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'''{{by|2022年}}'''シーズン開幕前に受けたインタビューでは、肘の状態について6割程度は回復してきていると回答している{{R|athlete220323}}。3月30日の二軍公式戦で実戦に復帰し、1回を無失点に抑えた<ref>{{Cite news|title=アドゥワ復帰登板﹁痛みも出ていないので良かった﹂<ウエスタン>3月30日中日戦|newspaper=中国新聞デジタル|date=2022-03-30|url=https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/150558|accessdate=2022-10-21}}</ref>。以降、一軍への復帰は果たせなかったものの、二軍公式戦に中継ぎや先発で計20試合に登板し、2勝7敗、防御率4.30の成績を残した<ref>{{Cite web|和書|url=https://npb.jp/bis/2022/stats/idp2_c.html|title=2022年度 広島東洋カープ 個人投手成績︵ウエスタン・リーグ︶|publisher=NPB.jp 日本野球機構|accessdate=2022-10-21}}</ref>。シーズン終了後には[[みやざきフェニックス・リーグ]]にも参加した<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.carp.co.jp/news22/n-335.html|title=﹁みやざきフェニックス・リーグ2022﹂参加メンバーについて|date=2022-10-06|website=広島東洋カープ公式サイト|accessdate=2022-10-21}}</ref>。
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'''{{by|2022年}}'''シーズン開幕前に受けたインタビューでは、肘の状態について6割程度は回復してきていると回答している{{R|athlete220323}}。3月30日の二軍公式戦で実戦に復帰し、1回を無失点に抑えた<ref>{{Cite news|title=アドゥワ復帰登板﹁痛みも出ていないので良かった﹂<ウエスタン>3月30日中日戦|newspaper=中国新聞デジタル|date=2022-03-30|url=https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/150558|accessdate=2022-10-21}}</ref>。以降、一軍への復帰は果たせなかったものの、二軍公式戦に中継ぎや先発で計20試合に登板し、2勝7敗、防御率4.30の成績を残した<ref>{{Cite web|和書|url=https://npb.jp/bis/2022/stats/idp2_c.html|title=2022年度 広島東洋カープ 個人投手成績︵ウエスタン・リーグ︶|publisher=NPB.jp 日本野球機構|accessdate=2022-10-21}}</ref>。シーズン終了後には[[みやざきフェニックス・リーグ]]にも参加した<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.carp.co.jp/news22/n-335.html|title=﹁みやざきフェニックス・リーグ2022﹂参加メンバーについて|date=2022-10-06|website=広島東洋カープ公式サイト|accessdate=2022-10-21}}</ref>。
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'''{{by|2023年}}'''は8月29日の巨人戦で4年ぶりの勝利を獲得。 |
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== 選手としての特徴 == |
== 選手としての特徴 == |
2024年3月7日 (木) 21:10時点における版
広島東洋カープ #48 | |
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![]() 2019年7月23日 マツダスタジアム | |
基本情報 | |
国籍 |
![]() |
出身地 | 熊本県熊本市中央区 |
生年月日 | 1998年10月2日(25歳) |
身長 体重 |
196 cm 83 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2016年 ドラフト5位 |
初出場 | 2018年4月4日 |
年俸 | 1200万円(2024年)[1] |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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アドゥワ 誠︵アドゥワ まこと、英: Makoto Aduwa、1998年10月2日 - ︶は、熊本県熊本市中央区出身のプロ野球選手︵投手︶。右投右打。広島東洋カープ所属。
![](//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/8/8c/%E3%82%A2%E3%83%89%E3%82%A5%E3%82%A2%E8%AA%A0.jpg/220px-%E3%82%A2%E3%83%89%E3%82%A5%E3%82%A2%E8%AA%A0.jpg)
