<52歳の元・米ニューズウィーク誌記者がIT新興企業に転職。﹃スタートアップ・バブル――愚かな投資家と幼稚な起業家﹄で内情を暴露した> ﹃スタートアップ・バブル――愚かな投資家と幼稚な起業家﹄︵ダン・ライオンズ著、長澤あかね訳、講談社︶の著者は、米ニューズウィーク誌などで編集者/記者を務めてきた人物。本書はそんな著者がニューズウィークをリストラされ、IT新興企業︵スタートアップ︶の﹁ハブスポット﹂に転職し、さまざまなトラブルに巻き込まれた過程を綴ったノンフィクションである。9ヵ月前のある日、私は﹃ニューズウィーク﹄誌から、あっさりお払い箱にされた。﹁もう二度と働けないかも﹂と恐怖におびえたものだ。それが今や、東海岸で指折りのホットなIT系スタートアップで、マーケターになろうとしている。ただし一つ、小さな問題がある。実はマーケティングについて、何も知らないのだ。面接で﹁私を雇ってください!
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