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「ニュー・アカデミズム」の版間の差分

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===ニュー・アカデミズムの退潮===

===ニュー・アカデミズムの退潮===

その後、ニュー・アカデミズムが主に扱っていたフランス現代思想の輸入が進んで大学の制度にとりこまれていったこと、世界的な知の潮流が英米系の[[分析哲学]]やリベラリズムに立脚した正義論・責任論など理性的な主体を前提する議論にシフトしたこと、ポスト[[冷戦]]の[[新自由主義]]化やバブル後の不況によって旧左翼的な資本主義批判にリアリティがでてきたことなどから、ニュー・アカデミズムは退潮していく<ref>仲正昌樹『集中講義!日本の現代思想―ポストモダンとは何だったのか』p215-219 </ref>。


[[]][[]][[]]退<ref>!p215-219 </ref>[[]]1990<ref>[https://business.nikkei.com/atcl/interview/16/100100031/102200010/?P=4  (4)]</ref>

一方[[栗原裕一郎]]は「消費社会批判を繰り出しつつ消費社会に従順な、価値相対化ばかりが肥大しているような奇妙なもの」とし、文系がいまだにポストモダン、ニューアカに対する夢を捨て切れていないとして批判している<ref>[https://corporate.mainet-works.com/heisei-history/interview/13.html 栗原裕一郎さんの「平成の論壇:ニューアカの呪縛」(1)]</ref>。



==略年譜==

==略年譜==


2024年2月29日 (木) 16:21時点における最新版


1980

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参考図書[編集]

  • 『ニューアカデミズム その虚像と実像』(新日本出版社、1985)
  • 小阪修平・竹田青嗣・西研他著『わかりたいあなたのための現代思想・入門―サルトルからデリダ、ドゥルーズまで、知の最前線の完全見取図! 』(別冊宝島、1984)
  • 栗本慎一郎『鉄の処女―血も凍る「現代思想」の総批評』(カッパ・サイエンス 1985)
  • 小阪修平・竹田青嗣他著『わかりたいあなたのための現代思想・入門II―吉本隆明からポスト・モダンまで、時代の知の完全見取図!』(別冊宝島、1986)
  • 仲正昌樹『集中講義!日本の現代思想―ポストモダンとは何だったのか』(NHKブックス、2006)
  • 佐々木敦『ニッポンの思想』(講談社現代新書、2009)
  • 東浩紀・市川真人・大澤聡・福嶋亮大『現代日本の批評 1975-2001』(講談社 2017)

脚注[編集]

注釈[編集]



(一)^ 

(二)^ 2626

出典[編集]

  1. ^ 佐々木敦『ニッポンの思想』p33
  2. ^ 佐々木敦『ニッポンの思想』p47-49
  3. ^ 仲正昌樹『集中講義!日本の現代思想―ポストモダンとは何だったのか』p14-15
  4. ^ 仲正昌樹『集中講義!日本の現代思想―ポストモダンとは何だったのか』p16-18
  5. ^ 佐々木敦『ニッポンの思想』p43-44
  6. ^ 仲正昌樹『集中講義!日本の現代思想―ポストモダンとは何だったのか』 p35
  7. ^ 仲正昌樹『集中講義!日本の現代思想―ポストモダンとは何だったのか』 p112
  8. ^ 仲正昌樹『集中講義!日本の現代思想―ポストモダンとは何だったのか』p55-58
  9. ^ 仲正昌樹『集中講義!日本の現代思想―ポストモダンとは何だったのか』 p63
  10. ^ 仲正昌樹『集中講義!日本の現代思想―ポストモダンとは何だったのか』 p71
  11. ^ 佐々木敦『ニッポンの思想』p33
  12. ^ 東浩紀、市川真人、大澤聡、福嶋亮大『現代日本の批評 1975-2001』講談社 2017年
  13. ^ 小阪修平・竹田青嗣他著『わかりたいあなたのための現代思想・入門II―吉本隆明からポスト・モダンまで、時代の知の完全見取図!』
  14. ^ 仲正昌樹『集中講義!日本の現代思想―ポストモダンとは何だったのか』p215-219
  15. ^ 今の経営者はなぜ「月」の夢しか抱けないのか (4ページ目):日経ビジネス電子版
  16. ^ 栗原裕一郎さんの「平成の論壇:ニューアカの呪縛」(1)
  17. ^ 1984年1月23日 朝日新聞読書欄p33
  18. ^ 山脇直司2013「〈駒場をあとに〉西部劇から四半世紀の想い出と所感」『教養学部報』554号、東京大学 大学院総合文化研究科・教養学部HP、2013年7月12日掲載