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この項目では、兵庫県明石市にある山陽電気鉄道本線の駅について説明しています。石川県金沢市にあった北陸鉄道金石線の駅については「藤江駅 (石川県)」を、愛知県東浦村にあったかつて同名を称した武豊線の駅については「東浦駅」をご覧ください。 |
藤江駅︵ふじええき︶は、兵庫県明石市藤江大塚にある、山陽電気鉄道本線の駅である。駅番号はSY 20。
駅構造
藤江駅のプラットホーム︵駅舎より︶
単式・島式の複合型2面3線のホームを持つ地上駅。神戸方面行ホームの方が島式となっており優等列車の待避が可能︵主にS特急運転時間帯に待避列車が設定されている︶。駅舎︵改札口︶は上り線北側姫路寄りにあり、駅舎とホームは構内踏切で連絡している。窓口は基本的に無人化されている。
改築前の駅舎は旧藤江競馬場︵明石競馬場︶の馬券売り場を転用したものであった。
のりば
1番線が下り主本線、2番線が上り主本線、3番線が上り待避線である。以前の列車接近時の自動放送は、どのホームに発着するかに関わらず﹁上り線﹂﹁下り線﹂の表現を用いた固定音声のものであったが、運行管理システム更新による列車接近放送の更新では﹁〇番線﹂の表現が用いられている。
利用状況
乗降者数 2,942人︵2009年11月10日調査︶
接続バス路線
駅前に乗り場がある。
●70系統‥林崎・南王子町・銀座経由 明石駅行
●70系統‥林崎・南王子・魚の棚・明石駅・銀座経由 市役所行
●72系統‥貴崎4丁目・硯町経由 明石駅行
●72系統‥貴崎4丁目・硯町・明石駅・銀座経由 市役所行
●74系統‥貴崎4丁目・大道町・王子・市民病院経由 明石駅行
徒歩3分程度の駅北のロータリーに乗り場がある。
●西明石南ルート 藤が丘公民館前・藤江川南・西明石南町・JR西明石駅経由、卸売市場東方面行
一部時間帯、藤が丘公民館前・西明石南町停留所に停車しないバスもある。
●谷八木ルート 谷八木・家ノ北経由、JR大久保駅南口行
駅周辺
●屏風ヶ浦海岸
●松江海水浴場
●山王権現神社
●青竜神社
●明石藤江郵便局
●浜の散歩道︵播磨サイクリングロード︶
●兵庫県道718号明石高砂線︵旧・国道250号︶ 駅すぐ南側を並行。
●医療法人光明会明石病院︵精神科・心療内科・神経内科︶※かつて酸性水を使用したアトピー治療で全国的に名を馳せた。
●トーホーストア藤江店
歴史
●1923年︵大正12年︶8月19日 - 現在地の約200m東方に、神戸姫路電気鉄道の駅として開業︵同線開業当初からの設置︶。
●1927年︵昭和2年︶4月1日 - 宇治川電気により合併され、同社の駅となる。
●1928年︵昭和3年︶ - 藤江競馬場利用者専用として、開催期間中に限り営業する臨時駅が現在地に開業。
●1933年︵昭和8年︶6月6日 - 宇治川電気の鉄道部門が分離され、山陽電気鉄道の駅となる。
●1938年︵昭和13年︶ - 藤江競馬場廃止に伴い臨時駅が営業休止。
●1943年︵昭和18年︶ - 休止中の臨時駅を藤江駅とし、旧駅は廃止。
●1949年︵昭和24年︶4月15日 - 急行停車駅となる。
●1984年︵昭和59年︶3月25日 - 急行の設定が消滅し、当駅に停車する優等列車が一旦無くなる。
●1986年︵昭和61年︶ - 駅舎改築。
●1987年︵昭和62年︶12月13日 - この日より設定された通勤特急︵現在のS特急︶の停車駅となり、優等列車の停車が復活。
隣の駅
山陽電気鉄道
本線
■特急・■■直通特急
通過
■S特急
山陽明石駅 (SY 17) - 藤江駅 (SY 20) - 東二見駅 (SY 25)
■普通
林崎松江海岸駅 (SY 19) - 藤江駅 (SY 20) - 中八木駅 (SY 21)
関連項目
●日本の鉄道駅一覧
外部リンク
●藤江駅︵山陽電気鉄道︶
●神姫バス