アドゥワの投球フォーム
長身から投げ下ろす、最速150km/hのナチュラルに動く速球を持ち味とする。変化球はチェンジアップ、カーブ、スライダーを投げる。また、フィールディングを得意とする[3]。肘の手術後はややスリークォーター気味の投球フォームとなった。
経歴
プロ入り前
小学校から熊本中央リトルで野球を始め、熊本市立出水中学校時代は熊本中央リトルに所属[2]。 松山聖陵高等学校では、1・2年の時は全国的には無名だったものの、3年夏の第98回全国高等学校野球選手権大会にエースとして出場した。同大会では準優勝した北海高等学校と初戦で対戦し、サヨナラ負けで敗退した[3]。高校の2学年後輩には土居豪人︵現・ロッテ︶がいた。 2016年10月20日に行われたドラフト会議で広島東洋カープから5位指名を受け、11月17日に仮契約を結んだ[4]。広島時代
2018年︵2年目︶は開幕を一軍で迎え、その後一度も二軍に落ちることなく中継ぎとして活躍した。4月26日の横浜DeNAベイスターズ戦でプロ初ホールドを記録し、19歳6か月でのホールドは球団最年少記録となった[5]。 2019年、4月10日に一軍昇格[6]。4月23日の中日ドラゴンズ戦でプロ初先発を果たした[7]。3度目の先発となった5月12日のDeNA戦で、プロ初完投でシーズン初勝利を挙げた[8]。この試合では自身のバットで適時打も放ち、鈴木誠也、磯村嘉孝とともにヒーローインタビューを受けた[9]。 2020年は二軍では先発で10試合に登板し、5勝3敗、防御率2.19の成績を残したが、9月26日の二軍公式戦登板を最後に実戦から離れる。球速を追い求めた結果、上半身に頼って投球のバランスを崩し、肘に負担がかかって故障し[10]、10月22日には群馬県館林市の病院で右肘関節鏡視下骨軟骨掻破・骨棘切除の手術を受けた。プロ1年目以来の一軍登板無しでシーズンを終えた[11]。 2021年は春季の二軍キャンプにて、ブルペンで立ち投げできるまでに回復[12]。しかし、手術した肘とは別の場所の肉離れを起こし、ほとんど投げることはできずに1年を過ごした[13]。 2022年シーズン開幕前に受けたインタビューでは、肘の状態について6割程度は回復してきていると回答している[13]。3月30日の二軍公式戦で実戦に復帰し、1回を無失点に抑えた[14]。以降、一軍への復帰は果たせなかったものの、二軍公式戦に中継ぎや先発で計20試合に登板し、2勝7敗、防御率4.30の成績を残した[15]。シーズン終了後にはみやざきフェニックス・リーグにも参加した[16]。 2023年は8月29日の巨人戦で4年ぶりの勝利を獲得。選手としての特徴
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/8/8c/%E3%82%A2%E3%83%89%E3%82%A5%E3%82%A2%E8%AA%A0.jpg/220px-%E3%82%A2%E3%83%89%E3%82%A5%E3%82%A2%E8%AA%A0.jpg)
人物
ナイジェリア出身の父と日本人の母を持ち、母は元バレーボール選手で[4]ダイエー・オレンジアタッカーズで7年間プレーした酒本純子[17]。 兄のアドゥワ大も投手としてプレーした野球選手で、2021年シーズンはBCリーグ・新潟アルビレックス・ベースボール・クラブに所属していた[18][19]。詳細情報
年度別投手成績
年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2018 | 広島 | 53 | 0 | 0 | 0 | 0 | 6 | 2 | 0 | 5 | .750 | 293 | 67.1 | 62 | 4 | 36 | 1 | 2 | 30 | 2 | 0 | 29 | 28 | 3.74 | 1.46 |
2019 | 19 | 14 | 1 | 0 | 1 | 3 | 5 | 0 | 0 | .375 | 404 | 91.2 | 101 | 14 | 27 | 0 | 4 | 52 | 2 | 0 | 52 | 44 | 4.32 | 1.40 | |
2023 | 14 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 1.000 | 67 | 16.2 | 15 | 1 | 2 | 0 | 1 | 13 | 0 | 0 | 6 | 6 | 3.24 | 1.02 | |
通算:3年 | 86 | 14 | 1 | 0 | 1 | 10 | 7 | 0 | 6 | .588 | 764 | 175.2 | 178 | 19 | 65 | 1 | 7 | 95 | 4 | 0 | 87 | 78 | 4.00 | 1.38 |
- 2023年度シーズン終了時
年度別守備成績
年 度 |
球 団 |
投手 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | ||
2018 | 広島 | 53 | 6 | 20 | 1 | 0 | .963 |
2019 | 19 | 6 | 19 | 1 | 0 | .962 | |
2023 | 14 | 2 | 2 | 0 | 0 | 1.000 | |
通算 | 86 | 14 | 41 | 2 | 0 | .965 |
- 2023年度シーズン終了時
記録
- 初記録
- 投手記録
- 初登板:2018年4月4日、対東京ヤクルトスワローズ2回戦(明治神宮野球場)、9回表二死に5番手で救援登板・完了、1/3回を無失点
- 初奪三振:2018年4月11日、対阪神タイガース2回戦(阪神甲子園球場)、8回裏に鳥谷敬から空振り三振
