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ジェフ・サマージャ
*Jeff Samardzija*
	サンフランシスコ・ジャイアンツ時代; (2018年5月8日)
基本情報
国籍	アメリカ合衆国
出身地	インディアナ州ハミルトン郡メリルビル（英語版）
生年月日	1985年1月23日（39歳）
身長; 体重	6' 5" ＝約195.6 cm; 225 lb ＝約102.1 kg
選手情報
投球・打席	右投右打
ポジション	投手
プロ入り	2006年 MLBドラフト5巡目
初出場	2008年7月25日
最終出場	2020年9月25日
経歴（括弧内はプロチーム在籍年度）
	バルパライソ高等学校（英語版）; ノートルダム大学; シカゴ・カブス (2008 - 2014); オークランド・アスレチックス (2014); シカゴ・ホワイトソックス (2015); サンフランシスコ・ジャイアンツ (2016 - 2020);
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ジェフリー・アラン・サマージャ︵Jeffrey Alan Samardzija , 1985年 1月23日 - ︶は、アメリカ合衆国インディアナ州ハミルトン郡メリルビル︵英語版︶出身の元プロ野球選手︵投手︶。右投右打。愛称は、﹁Shark︵シャーク︶﹂^[1]。

経歴

プロ入りとカブス時代

シカゴ・カブス時代 (2013年6月29日)

ノートルダム大学ではアメリカンフットボールのワイドレシーバーとしてオール・アメリカンに選ばれ、NFLのドラフト1巡目指名が確実視されていた。しかし、2006年のMLBドラフト5巡目︵全体149位︶でシカゴ・カブスが指名し、最大で7年1650万ドルの大型契約を結んだ。NFLとの掛け持ちも考えられたが、2007年1月に野球への専念を宣言した^[2]。 2008年7月25日のフロリダ・マーリンズ戦で2番手として登板し、メジャーデビューを果たした。その後はしばらく伸び悩んだが、2011年は中継ぎとして75試合に登板し、防御率2.97、13ホールドの好成績を残した。 2012年から先発に転向した。2013年と2014年の開幕投手を務めた。 2014年2月8日にカブスと534万5000ドルの1年契約に合意した^[3]。開幕後は17試合に登板し、2勝7敗、防御率2.83だった。

アスレチックス時代

2014年7月5日にアディソン・ラッセル、ビリー・マッキニー、ダン・ストレイリーとのトレードで、ジェイソン・ハメルと共にオークランド・アスレチックスへ移籍した^[4]。7月にはオールスターゲームにナショナルリーグの選手として初選出されたが、上記の通りアメリカンリーグのアスレチックスに移籍したためベンチ入りはできるが、辞退扱いとなった。

ホワイトソックス時代

シカゴ・ホワイトソックス時代 (2015年4月27日)

2014年12月9日にマーカス・セミエン、クリス・バシット、ジョシュ・フェグリー、ランヘル・ラベロとのトレードで、マイケル・イノアと共にシカゴ・ホワイトソックスへ移籍した^[5]。12月16日に同時期に入団したメルキー・カブレラ、デビッド・ロバートソンと共に入団会見を行った。背番号は、﹁29﹂に決まった^[6]。 2015年は開幕投手を務めた。4月23日のカンザスシティ・ロイヤルズ戦で、乱闘を起こし退場処分を受け^[7]、25日にMLBよりクリス・セールと共に5試合の出場停止処分を受けた^[8]^[9]。この年は、先発ローテーションを守って、チーム最多の214.0イニングに投げたが、被安打・失点・被本塁打の3部門でリーグワースト︵ないしタイ︶になった。一方で、リーグ1位タイの2完封勝利を挙げるなど、不安定なシーズンだった。11月2日にFAとなった^[10]。

ジャイアンツ時代

2015年12月5日にサンフランシスコ・ジャイアンツと総額9000万ドルの5年契約で合意し^[11]、9日に正式に契約した^[12]。 2016年は前年同様、年間を通して先発ローテーションを守り、自己最多の12勝︵11敗︶、防御率3.81、167奪三振、WHIP1.20の成績だった。古巣カブスとの顔合わせとなったディビジョンシリーズでは第2戦に先発したものの、相手先発のカイル・ヘンドリックスに2点タイムリーを浴びるなど2回4失点で敗戦投手となり、先発としての役割を果たすことはできなかった。チームは1勝3敗でディビジョンシリーズ敗退に終わった。 2017年も先発ローテーションの一員としてリーグ最多の207.2イニングを投げ、3年ぶりの200奪三振を達成したが、地区最下位に沈んだチーム状況もあって9勝、リーグ最多の15敗を喫し、防御率も4.42に終わるなどあまり芳しくない成績に終わった。 2018年は胸筋を痛め、故障者リスト入りして開幕を迎えた。4月下旬に復帰したが調子は上がらず、7月15日に肩の故障で離脱すると、そのままシーズンを終えた。10先発で1勝5敗、防御率6.25だった。 2019年5月5日のシンシナティ・レッズ戦でエウヘニオ・スアレス、ジェシー・ウィンカー、デレク・ディートリックに対して3球での3者連続本塁打を浴びた︵ただし、スアレスの打席は2球目︶^[13]。この年は開幕から離脱することなくローテーションを守り、32先発で11勝12敗、防御率3.52の成績を残した。 2020年9月26日に40人枠から外れ^[14]、同日に自由契約となった^[15]。

