「天竜峡駅」の版間の差分

天竜峡駅
	駅舎（2006年3月）
	てんりゅうきょう; Tenryūkyō;
	◄千代 (1.4 km) (1.3 km) 川路►
所在地	長野県飯田市川路天竜峡4744 北緯35度26分27.42秒東経137度49分2.17秒 / 北緯35.4409500度東経137.8172694度座標: 北緯35度26分27.42秒東経137度49分2.17秒 / 北緯35.4409500度東経137.8172694度
所属事業者	東海旅客鉄道（JR東海）
所属路線	飯田線
キロ程	116.2 km（豊橋起点）
電報略号	テン
駅構造	地上駅
ホーム	2面3線
乗車人員; -統計年度-	243人/日（降車客含まず）; -2018年-
開業年月日	1927年（昭和2年）12月26日
備考	駅員配置駅; JR全線きっぷうりば有; 標高：382m
	テンプレートを表示

履歴の双方向閲覧

← 古い編集新しい編集 →

削除された内容追加された内容

ビジュアルウィキテキスト

インライン

2021年8月12日 (木) 01:43時点における版

天竜峡駅︵てんりゅうきょうえき︶は、長野県飯田市川路天竜峡にある、東海旅客鉄道︵JR東海︶飯田線の駅である^[1]。

概要

伊那盆地の南、観光地﹁天竜峡﹂を見下ろす川沿いに位置する。1927年に飯田線の前身伊那電気鉄道の起点駅として開業、その後三信鉄道が南から乗り入れ境界駅となり、当駅は両社を繋ぐ要所の駅となった。その後両社は国有化され途中駅となったものの要所としての地位は変わらず、民営化された現在でも普通列車は当駅止まりの列車が数多く設定されている。特急﹁伊那路﹂も全列車が停車し、観光地の駅として役割を果たしている。

歴史

●1927年︵昭和2年︶12月26日 - 伊那電気鉄道が駄科駅から延伸した際の終着駅として開業^[1]^[3]。一般駅。 ●1932年︵昭和7年︶10月30日 - 三信鉄道が門島駅まで開業し当駅に乗り入れ^[3]。 ●1943年︵昭和18年︶8月1日 - 伊那電気鉄道・三信鉄道が飯田線の一部として国有化され、鉄道省︵後の日本国有鉄道︶単独駅となる^[3]。 ●1971年︵昭和46年︶12月1日 - 貨物の取扱を廃止︵旅客駅となる︶。 ●1985年︵昭和60年︶3月14日 - 荷物の取扱を廃止。 ●1987年︵昭和62年︶4月1日 - 国鉄分割民営化により、東海旅客鉄道が継承^[4]。 ●1988年︵昭和63年︶9月4日 - 駅開業60周年花電車運行。 ●1990年︵平成2年︶4月 - 天竜峡温泉発掘を契機に駅舎を改築。 ●2013年︵平成25年︶ ●9月 - 台風18号の影響により、当駅 - 平岡駅間は運休となり、バスによる代行輸送となる。 ●10月10日 - 当駅 - 平岡駅間の運転を再開。

駅構造

ホーム

単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線のホームと側線と数本の留置線を持つ地上駅^[1]。ホーム間の移動用に、ホームの千代駅側に構内踏切がある。下り線︵単式ホーム︶側に駅舎がある。駅長は配置されない駅員配置駅︵直営駅︶^[2]であり、飯田駅が当駅を管理する。JR全線きっぷうりばがある。

のりば

番線	路線	方向	行先	備考
1	飯田線	下り	飯田・辰野方面^[5]	特急含む
1		上り	中部天竜・豊橋方面^[5]	一部の列車
2		上り	中部天竜・豊橋方面^[5]	特急含む
2		下り	飯田・辰野方面	当駅始発のみ
3		上り	中部天竜・豊橋方面	当駅始発のみ

利用状況

1日平均の乗車人員は以下の通りとなっている。

乗車人員推移
年度	1日平均人数
2003	438
2004	414
2005	432
2006	416
2007	394^[1]
2008	367
2009	336^[1]
2010	317
2011	310
2012	301
2013	314
2014	293
2015	319
2016	285
2017	281
2018	243

駅周辺

観光地として有名な渓谷、国指定名勝﹁天竜峡﹂が駅の目の前に有り、遊歩道や展望台が整備されている。付近には天竜峡温泉が湧いており、旅館や土産物店が軒を連ねる温泉街となっている。しかし、長野・新宿方面からの直通電車の廃止や、道路が狭く大型観光バスが乗入れにくいので、利用客の減少により数軒の旅館が閉鎖に追い込まれるなど、観光面で苦戦を強いられている^[1]。

