「石原俊 (社会学者)」の版間の差分
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*『[[東京新聞]]』こちら特報部「大学の「株式会社―化―単「収益重視 企業と一致」:「員コ 介入メ警戒ント(2017年8月11日朝刊) |
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*[[J-WAVE]](FM81.3)『[[JAM THE WORLD]]』「[http://www.j-wave.co.jp/blog/news/2017/06/34.html BREAK THROUGH 専門職大学院について考える]」出演(ナビゲーター:[[安田菜津紀]]、2017年6月7日) |
*[[J-WAVE]](FM81.3)『[[JAM THE WORLD]]』「[http://www.j-wave.co.jp/blog/news/2017/06/34.html BREAK THROUGH 専門職大学院について考える]」出演(ナビゲーター:[[安田菜津紀]]、2017年6月7日) |
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*『[[東京新聞]]』こちら特報部「大学が「就職予備校」化――単位の3~4割実習 「専門職大学」構想:改正学校教区法案 企業の都合優先?」コメント(2017年5月23日朝刊) |
*『[[東京新聞]]』こちら特報部「大学が「就職予備校」化――単位の3~4割実習 「専門職大学」構想:改正学校教区法案 企業の都合優先?」コメント(2017年5月23日朝刊) |
2017年9月8日 (金) 07:36時点における版
石原 俊︵いしはら しゅん、1974年 - ︶は、日本の社会学者。専攻は社会学。専門領域は歴史社会学、地域社会論、島嶼社会論、現代社会論。
経歴
京都市生まれ。1993年、洛星高等学校卒業後、京都大学文学部に進学。1997年、同︵社会学専攻︶卒業後、京都大学大学院文学研究科︵社会学専修︶に進学。2002年、同博士後期課程単位取得退学。2005年、京都大学博士︵文学︶。千葉大学大学院人文社会科学研究科助教などを経て、2009年より明治学院大学社会学部准教授。2017年、同教授。2015~16年、カリフォルニア大学ロサンゼルス校客員研究員。 父親は、人文地理学者で奈良大学元学長、京都大学名誉教授、名古屋大学名誉教授、奈良大学名誉教授の石原潤︵いしはら ひろし︶。母方の祖父は、洋画家で京都精華大学元理事長、同名誉教授、関西美術院元理事長の福井勇。受賞
●第7回日本社会学会奨励賞受賞︵﹃近代日本と小笠原諸島――移動民の島々と帝国﹄により︶主要著書
単著
●﹃群島と大学――冷戦ガラパゴスを超えて﹄共和国、2017年。 ●﹃︿群島﹀の歴史社会学――小笠原諸島・硫黄島、日本・アメリカ、そして太平洋世界︵現代社会学ライブラリー12︶﹄弘文堂、2013年。 ●﹃군도의역사사회학﹄︵﹃︿群島﹀の歴史社会学﹄韓国語版︶金美晶訳、글항아리︵グルハンアリ︶、2017年。 ●﹃殺すこと/殺されることへの感度――2009年からみる日本社会のゆくえ﹄東信堂、2010年。 ●﹃近代日本と小笠原諸島――移動民の島々と帝国﹄平凡社、2007年。編著
●﹃戦争社会学の構想――制度・体験・メディア﹄︵福間良明、野上元、蘭信三との共編︶勉誠出版、2013年。共著