選手としての特徴

スリークォーターから最速99.8mph︵約160.6km/h︶、平均94.5mph︵約152km/h︶の速球︵フォーシーム、ツーシーム︶を中心に、スライダー、カッター、スプリッターを使用する。決め球はスプリッター^[16]^[17]。打者としては通算打率.126︵350打数44安打︶・14二塁打・3本塁打・33犠打などの成績を残し、2017年6月16日には約136メートルの本塁打を記録した^[18]。姓の﹁Samardzija﹂はサマージャ︵suh-mar-juh︶と発音し、真ん中のdziは発音しない。

詳細情報

年度別投手成績

年度	球団	登板	先発	完投	完封	無四球	勝利	敗戦	セ丨ブ	ホ丨ルド	勝率	打者	投球回	被安打	被本塁打	与四球	敬遠	与死球	奪三振	暴投	失点	自責点	防御率	W H I P
2008	CHC	26	0	0	0	0	1	0	1	3	1.000	124	27.2	24	0	15	2	1	25	2	12	7	2.28	1.41
2009		20	2	0	0	0	1	3	0	1	.250	161	34.2	46	7	15	1	1	21	2	29	29	7.53	1.76
2010		7	3	0	0	0	2	2	0	0	.500	100	19.1	21	4	20	1	2	9	1	22	18	8.38	2.12
2011		75	0	0	0	0	8	4	0	13	.667	380	88.0	64	5	50	3	5	87	8	35	29	2.97	1.30
2012		28	28	1	0	0	9	13	0	0	.409	723	174.2	157	20	56	2	4	180	10	79	74	3.81	1.22
2013		33	33	2	1	1	8	13	0	0	.381	914	213.2	210	25	78	3	8	214	11	109	103	4.34	1.35
2014		17	17	0	0	0	2	7	0	0	.222	449	108.0	99	7	31	3	6	103	6	44	34	2.83	1.20
2014	OAK	16	16	2	0	2	5	6	0	0	.455	430	111.2	92	13	12	0	4	99	4	42	39	3.14	0.97
'14計	OAK	33	33	2	0	2	7	13	0	0	.500	879	219.2	191	20	43	3	10	204	10	16	13	2.99	1.06
2015	CWS	32	32	2	2	1	11	13	0	0	.458	910	214.0	228	29	49	0	12	163	5	122	118	4.96	1.29
2016	SF	32	32	1	0	1	12	11	0	0	.522	829	203.1	190	24	54	4	1	167	2	88	86	3.81	1.20
2017		32	32	1	1	1	9	15	0	0	.375	847	207.2	204	30	32	1	6	205	2	107	102	4.42	1.14
2018		10	10	0	0	0	1	5	0	0	.167	207	44.2	47	6	26	1	2	30	2	32	31	6.25	1.63
2019		32	32	0	0	0	11	12	0	0	.478	740	181.1	152	28	49	4	6	140	5	78	71	3.52	1.11
2020		4	4	0	0	0	0	2	0	0	.000	77	16.2	21	7	4	0	2	6	0	19	18	9.72	1.50
MLB：13年		364	241	9	4	6	80	106	1	17	.430	6891	1645.1	1555	205	491	25	60	1449	60	818	759	4.15	1.24

各年度の太字はリーグ最高

年度別守備成績

年度	球団	投手（P）
年度	球団	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率
2008	CHC	26	3	4	0	0	1.000
2009		20	4	4	1	0	.889
2010		7	2	1	0	0	1.000
2011		75	2	12	1	1	.933
2012		28	13	25	2	1	.950
2013		33	23	16	3	2	.929
2014		17	15	12	3	1	.900
2014	OAK	16	3	10	0	1	1.000
'14計	OAK	33	18	22	3	2	.930
2015	CWS	32	7	14	0	2	1.000
2016	SF	32	7	18	1	1	.962
2017		32	12	32	1	1	.978
2018		10	3	3	0	0	1.000
2019		32	8	9	1	0	.944
2020		4	3	1	0	0	1.000
MLB		364	105	161	13	10	.953