天竜川
姑射橋
唐笠港 - 天竜ライン下りの乗船場^[1]
八十二銀行天竜峡支店
天龍峡インターチェンジ

隣の駅

東海旅客鉄道（JR東海）

飯田線

特急「伊那路」停車駅

■快速（上りのみ運転、当駅から川路寄りは普通列車）・■普通

門島駅 - 金野駅（※） - 千代駅（※） - 天竜峡駅 - 川路駅

（※）一部の普通列車は金野駅に停車しない（下り当該列車は千代駅も通過となる）。

脚注

[脚注の使い方]

(一)^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g ^h ⁱ ^j ^k ^l ^m ⁿ信濃毎日新聞社出版部﹃長野県鉄道全駅増補改訂版﹄信濃毎日新聞社、2011年7月24日、222頁。ISBN 9784784071647。 (二)^ ^a ^b“飯田線の長野県内有人駅を3つにJR東海、9駅を無人化方針”. 日本経済新聞. (2012年11月5日) 2021年8月12日閲覧。 (三)^ ^a ^b ^c歴史でめぐる鉄道全路線国鉄・JR 03号、15頁 (四)^ 歴史でめぐる鉄道全路線国鉄・JR 03号、17頁 (五)^ ^a ^b駅掲示用時刻表の案内表記。これらはJR東海公式サイトの各駅の時刻表で参照可能︵2015年1月現在︶。

参考文献

曽根悟（監修）（著）、朝日新聞出版分冊百科編集部（編集）（編）「飯田線・身延線・小海線」『週刊歴史でめぐる鉄道全路線国鉄・JR』第3号、朝日新聞出版、2009年7月26日。

外部リンク

あなたの駅前物語天竜峡駅（長野県） - テレビ朝日

[1]

[2]

[3]

[4]

[5]

@@ 29行目: / 29行目: @@
 |統計年度 = 2018年
 |乗換 =
-|備考 = [[日本の鉄道駅#直営駅|駅員配置駅]]<ref name="nagano-zeneki"/><!--←JR東海の表記--><br/>[[みどりの窓口|JR全線きっぷうりば]] 有<ref name="nagano-zeneki"/><br/>標高：382m<ref name="nagano-zeneki"/>
+|備考 = [[日本の鉄道駅#直営駅|駅員配置駅]]<ref name="nagano-zeneki"/><ref name="nikkei121105">{{Cite news|url = https://www.nikkei.com/article/DGXNZO48081660V01C12A1L31000/|title = 飯田線の長野県内有人駅を3つに JR東海、9駅を無人化方針|newspaper = 日本経済新聞|date = 2012-11-05|accessdate = 2021-08-12}}</ref><!--←JR東海の表記--><br/>[[みどりの窓口|JR全線きっぷうりば]] 有<ref name="nagano-zeneki"/><br/>標高：382m<ref name="nagano-zeneki"/>
 |備考全幅 =
 }}
@@ 53行目: / 53行目: @@
 == 駅構造 ==
 [[画像:天竜峡駅ホーム.jpg|thumb|240px|ホーム]]
-[[単式ホーム]]1面1線と[[島式ホーム]]1面2線、計2面3線のホームと[[停車場#側線|側線]]と数本の留置線を持つ[[地上駅]]<ref name="nagano-zeneki"/>。ホーム間の移動用に、ホームの千代駅側に[[踏切|構内踏切]]がある。下り線︵単式ホーム︶側に駅舎がある。
+[[プラットホーム|単式ホーム]]1面1線と[[プラットホーム|島式ホーム]]1面2線、計2面3線のホームと[[停車場#側線|側線]]と数本の留置線を持つ[[地上駅]]<ref name="nagano-zeneki"/>。ホーム間の移動用に、ホームの千代駅側に[[踏切|構内踏切]]がある。下り線︵単式ホーム︶側に駅舎がある。
-[[駅長]]は配置されない駅員配置駅︵[[日本の鉄道駅#直営駅|直営駅]]︶であり、[[飯田駅]]が当駅を管理する。[[みどりの窓口|JR全線きっぷうりば]]がある。
+[[駅長]]は配置されない駅員配置駅︵[[日本の鉄道駅#直営駅|直営駅]]︶<ref name="nikkei121105"/>であり、[[飯田駅]]が当駅を管理する。[[みどりの窓口|JR全線きっぷうりば]]がある。
 === のりば<!-- ラインカラーは２０１８年導入予定の色を表記した。 --> ===
@@ 167行目: / 167行目: @@
 == 関連項目 ==
-{{commonscat|Tenryūkyō Station}}
 * [[日本の鉄道駅一覧]]
+== 外部リンク ==
+{{commonscat|Tenryūkyō Station}}
+* [https://www.tv-asahi.co.jp/ekimae/backnumber2/0020/ あなたの駅前物語 天竜峡駅（長野県）] - テレビ朝日
 {{飯田線}}