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『'''リメインズ 美しき勇者たち'''』(リメインズ うつくしきつわものたち、英語題:''Yellow Fangs'' )は、[[1990年の日本公開映画|1990年]][[2月10日]]に封切り公開された[[日本映画]]。カラー・ワイド、107分。[[製作]] : [[松竹]]・[[サニー千葉|サニー千葉エンタープライズ]]・[[ジェイティービー|JTB]]・[[松竹京都撮影所 (企業)|京都映画]]、[[映画配給|配給]] : 松竹。 |
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﹃'''リメインズ 美しき勇者たち'''﹄︵リメインズ うつくしきつわものたち、英語題‥''Yellow Fangs'' ︶は、[[1990年の日本公開映画|1990年]][[2月10日]]に封切り公開された[[日本映画]]。[[色|カラー]]・[[画面アスペクト比#スコープ・サイズ|ワイド]]、107分。[[製作]] ‥ [[松竹]]・[[サニー千葉|サニー千葉エンタープライズ]]・[[ジェイティービー|JTB]]・[[松竹京都撮影所 (企業)|京都映画]]、[[映画配給|配給]] ‥ 松竹。
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2012年2月24日 (金) 14:14時点における版
﹃リメインズ 美しき勇者たち﹄︵リメインズ うつくしきつわものたち、英語題‥Yellow Fangs ︶は、1990年2月10日に封切り公開された日本映画。カラー・ワイド、107分。製作 ‥ 松竹・サニー千葉エンタープライズ・JTB・京都映画、配給 ‥ 松竹。
監督 ‥ 千葉真一、主演 ‥ 真田広之、ジャパンアクションクラブ (JAC) 創立20周年記念作品[1]。なお、ヒロインを演じた村松美香は、第14回日本アカデミー賞の新人俳優賞を受賞した。
解説
人食い熊を追う若きマタギと、その人食い熊に家族を殺されて一人生き残り復讐を誓った娘が、共に戦いを挑んだ作品。映画化のベースとなった三毛別羆事件は、1915年︵大正4年︶12月に北海道苫前町三毛別︵さんけべつ︶で発生した、開拓集落が熊に襲われた実話である。千葉真一は、深作欣二に本作品の監督を依頼したが、深作から﹁創立20周年記念でもあるから、自分で演出しなよ﹂と逆に監督を勧められてメガホンを握ることとなり、監督第一作品となった。深作は企画監修のほか、自らの助監督を貸し出したり、撮影に立ち会うなど千葉を後方支援している[2]。主演の真田広之は音楽監督も担当し、ジャパンアクションクラブ︵JAC︶からはヒロインの村松美香、マタギの黒崎輝・真矢武・栗原敏ら俳優陣や、アクション監督に金田治が起用された。
クライマックスは終盤の熊との戦いだが、冬山で熊を追いかけるシーンなど、自然の美しさとスタントがコントラストになっているほか、厚さ20ミリメートルの防弾ガラスを2枚重ねにした檻の中に人間が入り、実際に熊と対峙するという緊張感あふれる撮影をしている[3]。ニセコでロケーション撮影されており、JTBのロケ地見学ツアーも売り出されていた。また、千葉真一が客、村松美香が店頭スタッフでJTBのCMも放送された。
スタッフ
●監督 ‥ 千葉真一
●製作 ‥ 桜井洋三・千葉真一・石田博
●企画監修 ‥ 深作欣二
●企画協力 ‥ 松橋功
●プロデューサー ‥ 清水一夫・野村芳樹・星野精三
●製作主任 ‥ 高坂光幸
●アクション監督 ‥ 金田治
●助監督 ‥ 萩谷泰夫
●脚本 ‥ 佐藤繁子
●撮影 ‥ 藤原三郎
●音楽監督 ‥ 真田広之
●音楽 ‥ 大谷幸
●美術 ‥ 梅田千代夫
●録音 ‥ 広瀬浩一
●調音 ‥ 鈴木信一
●照明 ‥ 中山利夫
●編集 ‥ 園井弘一
●記録 ‥ 野崎八重子
●スチール ‥ 遠藤功成
●宣伝プロデューサー ‥ 西川昭幸・村居俊彦・華頂尚隆・清瀬明彦
●撮影協力 ‥
日本エアシステム・ニセコ町・洞爺湖 サンパレス・ニセコいこいの村・ニセコ東山プリンスホテル・北海道ワイン株式会社
●製作 ‥ 松竹・サニー千葉エンタープライズ・JTB・京都映画
●配給 ‥ 松竹
ストーリー
注意‥以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。
時は大正末期の北国。女のみを食らう人食い熊アカマダラは、またも若い夫婦の家を襲い、夫を殺され妻は連れ去られた。嘉助率いる鋭冶・サブ・次郎・伍平らマタギ集団はアカマダラを追うが、巧妙に逃げられてしまう。途中、熊を射殺した女マタギのユキと遭遇する。ユキは鋭冶の幼馴染で、1年前にユキの両親と弟をアカマダラに殺された後、消息を絶っていた。アカマダラは待ち伏せをするマタギたちを気にせず、祭りの日のふもとの村に現れる。住民を避難させた後、嘉助はマタギ各人がそれぞれ別々の場所で待ち伏せすることにした。これはマタギ一人が襲われ、助けが間に合わないかもしれないリスクがあったが、それぞれ散らばる。鋭冶は小屋に女の匂いの付いた着物をばらまき、アカマダラをおびき寄せようとするが、そこにユキがやって来た。ユキは自分を囮にしようと言うのだ。目論み通りアカマダラはやって来て、二人の戦いが始まった。
以上で物語・作品・登場人物に関する核心部分の記述は終わりです。
キャスト
脚注
関連項目
外部リンク