てるてる亭
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ほくほくスペース てるてる亭 Teruteru-Tei | |
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てるてる亭入口 | |
店舗概要 | |
所在地 |
〒930-0044 富山県富山市中央通り1丁目6-8 セプラビル[1]1、3階 |
開業日 | 2008年6月7日 |
正式名称 | ほくほくスペース てるてる亭 |
施設所有者 | 株式会社まちづくりとやま[2] |
施設管理者 | 堤地所株式会社[1] |
中核店舗 | 寄席、展示施設、土産店 |
営業時間 | 各階により異なる |
駐車台数 | なし台 |
前身 | 富山ニュースカラ座(映画館) |
最寄駅 | 富山地方鉄道富山軌道線西町停留場 |
最寄IC | 北陸自動車道富山IC |
外部リンク | https://teruteru-tei.jp/ |
てるてる亭︵てるてるてい、Teruteru-Tei︶は、富山県富山市の中央通り商店街の、セプラビル内にある演芸ホール︵寄席︶。正式名称は﹁ほくほくスペース てるてる亭﹂。
概要[編集]
かつてTOYAMA109が2000年︵平成12年︶9月までキーテナントとして入居し、109撤退後はテナントであった映画館の富山スカラ座のみ2001年︵平成13年︶4月20日まで営業を続け、そのスカラ座が同年5月1日より富山ニュースカラ座にリニューアルした[3]が、こちらも2006年︵平成18年︶9月1日に閉館したため[4]、地元の大手地銀である北陸銀行が出資し[5]、富山県出身の人気落語家立川志の輔に、落語ができるホールとしてプロデュースを依頼、映画館を改修し[5]2008年︵平成20年︶6月7日に開館した[6][7]。開館当初より北陸銀行などによる運営となっていた。同年6月14日よりこけら落とし公演が行われた[8]。 ホール名の﹁てるてる亭﹂は、運営関係者から﹁ホール名のどこかに﹃志の輔﹄を入れてほしい﹂と提案されたが、﹁照れてしまう﹂との事で入れずに、志の輔の本名が﹁照雄﹂で﹁照ちゃん﹂と呼ばれていたので﹁てるてる亭﹂と命名された。また、志の輔は開館にあたり﹁席亭のような、館長のような、番頭[5]のような者﹂に就任した。なお、当ホールは貸ホールとしての貸し出しは行っていない。 セプラビル3階にあるホールの舞台はヒノキを使用し、落語などの公演に合わせ和風の落ち着いた舞台となっている。なお、客席は映画館だった頃の席をそのまま利用している。また、ビル1階には2010年︵平成22年︶2月13日に、ほくほく通りとしてミニシアター、多目的スペース、土産店などを開店した[9]。主な施設[編集]
3階[編集]
ホール ●ステージ︵舞台︶ – 客席266席︵内2席は車イス席︶ ●ロビー、チケット売り場、お休み処 など1階[編集]
ほくほく通り ●ミニシアターほくほく通りてるてる亭 – 25席のミニシアター。落語のビデオなどを上映。 ●越中からくり処 – 北陸新幹線、セントラム、ポートラムなどの鉄道ジオラマを展示。 ●ほくほく通りお休み処、多目的スペース – 茶屋風の休憩所兼イベントスペース ●富山地酒ミュージアム ●お土産コーナーほくほく通り楽市楽座、富山うまいもん市場 などおもな公演[編集]
志の輔による﹁志の輔のこころみ﹂という落語会が、ほぼ毎月1回︵2公演︶定期的に行われているほか、毎年1回富山県民会館やオーバードホールなどで、志の輔が座長を務め富山県出身の落語家、芸人、マジシャン、俳優、女優、ミュージシャンなどが一堂に解すイベント﹁越中座﹂公演が行われているが[10]、その前日に、てるてる亭にて﹁越中座前夜祭﹂が行われたり、﹁しゃべらんまいけ越中・とやま弁大会﹂が年1回行われている。また落語家や芸人の公演が不定期で行われている。出典[編集]
(一)^ ab“セプラビル”. ビル賃貸情報. 堤地所株式会社. 2015年11月19日閲覧。
(二)^ “会社概要”. 株式会社まちづくりとやま. 2015年11月19日閲覧。
(三)^ ﹃北日本新聞﹄2001年4月30日付朝刊29面﹃買い物客狙い一新 富山・スカラ座 あす改装開館 開始時間繰り上げも﹄
(四)^ ﹃北日本新聞﹄2006年8月18日付朝刊36面﹃ニュースカラ座閉館へ 来月1日 改装後も客足伸びず﹄より。
(五)^ abc“︻富山︼おうちで笑って てるてる亭 限定動画配信 志の輔さんら登場”. 中日新聞Web. (2020年4月30日) 2021年4月5日閲覧。
(六)^ てるてる亭について - オフィスてるてる
(七)^ “富山の中心地に演芸ホール=北陸銀行”. 時事ドットコム (時事通信社). (2008年6月4日). オリジナルの2016年3月4日時点におけるアーカイブ。 2015年11月19日閲覧。
(八)^ ﹃北日本新聞﹄2008年6月7日付朝刊34面﹃志の輔さん演出﹁てるてる亭﹂﹃笑空間﹄完成祝う 富山・中央通り﹄より。
(九)^ “江戸の町並みを再現 てるてる亭ほくほく通り開業 活性化の起爆剤に”. 富山新聞朝刊 (富山新聞社). (2010年2月14日)
(十)^ “富山で﹁越中座﹂ 志の輔さんら県出身16組出演”. 北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ︵北日本新聞︶. (2017年8月20日) 2021年4月5日閲覧。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- オフィスてるてる - 施設公式サイト
- 街と人のために〜北陸銀行の文化振興・教育支援〜 - 北陸銀行(「てるてる亭」に関する説明あり)
座標: 北緯36度41分21.4秒 東経137度12分59.8秒 / 北緯36.689278度 東経137.216611度