東京都渋谷区で、区の保養所をめぐり前代未聞の騒動が起きている。同区が区民保養所に使うため購入した静岡県河津町の旅館が「アダルトビデオの撮影に使われた場所で保養所には不適切だ」として、堀切稔仁区議が購入および改修費用など計1億8000万円を区長らに請求するよう区側に求める訴訟を25日までに東京地裁に起こした。 訴状によると、旅館は3月に休業し、渋谷区は4月に土地建物を買い取る契約を結んだ。だが、堀切区議の調査では、2006年から昨年まで、11作品以上のアダルトビデオの撮影に使われていたことが判明した。 渋谷区によると保養所は10月のオープン予定。潔癖な区民はAV撮影が行われた旅館を保養所として使用したいとは思わないかもしれない。 だが、旅館やホテルなどでプライベート風に撮るAVは人気だ。AV関係者は「物件が売れるまで遊ばせておくのはもったいないので、廃業する旅館をスタジオ業者が借り上げて、撮
過去にアダルトビデオ(AV)の撮影に使われた旅館を保養所として、東京都渋谷区が購入したのは不適切だったとして、堀切稔仁区議が24日、桑原敏武区長らに対し、購入代金など約1億8千万円を区に賠償するよう求める住民訴訟を、東京地裁に起こした。 訴状によると、区は4月、静岡県河津町の旅館を購入。だがこの旅館は2006年以降、少なくとも計11回、AVの撮影に使われていた。このため、区議側は「区民が安らぐ保養所にならない」と主張。撮影の過去や建物の老朽化を適切に評価せず不当に高い代金で購入したとして、「違法な支出にあたる」と訴えている。住民監査請求をしたが、棄却されたため提訴した。 区によると、既存の保養所が人気で予約がなかなか取れないため、新たな保養所としてこの旅館を購入。AV撮影の過去は知らず、購入後に週刊誌の取材を受けて知ったという。今年度予算に、改修費などと合わせ約2億2800万円を計上。改修
まつりのハイライトで400年余りの伝統を持つたこ揚げ合戦にかかわる業者や自治会が「誰が決めたのか」と中止決定に至る過程を問題視しているほか、地元経済界では過剰な自粛ムードによる経済への影響を懸念する声が根強い。一部にはたこ揚げを強行しようとする動きもあるため、市などで組織するまつり本部は神経をとがらせている。 浜松まつりは、例年5月3〜5日に行われ、約170万人が訪れる一大イベント。遠州灘に面した中田島砂丘(同市南区)の広場で子供の健やかな成長を願う大だこが各町会(自治会)単位で揚げられるほか、中心市街地で御殿屋台の引き回しなどが行われる。中でも、たこ揚げは江戸時代以前から続いてきたとされるまつりの中核イベントで、今年参加を予定していた174町会の大半は半年以上も前から準備を重ねてきた。 市や自治会連合会、浜松商工会議所など4団体で作るまつり本部が開催中止を決めたのは、大震災から1週間後の
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