ウィントフック
ウィントフック Windhoek Windhuk, ǀAiǁGams, Otjomuise | |||
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ウィントフックのパノラマ(2016年) | |||
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位置 | |||
ウィントフックの位置 | |||
位置 | |||
座標 : 南緯22度33分 東経17度05分 / 南緯22.550度 東経17.083度 | |||
歴史 | |||
建設 | 1890年10月8日 | ||
行政 | |||
国 | ナミビア | ||
州 | ホマス州 | ||
市 | ウィントフック | ||
市長 | セイド・ガワナス (土地なし人民運動) | ||
地理 | |||
面積 | |||
市域 | 5,133 km2 (1,982 mi2) | ||
標高 | 1,655 m | ||
人口 | |||
人口 | (2012年現在) | ||
市域 | 322,500[1]人 | ||
人口密度 | 62.8人/km2(163人/mi2) | ||
その他 | |||
等時帯 | 中央アフリカ時間 (UTC+2) | ||
市外局番 | 61 | ||
ナンバープレート | W | ||
公式ウェブサイト : www.windhoekcc.org.na/ |
ウィントフック︵アフリカーンス語: Windhoek︶は、ナミビアの首都[2]。ドイツ語読みのヴィントフック (Windhuk) と表記されることもある。ナマ語ではǀAiǁgams、ヘレロ語ではOtjomuiseという。
概要[編集]
同国のほぼ中央に位置し、標高1655メートルの高地に存在する。 1885年にドイツ帝国軍がこの地域を占領し、1892年よりドイツ領南西アフリカの首都となった。ナミビアの商業、工業の中心地である。市街は小さく、周囲は砂漠に囲まれており、降水量は少ない。教会や図書館、美術館などが整備され、中世ドイツ風の建物が現存し、清潔できれいな街並みとなっている。ショッピングモールがいくつか建っている。 都市名﹁ウィントフック﹂は、アフリカーンス語で風の曲がり角︵アフリカーンス語: Wind Hoek、英語: windy corner︶を意味する[3]。歴史[編集]
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1976年、まだSWAPOの影響が及んでいない当時の人口は約65000人。市内ではドイツ語の新聞が発行される、ドイツ料理店が多くみられるなど、建物以外でも植民地時代の影響が残っていた[4]。
中心街
地理[編集]
平均標高1,657メートルの高地に位置する高原都市である。北部以外は山に囲まれる。1つの行政区分の市の面積では、天津、イスタンブールについで世界第3位の広さとなっている[5]。人種・言語[編集]
人口は322,500人︵2012年︶で、そのうち67%が黒人、16%が白人。住民の過半はバントゥー系民族であるが、同国人口のおよそ6%を占めるドイツ系住民もいる。言語は政府機関などの公式な場、標識、ビジネス、文書などでは公用語である英語のみが使用されるものの、実際の人々の日常会話にはアフリカーンス語が共通語として最も広く使われている[6]。1995年の統計によると、市民の25%は家庭でアフリカーンス語を使用している。また、ドイツ語も広く通用する。気候[編集]
ケッペンの気候区分ではステップ気候 (BSh) に属する半乾燥気候で、最高気温は6月・7月が20℃、9月から4月が25-30 ℃である。降水量は6-8月はゼロ、1-3月が月間70mmを超える。年間で360mmと非常に少ない。標高1700mに位置するために年間通して温暖な気候であり、特に夏でも朝晩は涼しい。ウィントフックの気候 | |||||||||||||
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月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
最高気温記録 °C (°F) | 36 (97) |
34 (93) |
34 (93) |
31 (88) |
32 (90) |
26 (79) |
25 (77) |
29 (84) |
33 (91) |
34 (93) |
36 (97) |
36 (97) |
36 (97) |
平均最高気温 °C (°F) | 30.5 (86.9) |
29.1 (84.4) |
27.8 (82) |
26.2 (79.2) |
23.7 (74.7) |