●﹃戦争社会学ブックガイド――現代世界を読み解く132冊﹄︵野上元、福間良明編︶、創元社、2012年。 ●﹃社会学ベーシックス9巻――政治・権力・公共性﹄︵井上俊、伊藤公雄編︶、世界思想社、2011年。 ●﹃社会学入門﹄︵塩原良和、竹ノ下弘久編︶、弘文堂、2010年。 ●﹃21世紀を生き抜くためのブックガイド――新自由主義とナショナリズムに抗して﹄︵岩崎稔、本橋哲也編︶、河出書房新社、2009年。 ●﹃グローバリゼーションと植民地主義﹄︵西川長夫、高橋秀寿編︶、人文書院、2009年。 ●﹃複数の沖縄――ディアスポラから希望へ﹄︵西成彦、原毅彦編︶、人文書院、2003年。 ●﹃小笠原学ことはじめ﹄︵ダニエル・ロング編︶、南方新社、2002年。監修
●﹃硫黄島クロニクル――島民の運命︵さだめ︶﹄︵全国硫黄島島民の会編︶、2016年。主要論文
●﹁地上戦を生き延びた硫黄島民――唯一の証言者・須藤章さんのライフヒストリー﹂﹃社会文学﹄45号︵特集‥日本とアメリカ︶、日本社会文学会/不二出版、2017年。 ●﹁それでも守るべきは、大学の自治である﹂﹃現代思想﹄43巻17号︵11月号、特集‥大学の終焉――人文学の消滅︶、青土社、2015年 ●﹁満身創痍の大学と学問の自由の危機﹂﹃社会文学﹄42号︵特集‥歴史の岐路︶、日本社会文学会/不二出版、2015年。 ●﹁解除されない強制疎開――﹁戦後70年﹂の硫黄島旧島民﹂﹃現代思想﹄43巻12号︵8月号、特集‥戦後70年︶、青土社、2015年。 ●﹁大学の<自治>の何を守るのか――あるいは<自由>の再構築にむけて﹂﹃現代思想﹄42巻14号︵10月号、特集‥大学崩壊︶、青土社、2014年。 ●﹁島と海の想像力――地政学を超える系譜学へ﹂﹃現代思想﹄41巻1号︵1月号、特集‥現代思想の総展望 2013︶、青土社、2013年。 ●﹁ディアスポラの島々と日本の﹁戦後﹂――小笠原・硫黄島の歴史的現在を考える﹂﹃別冊 環﹄19号︵総特集‥日本の﹁国境問題﹂――現場から考える︶、藤原書店、2012年。 ●﹁<島>をめぐる方法の苦闘――同時代史とわたりあう宮本常一﹂﹃現代思想﹄39巻15号︵11月臨時増刊号、総特集‥宮本常一――生活へのまなざし︶、青土社、2011年。 ●﹁小笠原諸島の近代経験と日本﹂﹃科学﹄948号︵8月号、特集‥島に生きる――世界遺産の小笠原から日本へ︶、岩波書店、2011年。 ●﹁Becoming Pirates――海の近代の系譜学へ﹂﹃現代思想﹄39巻10号︵7月号、特集‥海賊――洋上のユートピア︶、青土社、2011年。 ●﹁戦争機械/女の交換/資本主義国家――ノマドとレヴィ=ストロース﹂﹃KAWADE 道の手帖 レヴィ=ストロース――入門のために 神話の彼方へ﹄河出書房新社、2010年。 ●﹁そこに社会があった――硫黄島の地上戦と<島民>たち﹂﹃未来心理(Mobile Society Review)﹄15号︵特集‥伝達再考︶、NTTドコモ・モバイル社会研究所、2009年。 ●﹁移動民と文明国のはざまから――ジョン万次郎と船乗りの島々﹂﹃思想﹄990号︵10月号︶、岩波書店、2006年。 ●﹁主権的な法と越境する生活世界――﹃日本帝国﹄占領下小笠原諸島の﹃帰化人﹄をめぐる自律的諸実践﹂﹃社会学評論﹄56巻4号、日本社会学会/有斐閣、2006年。 ●﹁<沖縄>の発見 1――琉球王国の自己呈示とヤマトからの視線を中心に﹂﹁<沖縄>の発見 2――欧米植民地帝国からの視線を中心に﹂﹃インターコミュニケーション﹄46号︵特集‥沖縄――<帝国>から遠く離れて︶、NTT出版、2003年。 ●﹁軍事占領をめぐる知の重層的編成――沖縄における<歴史の収奪>﹂﹃ソシオロジ﹄44巻1号、社会学研究会/行路社、1999年。報道