各年度の太字はリーグ最高

記録

MLBオールスターゲーム選出：1回 (2014年)
開幕投手：3回 (2013 - 2015年)
「en:List of Chicago Cubs Opening Day starting pitchers」および「en:List of Chicago White Sox Opening Day starting pitchers」も参照

背番号

29（2008年 - 2020年）

脚注

(一)^ Giants Players Weekend nicknames explained MLB.com ︵英語︶ (2017年8月24日) 2017年9月29日閲覧 (二)^ Cubs sign Samardzija to five-year, $10 million deal (三)^ Carrie Muskat (2014年2月8日). “Samardzija, Cubs settle, avoid arbitration”. MLB.com. 2014年2月9日閲覧。 (四)^ “A's Acquire Starting Pitchers Jeff Samardzija, Jason Hammel”. MLB.com A's Press Release (2014年7月5日). 2014年7月6日閲覧。 (五)^ White Sox reportedly acquire Samardzija from A's (六)^ White Sox unveil Samardzija, Robertson, Melky (七)^ Tensions boil over in Royals-White Sox fracas MLB.com ︵英語︶ (2015年4月24日) 2015年5月8日閲覧 (八)^ Sale, Samardzija suspended following fracas MLB.com 英語 (2015年4月26日) 2015年5月8日閲覧 (九)^ ロイヤルズとホワイトソックス　乱闘騒動で6人が出場停止スポーツニッポン(2015年4月26日) 2015年5月5日閲覧 (十)^ “Transactions | whitesox.com” (英語). MLB.com (2015年11月2日). 2015年11月3日閲覧。 (11)^ Chris Haft (2015年12月5日). “Tigers ink Zimmermann to five-year deal” (英語). MLB.com 2015年12月7日閲覧。 (12)^ “Samardzija, Giants finalize 5-year, $90 million deal” (英語). AP通信. FOX Sports. (2015年12月9日) 2015年12月12日閲覧。 (13)^ “3球で3発！ジ軍投手、立ち上がりに3者連続本塁打浴びる”. サンケイスポーツ (2019年5月6日). 2021年6月27日閲覧。 (14)^ Maria Guardado (2020年9月26日). “Samardzija DFA'd after final Giants start” (英語). MLB.com. 2020年9月26日閲覧。 (15)^ “Giants Place Jeff Samardzija On Release Waivers” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年9月27日閲覧。 (16)^ “FanGraphs Jeff Samardzija Pitch FX”. Fangraphs.com. 2014年9月27日閲覧。 (17)^ “Player Card: Jeff Samardzija”. Brooks Baseball. Baseball Prospectus. 2015年12月12日閲覧。 (18)^ “Giants' Jeff Samardzija hits long home run” (英語). MLB.com (2017年6月17日). 2021年6月27日閲覧。

外部リンク

選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
Jeff Samardzija stats MiLB.com （英語）
Official Website
College Football Profile

