「万座温泉」の版間の差分
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開湯時期は不明である。周辺では[[弥生土器]]が出土している。[[坂上田村麻呂]]が鬼退治をした伝説があり、[[戦国時代 (日本)|戦国時代]]には武士が湯治に訪れた記録もある。[[江戸時代]]にも湯治場として開けていたが、あまり栄えてはいない。万座温泉が本格的に開けてくるのは、戦後になって[[西武グループ]]による[[リゾート]]開発が行われ、交通の便が改善されてからである。
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開湯時期は不明である。周辺では[[弥生土器]]が出土している。[[坂上田村麻呂]]が鬼退治をした伝説があり、[[戦国時代 (日本)|戦国時代]]には武士が湯治に訪れた記録もある。[[江戸時代]]にも湯治場として開けていたが、あまり栄えてはいない。万座温泉が本格的に開けてくるのは、戦後になって[[西武グループ]]による[[リゾート]]開発が行われ、交通の便が改善されてからである。
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[[1983年]][[2月22日]]、万座温泉ホテル( |
[[1983年]][[2月22日]]、万座温泉ホテル(日進館)旧館から出火し、1000m{{Sup|2}}を全焼。スキー客4人が軽傷を負った。[[硫黄]]で錆びた[[火災報知器]]が作動せず、適マークもなかった。[[長野県警察]]と[[吾妻広域町村圏振興整備組合|吾妻広域西部消防署]]によると、旧館には満員の135名が宿泊して寝込んでいたが、雪が深かったことが幸いしてほとんどの客が窓から飛び降りたため惨事にはならなかった<ref name="mainichi">[[毎日新聞]][[夕刊]]1983年2月23日</ref>。
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[[2004年]]に発生した[[温泉偽装問題]]では、温泉を引いていないにも関わらず、ウェブサイト上に温泉利用を思わせる表記を行っていた旅館があったと報じられた。以後、当該施設での表記は改善された。2019年現在では当該施設はいずれも経営が変わっている。 |
[[2004年]]に発生した[[温泉偽装問題]]では、温泉を引いていないにも関わらず、ウェブサイト上に温泉利用を思わせる表記を行っていた旅館があったと報じられた。以後、当該施設での表記は改善された。2019年現在では当該施設はいずれも経営が変わっている。 |
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* 自動車 |
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: 通年利用できるのは有料道路の[[万座ハイウェー]]のみ(嬬恋村三原から約22kmの距離)。 |
: 通年利用できるのは有料道路の[[万座ハイウェー]]のみ(嬬恋村三原から約22kmの距離)。 |
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: 春季~秋季は[[国道292号|志賀草津高原ルート]]が利用できる(冬季は通行止め)。なお[[草津白根山]]の噴火警戒レベルの影響により、(草津)殺生河原駐車場~万座三差路間は通行止めとなることがある。2019年4月現在は噴火警戒レベル2であり本来なら終日通行止めとするところ、例外的に日中のみ通行可としている |
: 春季~秋季は[[国道292号|志賀草津高原ルート]]が利用できる(冬季は通行止め)。なお[[草津白根山]]の噴火警戒レベルの影響により、(草津)殺生河原駐車場~万座三差路間は通行止めとなることがある。2019年4月現在は噴火警戒レベル2であり本来なら終日通行止めとするところ、例外的に日中のみ通行可としている(自転車・バイク・オープンカー等は通行不可)(霧等の気象条件によって通行止めとなることがある)。 |
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== 脚注 == |
== 脚注 == |
2019年7月8日 (月) 01:50時点における版
万座温泉 | |
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万座山と万座温泉 | |
温泉情報 | |
所在地 | 群馬県吾妻郡嬬恋村干俣 |
座標 | 北緯36度38分5.1秒 東経138度30分31.7秒 / 北緯36.634750度 東経138.508806度座標: 北緯36度38分5.1秒 東経138度30分31.7秒 / 北緯36.634750度 東経138.508806度 |
交通 | アクセスの項を参照のこと |
泉質 | 酸性硫黄泉 |
泉温(摂氏) | 約80 |
湧出量 | 約5,400,000 L/日 |
宿泊施設数 | 9 |
外部リンク | 万座温泉観光協会 |