●﹃東京新聞﹄こちら特報部﹁大学の﹁株式会社―化―単﹁収益重視 企業と一致﹂‥﹁員コ 介入メ警戒ント︵2017年8月11日朝刊︶ ●J-WAVE(FM81.3)﹃JAM THE WORLD﹄﹁BREAK THROUGH 専門職大学院について考える﹂出演︵ナビゲーター‥安田菜津紀、2017年6月7日︶ ●﹃東京新聞﹄こちら特報部﹁大学が﹁就職予備校﹂化――単位の3~4割実習 ﹁専門職大学﹂構想‥改正学校教区法案 企業の都合優先?﹂コメント︵2017年5月23日朝刊︶ ●﹃現代ビジネス﹄︵講談社︶﹁政官財の愚かな圧力で、大学は想像以上にヤバいことになっている――なんのための大学か︻前編︼﹂寄稿︵2017年5月11日︶ ●﹃現代ビジネス﹄︵講談社︶﹁日本の大学をぶっ壊した、政官財主導の﹁悪しきガバナンス改革﹂――なんのための大学か︻後編︼﹂寄稿︵2017年5月12日︶ ●BSフジTV﹃ガリレオX﹄﹁戦争を社会学で考える――旧い戦争から新しい戦争まで﹂出演︵2016年9月25日放送、10月2日再放送︶ ●﹃朝日新聞﹄﹁硫黄島をたどって(4) 住めないまま、基地の島に﹂コメント︵2016年2月16日夕刊︶ ●﹃東京新聞﹄﹁伝言 あの日から70年‥激戦の島 帰れぬ遺骨――日米合作の﹁捨て石﹂﹂コメント︵2015年2月15日朝刊︶ ●﹃東京新聞﹄こちら特報部﹁石原知事 尖閣買える?――他の国境の島は 南鳥島と沖ノ鳥島﹂コメント︵2012年4月19日朝刊︶ ●﹃朝日新聞﹄﹁海賊続々 自由に行くぜ――アニメも戦隊ヒーローも﹂コメント︵2012年1月24日朝刊︶ ●﹃東京新聞﹄東京トリビア﹁世界遺産の小笠原は、米領化されるところだった﹂コメント︵2011年8月17日朝刊︶ →︻転載︼﹃東京トリビア﹄︵東京新聞、2012年、pp.148-149︶- TBSラジオ『ニュース探究ラジオ Dig』「世界自然遺産に登録される小笠原諸島、どんなところなんだろう」出演(パーソナリティ:神保哲生、竹内香苗、2011年6月21日)
- 『週刊読書人』「論潮」欄(論壇時評)担当(2009年1月〜12月)
- 『京都新聞』コラム 双曲線「ペリー艦隊と沖縄・小笠原――日米関係で片づけられない島と海の民の出会い」執筆(2003年6月25日朝刊)
外部リンク
- 石原俊氏インタビュー「「冷戦経験」を考え抜く――大学は自由と自治の「最後の砦」になれるのか 『群島と大学』(共和国)をめぐって」『図書新聞』2017年6月17日
- 対談「孤立させない――連鎖する性暴力被害のなかで子どもたちがどのように生き抜いてきたのか、その実態を社会に広く知らせる展覧会 私たちは『買われた』展」をめぐって」(with 仁藤夢乃)『図書新聞』2016年8月13日
- 講演採録「強まる国家統制と満身創痍の大学――自由と自治の危機のなかで何をすべきか」『図書新聞』2015年6月27日
- 対談「少女たちの身にいま、何がおこっているのか――仁藤夢乃著『女子高生の裏社会』(光文社新書)刊行を機に」 (with 仁藤夢乃)『週刊読書人』2014年10月31日
- 石原俊氏インタビュー「群島の眼からアジア太平洋世界を眺める――現代日本人の意識構造は「冷戦ガラパゴス」 だ 『<群島>の歴史社会学』(弘文堂)をめぐって」 『図書新聞』2014年3月14日
- 社会学者・石原俊氏インタビュー「過去を生きた人びとに寄り添って――「島」から学ぶ、歴史社会学」『シノドス(Synodos)』2013年10月21日
- 座談会「「殺す/殺される」前に――戦争と社会の関係を理性的に考える素地を早急につくっておかなければいけない 『戦争社会学の構想』(勉誠出版)をめぐって」 (with 福間良明・野上元)『図書新聞』2013年8月31日
- 講演「インターディシプリンな歴史叙述」角崎洋平・松田有紀子編『生存学研究センター報告』17号(特集:歴史から現在への学際的アプローチ)、立命館大学生存学研究センター、2012年3月
- 座談会「2007年の思想界をふりかえる 貧困、脱国民化、歴史への問い」(with 岩崎稔・本橋哲也)『週刊読書人』2007年12月28日
- 明治学院大学社会学部教員紹介 石原俊
- 明治学院大学社会学部小冊子「社会学とはどのような学問か」 石原俊教授