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 |ドラフト順位       = MLBドラフト5巡目
 |初出場             = 2008年7月25日
-|最終出場           =
+|最終出場           = 2020年9月25日
+|年俸               =
-|年俸               = $19,800,000（2020年）<ref>{{Cite web|url=http://www.spotrac.com/mlb/san-francisco-giants/jeff-samardzija/ |title=Jeff Samardzija Contract, Salary Cap Details &amp; Breakdowns|publisher=Spotrac|language=英語|accessdate=2015-12-12}}</ref>
 |経歴               =
 * {{仮リンク|バルパライソ高等学校|en|Valparaiso High School}}
@@ 36行目: / 36行目: @@
 |選出方法           =
 }}
-'''ジェフリー・アラン・サマージャ'''︵{{lang|en|'''Jeffrey Alan Samardzija'''}} , [[1985年]][[1月23日]] - ︶は、[[アメリカ合衆国]][[インディアナ州]][[ハミルトン郡 (インディアナ州)|ハミルトン郡]]{{仮リンク|メリルビル (インディアナ州)|en|Merrillville, Indiana|label=メリルビル}}出身の[[プロ野球選手]]︵[[投手]]︶。右投右打。現在は、[[フリーエージェント (プロスポーツ)#メジャーリーグベースボール|フリーエージェント]] (FA) 。愛称は、﹁'''Shark'''︵シャーク︶﹂<ref>[http://m.giants.mlb.com/news/article/250476608/giants-players-weekend-nicknames-explained/ Giants Players Weekend nicknames explained] ''MLB.com'' {{en icon}} (2017年8月24日) 2017年9月29日閲覧</ref>。
+'''ジェフリー・アラン・サマージャ'''︵{{lang|en|'''Jeffrey Alan Samardzija'''}} , [[1985年]][[1月23日]] - ︶は、[[アメリカ合衆国]][[インディアナ州]][[ハミルトン郡 (インディアナ州)|ハミルトン郡]]{{仮リンク|メリルビル (インディアナ州)|en|Merrillville, Indiana|label=メリルビル}}出身の元[[プロ野球選手]]︵[[投手]]︶。右投右打。愛称は、﹁'''Shark'''︵シャーク︶﹂<ref>[http://m.giants.mlb.com/news/article/250476608/giants-players-weekend-nicknames-explained/ Giants Players Weekend nicknames explained] ''MLB.com'' {{en icon}} (2017年8月24日) 2017年9月29日閲覧</ref>。
 == 経歴 ==
 === プロ入りとカブス時代 ===
 [[File:Jeff_Samardzija_Chicago_Cubs_2013.jpg|thumb|シカゴ・カブス時代<br>(2013年6月29日)]]
-[[ノートルダム大学]]では[[アメリカンフットボール]]の[[ワイドレシーバー (アメリカンフットボール)|ワイドレシーバー]]としてオール・アメリカンに選ばれ、[[NFL]]のドラフト1巡目指名が確実視されていた。しかし、{{by|2006年}}の[[2006年のMLBドラフト|MLBドラフト]]5巡目︵全体149位︶で[[シカゴ・カブス]]がサマージャを指名し、最大で7年1650万ドルの大型契約を結んだ。[[NFL]]との掛け持ちも考えられたが、{{by|2007年}}1月に[[野球]]への専念を宣言した<ref>[http://sports.espn.go.com/mlb/news/story?id=2736354 Cubs sign Samardzija to five-year, $10 million deal]</ref>。
+[[ノートルダム大学]]では[[アメリカンフットボール]]の[[ワイドレシーバー (アメリカンフットボール)|ワイドレシーバー]]としてオール・アメリカンに選ばれ、[[NFL]]のドラフト1巡目指名が確実視されていた。しかし、{{by|2006年}}の[[2006年のMLBドラフト|MLBドラフト]]5巡目（全体149位）で[[シカゴ・カブス]]が指名し、最大で7年1650万ドルの大型契約を結んだ。[[NFL]]との掛け持ちも考えられたが、{{by|2007年}}1月に[[野球]]への専念を宣言した<ref>[http://sports.espn.go.com/mlb/news/story?id=2736354 Cubs sign Samardzija to five-year, $10 million deal]</ref>。
-{{by|2008年}}7月25日の[[マイアミ・マーリンズ|フロリダ・マーリンズ]]戦で2番手として登板し、メジャーデビューを果たした。その後はしばらく伸び悩んだが、{{by|2011年}}は中継ぎとして75試合に登板し、防御率2.97・13[[ホールド]]などの好成績だった。
+{{by|2008年}}7月25日の[[マイアミ・マーリンズ|フロリダ・マーリンズ]]戦で2番手として登板し、メジャーデビューを果たした。その後はしばらく伸び悩んだが、{{by|2011年}}は中継ぎとして75試合に登板し、防御率2.97、13[[ホールド]]の好成績を残した。
 {{by|2012年}}から先発に転向した。{{by|2013年}}と{{by|2014年}}の[[開幕投手]]を務めた。
