群馬と本に関するlaislanopiraのブックマーク (6)
-
群馬県立図書館︵前橋市︶が、県内35市町村の読書環境整備のため実施してきた図書支援のあり方を2024年度から変更する。小説や絵本など娯楽要素の強い書籍から、歴史や農業技術、経済学など専門書を中心に置き換える。担当者は﹁県立図書館ならではの専門性の高い本に触れてほしい﹂と語るが、公立の図書館を設置していない自治体からは不安の声も上がっている。︻渡辺薫︼ 公立図書館は図書館法に基づき各自治体が制定した条例の下に設置され、県内では23市町村が開く。残り12町村は建設費負担などを理由に図書館を設置しておらず、公民館の中に図書室を併設するなどして住民に読書環境を提供しているが、自治体によって規模や蔵書数はさまざまだ。
-
元草津町議の新井祥子氏が町長室で黒岩信忠町長から性被害にあったと電子書籍で訴えたことをめぐり、著者のフリーライター飯塚玲児氏が12月7日、自身のブログで﹁謝罪声明書﹂を発表。2019年に執筆、公開した電子書籍﹃草津温泉 漆黒の闇5﹄の記事に誤報があり、販売を打ち切ると明らかにした。あわせて、黒岩町長に謝罪の意を表明した。 飯塚氏は記事内容の前提となった情報について﹁大きな誤りがあり、記事が誤報だと判断せざるを得ないことが判明いたしました﹂としている。 朝日新聞などによると、新井氏は2022年10月31日、電子書籍を公表して黒岩町長の名誉を傷つけたほか、性被害を受けたとする虚偽の内容の告訴をしたとして、名誉毀損と虚偽告訴の罪で前橋地検に在宅起訴されている。 飯塚氏も名誉毀損の罪で10月31日付で在宅起訴されている。飯塚氏は﹁謝罪声明書﹂で、﹁前橋地方検察庁より開示された証拠資料によると、情報
-
寄贈された﹁月に吠える﹂初版無削除版。表紙は著名な版画家の恩地孝四郎と田中恭吉が手がけた︵前橋文学館提供︶ 前橋市出身の詩人、萩原朔太郎︵1886~1942年︶の代表作﹁月に吠える﹂の初版無削除版が市に寄贈され、29日から前橋文学館で一般向けに展示される。無削除版は当時、内務省の検閲で性的表現に問題ありとされた2編の作品を削除しないまま出回った初版本。確認されているのは10点ほどしかなく、極めて希少で高額なため同文学館でも入手できずにいた。コレクターでもある秀明大︵千葉県八千代市︶の川島幸希学長が寄贈した。 ﹁月に吠える﹂は朔太郎30歳の処女作として、大正6︵1917︶年2月に刊行され、詩壇・文壇から絶賛された代表作。初版は500部ほど刊行されたが、直後に内務省の通知で﹁愛憐﹂と﹁恋を恋する人﹂の2編が削除された。 ﹁きつと可愛いかたい歯で、草のみどりをかみしめる女よ﹂と始まる﹁愛憐﹂は、
-
現時点で全国には、古本屋としてのブックオフは約900店舗だという。その中で、431店舗を制覇した男がいる。 県単位では、岩手、茨城、埼玉、千葉、東京、石川、山梨、宮崎、沖縄の1都8県だ。 おそらく﹃日本一ブックオフに通った男﹄といっていいだろう。 ん? よく考えてみればそれって世界一じゃねえか! そんなギネス級の御大から、 ﹁群馬を制覇すべく、ブックオフツアーにいっしょに行きませんか?﹂とお誘いいただいた。 行く行く~。行きます、なんとしてでも行かせていただきます!
-
ただならぬタイトルの裏側には、ただならぬ闇が潜んでいた。地を這うような調査によって、ドミノ倒しのように明かされていく衝撃の事実。報道という武器を駆使して次々に繰り出される手技。それでも事態は動かない。﹁真実﹂への道のりは、ここまで遠いものか。そして﹁当たり前﹂のことを当たり前のように行うのは、ここまで難しいものか。 北関東連続幼女殺人事件は、栃木県足利市、群馬県太田市という隣接する2市で、5人の少女が姿を消した事件である。犯行は半径10キロという限定された地域で複数年おきに行われており、誘拐現場の大半がパチンコ店、そしてほとんどの遺体が河川敷で発見されるなど共通項は多いものの、犯人は未だに逮捕されていない。 事件を時系列に並べると、以下のようになる。 1979年 栃木県足利市 福島万弥ちゃん 5歳 殺害 1984年 栃木県足利市 長谷部有美ちゃん 5歳 殺害 1987年 群馬県尾島町 大
-
﹁進んでしまった時計の針を戻すことは出来ない。あの日、事件は起こってしまった。﹂著者、清水氏は思う。﹁だが、なぜだったのか?﹂普通のどこにでもいるような女子大生がストーカー被害の末殺害された、﹁桶川ストーカー殺人事件﹂。当時、雑誌﹁FOCUS﹂編集部に在籍した清水氏は、独自取材の末殺人犯を探し当て、埼玉県警上尾署の不祥事を暴いた。その一連の取材過程を記した前著﹃桶川ストーカー殺人事件―遺言 (新潮文庫)﹄でのまえがきには、先のように書かれていた。﹁だが、なぜだったのか?﹂おそらくは、ずっと清水氏の胸に響いていた言葉。﹁なぜ猪野詩織さんは殺害されたのか?﹂。 本作﹃殺人犯はそこにいる﹄のまえがきにはこう書かれている。 ﹁関東地方の地図を広げ、北部のある地点を中心に半径一〇キロほどの円を描いてみる。そこは家々が建ち並び、陽光の中で子供達が笑い声をあげる、普通の人々が普通に暮らす場所だ。その小さ
-
1