【読売新聞】 高速道路のサービスエリア(SA)が夜間、違法駐車のトラックであふれている。静岡県警や高速道路会社が対策を講じているが、死亡事故も続発。深夜の新東名下り線の浜松SAを取材すると、危険な実態が浮かび上がった。(中島和哉、高
国交省や中日本高速道路によると、地震の影響で静岡県内の東名高速道は上り線が静岡IC(静岡市)−袋井IC(袋井市)間で、下り線が静岡IC−菊川IC(菊川市)間で全面通行止めとなっている。このうち、吉田IC(吉田町など)−相良牧之原IC(牧之原市)間の一部で路肩が約40メートルにわたって崩落しているほか、路面に約10メートルの亀裂が見つかった。一部の橋の上下線の路面で7〜8センチの段差が生じ、漏水しているトンネルもあるという。 同県内では各地で第二東名高速道が工事中で、第二東名で使用予定となっている工事資材や機材を路肩崩落現場などに振り向けて、早期の復旧に向けて工事を進める。同県内の国道や県道では、落石などが確認された国道や県道の一部が通行止めとなったり片側交互通行と交通規制が取られている。 河川では、大井川や天竜川などで点検を行ったが、特に異常はなかった。このほか、県内を中心に被害の発生が予
地震で通行止めとなった東名高速で、パトカーの先導で逆走して牧之原SAから出る車の列=11日午前9時4分、静岡県牧之原市、本社ヘリから、加藤丈朗撮影 東名高速の牧之原サービスエリア付近(静岡県牧之原市静谷)の上り線では、本線の路肩部分が崩落した。長さは約100メートル。ガードレールから中央線に向かって最大で3.5メートルほどがえぐりとられ、一部は走行車線に達した。崩れた土砂は、竹林をなぎ倒して、民家の手前で止まった。 復旧の見通しは立っていない。13日はETC搭載の普通車料金も1千円に値下げされ、お盆の帰省ラッシュのピークを迎えるが、影響が出るのは必至とみられる。国土交通省によると、片側1車線だけでも通行可能にして影響を最小限に抑えることを検討中という。
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