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 年12月9日に[[マーカス・セミエン]]、[[クリス・バシット]]、[[ジョシュ・フェグリー]]、[[ランヘル・ラベロ]]とのトレードで、[[マイケル・イノア]]と共に[[シカゴ・ホワイトソックス]]へ移籍した<ref>[http://m.whitesox.mlb.com/news/2014/12/09/103578536/white-sox-reportedly-acquire-samardzija-from-as White Sox reportedly acquire Samardzija from A's]</ref>。12月16日に同時期に入団した[[メルキー・カブレラ]]、[[デビッド・ロバートソン (野球)|デビッド・ロバートソン]]と共に入団会見を行った。背番号は、「29」に決まった<ref>[http://m.whitesox.mlb.com/news/article/104180786/white-sox-unveil-jeff-samardzija-david-robertson-melky-cabrera-in-news-conference　White Sox unveil Samardzija, Robertson, Melky]</ref>。
-{{by|2015年}}は[[開幕投手]]を務めた。4月23日の[[カンザスシティ・ロイヤルズ]]戦で、[[乱闘]]を起こし[[退場]]処分を受け<ref>[http://m.whitesox.mlb.com/news/article/120176696/tensions-boil-over-in-royals-white-sox-fracas　Tensions boil over in Royals-White Sox fracas] ''MLB.com'' {{en icon}} (2015年4月24日) 2015年5月8日閲覧</ref>、25日にMLBより[[クリス・セール]]と共に5試合の[[出場停止]]処分を受けた<ref>[http://m.whitesox.mlb.com/news/article/120445012/white-sox-pitchers-chris-sale-jeff-samardzija-suspended-following-fracas　Sale, Samardzija suspended following fracas] MLB.com ''英語'' (2015年4月26日) 2015年5月8日閲覧</ref><ref>[http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2015/04/26/kiji/K20150426010241290.html ロイヤルズとホワイトソックス　乱闘騒動で6人が出場停止]スポーツニッポン(2015年4月26日) 2015年5月5日閲覧</ref>。この年は、[[先発ローテーション]]を守って、チーム最多の214.0イニングに投げたが、被安打・失点・被本塁打の3部門でリーグワースト (ないしタイ) になった。一方で、リーグ1位タイの2完封勝利を挙げるなど、不安定なシーズンだった。11月2日に[[フリーエージェント (プロスポーツ)#メジャーリーグベースボール|FA]]となった<ref>{{Cite web|url=http://m.whitesox.mlb.com/roster/transactions/2015/11 |title=Transactions <nowiki>|</nowiki> whitesox.com |publisher=MLB.com |language=英語|date=2015-11-02|accessdate=2015-11-03}}</ref>。
+{{by|2015年}}は[[開幕投手]]を務めた。4月23日の[[カンザスシティ・ロイヤルズ]]戦で、[[乱闘]]を起こし[[退場]]処分を受け<ref>[http://m.whitesox.mlb.com/news/article/120176696/tensions-boil-over-in-royals-white-sox-fracas　Tensions boil over in Royals-White Sox fracas] ''MLB.com'' {{en icon}} (2015年4月24日) 2015年5月8日閲覧</ref>、25日にMLBより[[クリス・セール]]と共に5試合の[[出場停止]]処分を受けた<ref>[http://m.whitesox.mlb.com/news/article/120445012/white-sox-pitchers-chris-sale-jeff-samardzija-suspended-following-fracas　Sale, Samardzija suspended following fracas] MLB.com ''英語'' (2015年4月26日) 2015年5月8日閲覧</ref><ref>[http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2015/04/26/kiji/K20150426010241290.html ロイヤルズとホワイトソックス　乱闘騒動で6人が出場停止]スポーツニッポン(2015年4月26日) 2015年5月5日閲覧</ref>。この年は、[[先発ローテーション]]を守って、チーム最多の214.0イニングに投げたが、被安打・失点・被本塁打の3部門でリーグワースト︵ないしタイ︶になった。一方で、リーグ1位タイの2完封勝利を挙げるなど、不安定なシーズンだった。11月2日に[[フリーエージェント (プロスポーツ)#メジャーリーグベースボール|FA]]となった<ref>{{Cite web|url=http://m.whitesox.mlb.com/roster/transactions/2015/11 |title=Transactions <nowiki>|</nowiki> whitesox.com |publisher=MLB.com |language=英語|date=2015-11-02|accessdate=2015-11-03}}</ref>。
 === ジャイアンツ時代 ===
 年12月5日に[[サンフランシスコ・ジャイアンツ]]と総額9000万ドルの5年契約で合意し<ref>{{Cite news|url=http://m.mlb.com/news/article/158892568/giants-jeff-samardzija-agree-to-contract |title=Tigers ink Zimmermann to five-year deal |author=Chris Haft |publisher=MLB.com |language=英語 |date=2015-12-05 |accessdate=2015-12-07}}</ref>、9日に正式に契約した<ref>{{Cite news|url=http://www.foxsports.com/mlb/story/san-francisco-giants-jeff-samardzija-free-agent-contract-hot-stove-finalize-chicago-white-sox-120915 |title=Samardzija, Giants finalize 5-year, $90 million deal|publisher=FOX Sports|agency=AP通信|language=英語|date=2015-12-09|accessdate=2015-12-12}}</ref>。
