湧別駅

かつて日本の北海道湧別町にあった北海道旅客鉄道の駅

湧別駅(ゆうべつえき)は、かつて北海道網走支庁紋別郡湧別町栄町にあった北海道旅客鉄道(JR北海道)名寄本線支線)の廃駅)である。事務管理コードは▲122141[2]

湧別駅

跡地に建った消防署(2009年8月)

ゆうべつ
Yūbetsu

四号線 (1.9 km)

地図
所在地 北海道紋別郡湧別町栄町

北緯44度13分26.1秒 東経143度37分10.3秒 / 北緯44.223917度 東経143.619528度 / 44.223917; 143.619528

所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 名寄本線(支線)
キロ程 4.9 km(中湧別起点)
電報略号 ユツ
シユ(改称前)
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1916年大正5年)11月21日[1]
廃止年月日 1989年平成元年)5月1日[1]
備考 名寄本線廃線に伴い廃駅
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歴史

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1977年の湧別駅と周囲約500m範囲。下が中湧別方面。単式ホーム1面1線の他に、駅裏側に2本の副本線、駅舎横に貨物ホームと引込み線を有した。この時点では副本線は1本に見える。周囲にはまだ多くの木材が野積みされ、貨物ホームには貨車が留置されているが、この1年後には貨物の取扱いが廃止されている。駅構外の北側にあった木工場へ、本線から真っ直ぐ引込み線が伸びているのが確認できる。かつてはそこからさらに現在のマルハニチロ北日本湧別事業所の北東側付近にまで軌道が伸びていた[3]国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

1019623721/1984198661111

年表

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191651121便 - [1][1]

19221192

19305212 - 

19327101 - 

193914
81

91

19492461

1954291110[1]

19623710112[4]

197853121[1]

19845921[1]

198661111[5]

19876241JR[1]

198951[1]

駅名の由来

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開業当初、湧別川の下流に位置することから「下湧別」と命名されたが、所在する下湧別村が1953年(昭和28年)に町制施行し名称を湧別町と改めたため、翌年に駅名も改称された[6]

駅構造

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1150 m[7]2123130 m[7]11975503[7]

1981563[7]11[8]

西[8][7][9]

[10]

利用状況

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  • 1981年度(昭和56年度)の1日乗降客数は55人[8]

駅周辺

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バス路線

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駅跡

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駅跡地には遠軽地区広域組合消防署湧別出張所及び湧別町文化センターさざ波が建設されており[11]、消防署前の歩道には「湧別駅の跡」の記念碑が建立されている[12]

隣の駅

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北海道旅客鉄道(JR北海道)
名寄本線(支線)
四号線駅 - 湧別駅

脚注

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(一)^ abcdefghi  JRIIJTB1998101913ISBN 978-4-533-02980-6 

(二)^   4131966242doi:10.11501/1873236https://doi.org/10.11501/18732362023321 

(三)^ 1952 

(四)^ 19621011

(五)^  1861986103012

(六)^  11973325199ASIN B000J9RBUY 

(七)^ abcde JRJTB2010440

(八)^ abc169019837212

(九)^ ab 13219801026-27

(十)^ 19895No.615153

(11)^ VIIIJTB2001836-37P

(12)^ 20119128P

関連項目

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外部リンク

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