21.0 (69.8) |
21.3 (70.3) |
23.9 (75) |
27.6 (81.7) |
29.7 (85.5) |
30.4 (86.7) |
31.6 (88.9) |
26.9 (80.43) |
平均最低気温 °C (°F) | 17.8 (64) |
17.2 (63) |
16.1 (61) |
13.2 (55.8) |
10 (50) |
7.1 (44.8) |
7.0 (44.6) |
9.0 (48.2) |
12.6 (54.7) |
15.0 (59) |
16.2 (61.2) |
17.3 (63.1) |
13.21 (55.78) |
最低気温記録 °C (°F) | 9 (48) |
7 (45) |
4 (39) |
2 (36) |
−2 (28) |
−3 (27) |
−3 (27) |
−4 (25) |
−1 (30) |
2 (36) |
1 (34) |
3 (37) |
−4 (25) |
降水量 mm (inch) | 91.3 (3.594) |
87.0 (3.425) |
69.5 (2.736) |
32.3 (1.272) |
6.2 (0.244) |
1.2 (0.047) |
0.4 (0.016) |
0.8 (0.031) |
3.8 (0.15) |
11.4 (0.449) |
25.7 (1.012) |
33.2 (1.307) |
362.8 (14.283) |
% 湿度 | 45 | 53 | 58 | 54 | 45 | 43 | 38 | 30 | 26 | 28 | 31 | 36 | 40.6 |
出典1:BBC Weather[7] | |||||||||||||
出典2:Ministry of Works and Transport (Meteorological Service Division)
“Ministry of Works & Transport: Tabulation of Climate Statistics for Selected Stations in Namibia” (2012年). 2012年3月25日閲覧。 |
交通[編集]
道路[編集]
●国道B1号 (ナミビア) - ナミビア国内を南北に縦断している幹線道路。 ●国道B6号 (ナミビア) - ウィントフック市内から東のゴバビス方面に抜ける幹線道路。 ●インディペンデンス・アベニュー - 市内を南北に走る目抜き通り。鉄道[編集]
トランスナミブ鉄道により、ウィンドフック駅からオカハンジャ、ゴバビスなどの国内線のほか、南アフリカとも結ばれている。空港[編集]
●ウィンドフック・ホセア・クタコ国際空港 ●エロス空港︵en:Eros Airport︶教育[編集]
大学[編集]
●ナミビア大学 ●ナミビア工科大学 ●国際経営大学姉妹都市及び友好都市[編集]
ヴェッツラー︵ドイツ︶ トロッシンゲン︵ドイツ、2000年10月3日から︶ ベルリン︵ドイツ、2000年4月18日から︶ ブレーメン︵ドイツ、2000年4月18日から︶ アボッツフォード︵カナダ︶ ドゥアラ︵カメルーン、2000年8月31日から︶ ドラケンスタイン︵南アフリカ共和国、2012年5月9日から︶ ヨハネスブルク︵南アフリカ共和国︶ ハボローネ︵ボツワナ、2001年8月23日から︶ ハラレ︵ジンバブエ、2000年11月8日から︶ カドマ︵ジンバブエ︶ ハバナ︵キューバ、2001年10月23日から︶ ルサカ︵ザンビア︶ リッチモンド︵アメリカ合衆国、1998年3月20日から︶ 上海市︵中華人民共和国、1996年6月1日から︶ ヴァンター︵フィンランド、2002年8月13日から︶脚注[編集]
(一)^ Windhoek slaan Afrika-rekord Die Republikein
(二)^ 各国・地域情勢-ナミビア共和国(外務省HP)、2012年2月7日閲覧。
(三)^ Anouk Zijlma. “Windhoek, Namibia - Africa Travel”. About.com. 2014年2月15日閲覧。
(四)^ ナミビアも不気味 革命をめざす解放勢力﹃朝日新聞﹄1976年︵昭和51年︶3月4日朝刊、13版、7面
(五)^ New Era, 10 Feb 2010: Windhoek’s battle for land, by Desie Heita
(六)^ Thomas Schoch. 2003. Visit Windhoek, People and languages.
(七)^ “= TT000470 Average Conditions Windhoek, Namibia”. BBC Weather. 2009年8月16日閲覧。