-{{by|2016年}}は前年同様、年間を通して先発ローテーションを守り、自己最多の12勝(11敗)、防御率3.81、167奪三振、[[WHIP]]1.20の成績だった。古巣カブスとの顔合わせとなった[[ディビジョンシリーズ]]では第2戦に先発したものの、相手先発の[[カイル・ヘンドリックス]]に2点タイムリーを浴びるなど2回4失点で[[敗戦投手]]となり、先発としての役割を果たすことはできなかった。チームは1勝3敗でディビジョンシリーズ敗退に終わった。
+{{by|2016年}}は前年同様、年間を通して先発ローテーションを守り、自己最多の12勝︵11敗︶、防御率3.81、167奪三振、[[WHIP]]1.20の成績だった。古巣カブスとの顔合わせとなった[[ディビジョンシリーズ]]では第2戦に先発したものの、相手先発の[[カイル・ヘンドリックス]]に2点タイムリーを浴びるなど2回4失点で[[敗戦投手]]となり、先発としての役割を果たすことはできなかった。チームは1勝3敗でディビジョンシリーズ敗退に終わった。
 {{by|2017年}}も先発ローテーションの一員としてリーグ最多の207.2イニングを投げ、3年ぶりの200奪三振を達成したが、地区最下位に沈んだチーム状況もあって9勝、リーグ最多の15敗を喫し、防御率も4.42に終わるなどあまり芳しくない成績に終わった。
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 == 選手としての特徴 ==
-* [[スリークォーター]]から最速99.8mph（約160.6km/h）、平均94.5mph（約152km/h）の速球（[[フォーシーム]]、[[ツーシーム]]）を中心に、[[スライダー (球種)|スライダー]]、[[カットボール|カッター]]、[[フォークボール|スプリッター]]を使用する。決め球はスプリッター<ref>{{Cite web|url=http://www.fangraphs.com/pitchfx.aspx?playerid=3254&position=P|title=FanGraphs Jeff Samardzija Pitch FX |publisher=Fangraphs.com |date= |accessdate=2014-09-27}}</ref><ref>{{Cite web|url=http://brooksbaseball.net/player_cards/player_card.php?player=502188 |title=Player Card: Jeff Samardzija|work=Brooks Baseball|publisher=Baseball Prospectus|accessdate=2015-12-12}}</ref>。
+[[スリークォーター]]から最速99.8mph（約160.6km/h）、平均94.5mph（約152km/h）の速球（[[フォーシーム]]、[[ツーシーム]]）を中心に、[[スライダー (球種)|スライダー]]、[[カットボール|カッター]]、[[フォークボール|スプリッター]]を使用する。決め球はスプリッター<ref>{{Cite web|url=http://www.fangraphs.com/pitchfx.aspx?playerid=3254&position=P|title=FanGraphs Jeff Samardzija Pitch FX |publisher=Fangraphs.com |date= |accessdate=2014-09-27}}</ref><ref>{{Cite web|url=http://brooksbaseball.net/player_cards/player_card.php?player=502188 |title=Player Card: Jeff Samardzija|work=Brooks Baseball|publisher=Baseball Prospectus|accessdate=2015-12-12}}</ref>。
-* 打者としては通算打率.126（350打数44安打）・14二塁打・3本塁打・33犠打などの成績を残し、2017年6月16日には約136メートルの本塁打を記録した<ref>{{Cite web|url=https://www.mlb.com/news/giants-jeff-samardzija-hits-long-home-run-c236941450|title=Giants' Jeff Samardzija hits long home run|work=MLB.com|language=en|date=2017-06-17|accessdate=2021-06-27}}</ref>。
+打者としては通算打率.126（350打数44安打）・14二塁打・3本塁打・33犠打などの成績を残し、2017年6月16日には約136メートルの本塁打を記録した<ref>{{Cite web|url=https://www.mlb.com/news/giants-jeff-samardzija-hits-long-home-run-c236941450|title=Giants' Jeff Samardzija hits long home run|work=MLB.com|language=en|date=2017-06-17|accessdate=2021-06-27}}</ref>。
-*姓の「Samardzija」はサマージャ(suh-mar-juh)と発音し、真ん中のdziは発音しない。
+姓の「Samardzija」はサマージャ（suh-mar-juh）と発音し、真ん中のdziは発音しない。
 == 詳細情報 ==
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 |364||241||9||4||6||80||106||1||17||.430||6891||1645.1||1555||205||491||25||60||1449||60||0||818||759||4.15||1.24
 |}
-* 2020年度シーズン終了時
 * 各年度の'''太字'''はリーグ最高
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 |364||105||161||13||10||.953
 |}
-* 2020年度シーズン終了時
 * 各年度の'''太字'''はリーグ最高

