ飲んだことがない。折を見てお願いします」などと話している音声データが審議の資料として採用されました。 これについて、斎藤知事は24日会見で、町長に向けたものではなく同席していた県議会議員とのやりとりの中で発したものだと述べました。 そのうえで、県内の特産品の魅力について自身が知っておくことが今後、PR施策や産業政策を検討する上で大事だという認識を示しました。 一方で、視察先で地元の特産品などを受け取ることについて「さまざま指摘が出されている」として、今後、疑念を抱かれることがないよう、ルールを明確化する考えを明らかにしました。 斎藤知事は「物品は
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斎藤知事「知事室で使う」と非売品の家具持ち帰り 本紙指摘で存在確認も”おねだり”は否定 「県産品のPRに」 2024.07.16 兵庫県の斎藤元彦知事が「企業などから贈答品を受け取っている」などとする元県職員からの内部告発を受け、県議会が百条委員会を設置する中、知事が一昨年9月に同県丹波市内の事業所を視察した際、この事業所が自社制作した木製のいすとサイドテーブルを持ち帰っていたことが、関係者への取材で分かった。16日、県庁の定例会見で知事は丹波新聞社の質問に受領を認め、「知事室では使っていない」と答え、「知事や県庁が使うのは、産業振興のため。おねだりではない」と述べた。 2022年9月5、6日に行われた、知事が滞在し地域と交流しながら働く「ワーケーション知事室in丹波」時に視察した事業所での出来事。 事業所のウェブサイト(同年9月6日付)に「ぜひ知事室で使いたいと自社製のイスとサイドテーブ
2 兵庫県知事のパワハラ疑惑などを巡り、死亡した県の元幹部職員が疑惑に関する録音データや「死をもって抗議する」といったメッセージを残していたことが分かりました。 ■元局長「百条委員会は続けてほしい」
兵庫県の斎藤元彦知事のパワハラ疑惑などを告発する文書を作成した元西播磨県民局長の男性(60)が死亡した問題で、県議会の調査特別委員会(百条委員会)の理事会で16日、男性が生前に作った百条委への陳述書や、斎藤知事の発言を録音した音声データが提出されたことが報告された。19日の百条委会合で資料として採用するか決める。 一方、斎藤知事は16日の定例会見で「道は険しいが、県政を前に進める」として辞職を重ねて否定した。 理事会は非公開で、百条委委員長の奥谷謙一県議が会合後に内容を説明した。それによると、資料は12日に男性の遺族が県議会事務局にメールで送った。陳述書のほか、「一死をもって抗議する」「百条委員会は最後までやり通してください」などと男性が残したメッセージが記されていた。 陳述書は11ページで、今月19日に予定されていた証人尋問に向けた想定問答形式の文書で、告発文書を作成した経緯などがつづら
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