: electronic oscillator
水晶振動子

帰還型と弛張型

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Harmonic oscillator

1)

Relaxation oscillator


帰還型発振回路の例

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固体振動子発振回路

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水晶振動子セラミック発振子など、電圧を印加することで固有振動を起こす部品(固体振動子)を回路内に接続することにより、発振周波数を決めることができる。特に水晶振動子を用いた回路は、発振周波数の精度が非常に高い。

回路内の接続の方法により、次のように分類される。

  • ピアースB-E回路
  • ピアースC-B回路
  • エミッタ帰還回路

CR発振回路(低周波)

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CRRC

: 09034180

Wien bridge oscillator: 調

T: T調1便

LC反結合発振回路(高周波)

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LCLC

Hartley oscillator: 21

Colpitts oscillator: 12Clapp oscillatorC/NC/N使VCO


クラップ発振回路
  • ハートレー発振回路
  • 同調形

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    回路の一部に同調回路を設け、その電圧の一部を帰還するものである。

    • コレクタ同調
    • ベース同調
    • エミッタ同調

    マルチバイブレータ

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    Multivibrator3







    2

    リング・オシレータ

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    NOTNORRC 使

    NOT[]調

    弛張型発振回路の例

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    ネオン管発振回路

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    UJTPUTIC

    パウルゼンの弧光発振回路

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    LC調

    リレーによる発振回路

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    NC接点とコイルを直列に繋いだ回路

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    [1]

    ノーマルオープン(NO)接点とコイルを並列につないだ回路

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    リレーのコイルに定格電流を流すと,コイルが励磁して接点が吸引されてコイルは短絡する。すると磁力が弱まり,接点は再び開き最初の状態に戻る。この回路は,短絡する回路であるため,電圧電源をそのまま繋ぐことはできない。しかし,リレーと負荷抵抗を直列に繋ぐことにより発振器として機能する。この発振器は負荷と直列なため,電源電圧はリレーと負荷に分圧される。したがって,あらかじめ分圧される電圧に見合った定格電圧のリレーを使用することが条件となる。さらに,接点が開いている時もコイル電流が負荷に流れるため,負荷の種類によっては注意を要する。NO接点を用いたこの発振器は,接点に自己誘導起電力を発生しないため火花飛が飛ばす,特別な接点保護回路を必要としない。負荷に接点定格までの矩形波電流を供給することが可能になる。実際の使用形態は,単極リレーよりも,コイル電流のリークの影響を無くすため,2極2接点,または3極2接点のリレーを用いることになる。矩形波の発振周波数は,個々のリレーの仕様によって異なり,リレー本体が大きくなるほど周波数は低くなるが,周波数の調整は基本的にはできない。

    専用集積回路

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    単一で固定の発振源から、任意の周波数、位相、波形をデジタル的に生成するための電子回路。

    • タイマーIC

    タイマー用集積回路NE555を用いると簡単に弛張型発振回路を構成できる。タイムアップ時にコンデンサーの電荷を放電するように回路を構成すると、順次抵抗を経てコンデンサーに充電し、一定の電荷に達するとタイマーはタイムアップしコンデンサーの電荷を放電する。このICを使うことのメリットは、1Hz以下の長周期発振が実現できることである。

    脚注

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    1. ^ ロゲルギストT「呼鈴はなぜ鳴るか」、ロゲルギスト『続 物理の散歩道』(岩波書店)収録

    関連項目

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