表話編歴シカゴ・カブス開幕投手
1870年代	71 ジョージ・ゼットレイン 74 ジョージ・ゼットレイン 75 ジョージ・ゼットレイン 76 アルバート・スポルディング 77 ジョージ・ブラッドリー 78 テリー・ラーキン 79 テリー・ラーキン
1880年代	80 ラリー・コーコラン 81 ラリー・コーコラン 82 ラリー・コーコラン 83 フレッド・ゴールドスミス 84 ラリー・コーコラン 85 ラリー・コーコラン 86 ジョン・クラークソン 87 ジョン・クラークソン 88 ジョージ・バン・ハルトレン 89 ビル・ハッチソン
1890年代	90 ビル・ハッチソン 91 パット・ルビー 92 アド・ガンバート 93 ウィリー・マギル 94 ビル・ハッチソン 95 クラーク・グリフィス 96 ダニー・フレンド 97 クラーク・グリフィス 98 クラーク・グリフィス 99 クラーク・グリフィス
1900年代	00 クラーク・グリフィス 01 ジャック・テイラー 02 ジャック・テイラー 03 ジャック・テイラー 04 ジェイク・ウェイマー 05 カール・ラングレン 06 カール・ラングレン 07 オーバル・オーバーロール 08 オーバル・オーバーロール 09 オーバル・オーバーロール
1910年代	10 オーバル・オーバーロール 11 エド・ロイルバック 12 キング・コール 13 ジミー・ラベンダー 14 ラリー・チーニー 15 ヒッポ・ボーン 16 ジョージ・マクコーネル 17 ヒッポ・ボーン 18 ピート・アレクサンダー 19 ヒッポ・ボーン
1920年代	20 ピート・アレクサンダー 21 ピート・アレクサンダー 22 ピート・アレクサンダー 23 ティニー・オズボーン 24 ビック・オルドリッジ 25 ピート・アレクサンダー 26 ウィルバー・クーパー 27 チャーリー・ルート 28 チャーリー・ルート 29 チャーリー・ルート
1930年代	30 シェリフ・ブレイク 31 チャーリー・ルート 32 チャーリー・ルート 33 ロン・ワーネク 34 ロン・ワーネク 35 ロン・ワーネク 36 ロン・ワーネク 37 ラリー・フレンチ 38 クレイ・ブライアント 39 ビル・リー
1940年代	40 ビル・リー 41 クロード・パッソー 42 クロード・パッソー 43 ポール・デリンジャー 44 ハンク・ワイズ 45 ポール・デリンジャー 46 クロード・パッソー 47 ハンク・ボローウィー 48 ラス・メイヤー 49 ダッチ・レナード
1950年代	50 ジョニー・シュミッツ 51 フランク・ヒラー 52 ポール・ミナー 53 ボブ・ラッシュ 54 ポール・ミナー 55 ボブ・ラッシュ 56 ボブ・ラッシュ 57 ボブ・ラッシュ 58 ジム・ブロスナン 59 ボブ・アンダーソン
1960年代	60 ボブ・アンダーソン 61 グレン・ホビー 62 ドン・カードウェル 63 ラリー・ジャクソン 64 ラリー・ジャクソン 65 ラリー・ジャクソン 66 ラリー・ジャクソン 67 ファーガソン・ジェンキンス 68 ジョー・ニークロ 69 ファーガソン・ジェンキンス
1970年代	70 ファーガソン・ジェンキンス 71 ファーガソン・ジェンキンス 72 ファーガソン・ジェンキンス 73 ファーガソン・ジェンキンス 74 ビル・ボーナム 75 ビル・ボーナム 76 レイ・バーリス 77 レイ・バーリス 78 リック・ラッシェル 79 リック・ラッシェル
1980年代	80 リック・ラッシェル 81 リック・ラッシェル 82 ダグ・バード 83 ファーガソン・ジェンキンス 84 ディック・ルースベン 85 リック・サトクリフ 86 リック・サトクリフ 87 リック・サトクリフ 88 リック・サトクリフ 89 リック・サトクリフ
1990年代	90 マイク・バイレッキー 91 ダニー・ジャクソン 92 グレッグ・マダックス 93 マイク・モーガン 94 マイク・モーガン 95 ジム・ブリンジャー 96 ハイメ・ナバーロ 97 テリー・マルホランド 98 ケビン・タパーニ 99 スティーブ・トラクセル
2000年代	00 ジョン・リーバー 01 ジョン・リーバー 02 ジョン・リーバー 03 ケリー・ウッド 04 ケリー・ウッド 05 カルロス・ザンブラーノ 06 カルロス・ザンブラーノ 07 カルロス・ザンブラーノ 08 カルロス・ザンブラーノ 09 カルロス・ザンブラーノ
2010年代	10 カルロス・ザンブラーノ 11 ライアン・デンプスター 12 ライアン・デンプスター 13 ジェフ・サマージャ 14 ジェフ・サマージャ 15 ジョン・レスター 16 ジェイク・アリエータ 17 ジョン・レスター 18 ジョン・レスター 19 ジョン・レスター
2020年代	20 カイル・ヘンドリックス 21 カイル・ヘンドリックス 22 カイル・ヘンドリックス 23 マーカス・ストローマン