- 初ホールド:2018年4月26日、対横浜DeNAベイスターズ6回戦(横浜スタジアム)、5回裏に2番手で救援登板、2回無失点
- 初勝利:2018年5月30日、対埼玉西武ライオンズ2回戦(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)、10回表に6番手で救援登板、完了、1回3失点
- 初先発登板:2019年4月23日、対中日ドラゴンズ4回戦(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)、7回2失点
- 初先発勝利・初完投勝利:2019年5月12日、対横浜DeNAベイスターズ9回戦(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)、9回1失点
- 打撃記録
- 初打席:2018年7月22日、対読売ジャイアンツ16回戦(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)、5回裏無死一塁で今村信貴からスリーバント失敗
- 初安打:2018年8月26日、対中日ドラゴンズ21回戦(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)、2回裏二死一塁で藤嶋健人から中前安打[20]
- 初打点 : 2019年5月12日、対横浜DeNAベイスターズ9回戦(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)、2回裏に京山将弥から右前適時打
登場曲
背番号
- 48(2017年 - )
脚注
出典
(一)^ “広島 - 契約更改 - プロ野球”. 日刊スポーツ. 2023年11月15日閲覧。
(二)^ “広島5位アドゥワ、自身の名前と同じ“江夏グラブ””. 日刊スポーツ. (2017年1月9日) 2018年5月3日閲覧。
(三)^ ab“まだ潜在能力の3割。広島・アドゥワ誠は﹁体重100kgに増やす﹂”. Sportiva (2017年1月27日). 2017年5月19日閲覧。
(四)^ ab“ドラ5アドゥワが仮契約 目標は広島のダルビッシュ”. 日刊スポーツ. (2016年11月17日) 2018年5月3日閲覧。
(五)^ “広島アドゥワ 好救援!19歳6カ月球団最年少ホールド”. スポーツニッポン. (2018年4月27日). オリジナルの2018年9月2日時点におけるアーカイブ。 2018年5月3日閲覧。
(六)^ “広島アドゥワ誠が今季初1軍、リリーフ待機見込み”. 日刊スポーツ (2019年4月10日). 2022年1月31日閲覧。
(七)^ “アドゥワ窮地救った初先発﹁大したものや﹂監督称賛”. 日刊スポーツ (2019年4月23日). 2022年1月31日閲覧。
(八)^ “広島アドゥワ初完投で先発初勝利、DeNA借金11”. 日刊スポーツ (2019年5月12日). 2022年1月31日閲覧。
(九)^ 我善導 (2021年5月15日). “我善導の“週刊”カープTシャツコレクション~12枚目~﹁いつもありがとう。母の偉大さを思い出させてくれる、心温まる1枚﹂”. 広島アスリートマガジン 2021年5月17日閲覧。
(十)^ “広島・アドゥワ誠 手術した右肘は﹁痛みはなく順調﹂キャンプでブルペン投球再開へ”. 日刊スポーツ. (2021年1月15日) 2021年2月14日閲覧。
(11)^ “広島アドゥワ誠が右肘を手術 今季1軍登板なし”. 日刊スポーツ. (2020年10月22日) 2021年2月14日閲覧。
(12)^ “︻広島︼一軍は練習試合が雨天中止、二軍ではアドゥワがブルペンで立ち投げ”. スポーティングニュース・ジャパン. (2021年2月14日) 2021年5月17日閲覧。
(13)^ ab“完全復活の足がかりとなるシーズンに。プロ6年目右腕・アドゥワ誠が振り返るリハビリの日々”. 広島アスリートマガジン (2022年3月23日). 2022年8月10日閲覧。
(14)^ “アドゥワ復帰登板﹁痛みも出ていないので良かった﹂<ウエスタン>3月30日中日戦”. 中国新聞デジタル. (2022年3月30日) 2022年10月21日閲覧。
(15)^ “2022年度 広島東洋カープ 個人投手成績︵ウエスタン・リーグ︶”. NPB.jp 日本野球機構. 2022年10月21日閲覧。
(16)^ “﹁みやざきフェニックス・リーグ2022﹂参加メンバーについて”. 広島東洋カープ公式サイト (2022年10月6日). 2022年10月21日閲覧。
(17)^ “第23回 松山聖陵・アドゥワ誠投手﹁ポケモンGO!﹂の原理で聖地・甲子園での爆発的成長へ!”. 高校野球ドットコム ︻群馬版︼. (2016年7月28日) 2020年12月13日閲覧。
(18)^ “阪口“北海のアドゥワ”でなりきり打撃投手100球”. 日刊スポーツ. (2016年8月6日) 2018年10月10日閲覧。
(19)^ 涌井幹雄 (2020年12月4日). “広島アドゥワ兄・大がBC新潟入団 NPB入り挑戦”. 日刊スポーツ 2020年12月13日閲覧。
(20)^ “アドゥワ、プロ初安打も…押し出し四球を悔やむ”. デイリースポーツ. (2018年8月27日). オリジナルの2018年9月2日時点におけるアーカイブ。 2018年9月2日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 個人年度別成績 アドゥワ誠 - NPB.jp 日本野球機構
- 選手の各国通算成績 Baseball-Reference (Japan)、The Baseball Cube