表話編歴シカゴ・ホワイトソックス開幕投手
1900年代	01 ロイ・パターソン 02 ニクシー・キャラハン 03 パッシー・フラエティ 04 フランク・オーウェン 05 フランク・スミス 06 フランク・オーウェン 07 ニック・アルトロック 08 ドク・ホワイト 09 フランク・スミス
1910年代	10 フランク・スミス 11 エド・ウォルシュ 12 エド・ウォルシュ 13 ジム・スコット 14 ジム・スコット 15 ジム・スコット 16 レブ・ラッセル 17 レフティ・ウィリアムズエディ・シーコット 19 レフティ・ウィリアムズ
1920年代	20 レフティ・ウィリアムズ 21 ディッキー・カー 22 レッド・フェイバー 23 レッド・フェイバー 24 チャーリー・ロバートソン 25 スロッピー・サーストン 26 テッド・ライオンズ 27 トミー・トーマス 28 テッド・ライオンズ 29 トミー・トーマス
1930年代	30 トミー・トーマス 31 トミー・トーマス 32 サッド・サム・ジョーンズ 33 エド・ダーラム 34 サッド・サム・ジョーンズ 35 サッド・サム・ジョーンズ 36 ジョン・ホワイトヘッド 37 バーン・ケネディ 38 ジョン・ホワイトヘッド 39 ジョニー・リグニー
1940年代	40 エディ・スミス 41 ビル・ディートリック 42 ジョニー・リグニー 43 ビル・ディートリック 44 オーバル・グローブ 45 ソーントン・リー 46 ビル・ディートリック 47 エディ・ロパット 48 ジョー・ヘインズ 49 アル・ゲテル
1950年代	50 ビル・ワイト 51 ビリー・ピアース 52 ビリー・ピアース 53 ソール・ロガバン 54 ビリー・ピアース 55 バージル・トラックス 56 ビリー・ピアース 57 ビリー・ピアース 58 ビリー・ピアース 59 ビリー・ピアース
1960年代	60 アーリー・ウィン 61 アーリー・ウィン 62 フアン・ピザーロ 63 レイ・ハーバート 64 ゲイリー・ピーターズ 65 ゲイリー・ピーターズ 66 トミー・ジョン 67 ジョン・バハルト 68 ジョー・ホーレン 69 ゲイリー・ピーターズ
1970年代	70 トミー・ジョン 71 トミー・ジョン 72 ウィルバー・ウッド 73 ウィルバー・ウッド 74 ウィルバー・ウッド 75 ウィルバー・ウッド 76 ウィルバー・ウッド 77 ケン・ブレット 78 スティーブ・ストーン 79 ケン・クラバク
1980年代	80 スティーブ・トラウト 81 ブリット・バーンズ 82 ジェリー・クーズマン 83 ラマー・ホイト 84 ラマー・ホイト 85 トム・シーバー 86 トム・シーバー 87 リチャード・ドットソン 88 リッキー・ホールトン 89 ジェリー・ロイス
1990年代	90 メリド・ペレス 91 ジャック・マクダウエル 92 ジャック・マクダウエル 93 ジャック・マクダウエル 94 ジャック・マクダウエル 95 アレックス・フェルナンデス 96 アレックス・フェルナンデス 97 ハイメ・ナバーロ 98 ハイメ・ナバーロ 99 ジェームズ・ボールドウィン
2000年代	00 マイク・サロトカ 01 デビッド・ウェルズ 02 マーク・バーリー 03 マーク・バーリー 04 マーク・バーリー 05 マーク・バーリー 06 マーク・バーリー 07 ホセ・コントレラス 08 マーク・バーリー 09 マーク・バーリー
2010年代	10 マーク・バーリー 11 マーク・バーリー 12 ジョン・ダンクス 13 クリス・セール 14 クリス・セール 15 ジェフ・サマージャ 16 クリス・セール 17 ホセ・キンタナ 18 ジェームズ・シールズ 19 カルロス・ロドン
2020年代	20 ルーカス・ジオリト 21 ルーカス・ジオリト 22 ルーカス・ジオリト 23 ディラン・シース 24 ギャレット・クロシェ