コンテンツにスキップ

ジェイムズ・ヘットフィールド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ジェイムズ・ヘットフィールド
James Hetfield
基本情報
出生名 James Alen Hetfield
生誕 (1963-08-03) 1963年8月3日(60歳)
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
カリフォルニア州ロサンゼルス
ジャンル ヘヴィメタル
スラッシュメタル
ハードロック
スピードメタル
職業 ミュージシャンシンガーソングライターギタリスト
担当楽器 ボーカルギター
活動期間 1981年 - 現在
共同作業者 メタリカ
著名使用楽器
該当項目を参照

 : James Alan Hetfield196383 - 185cm

10087

[]


196383

1981

199288"Fade to Black"IIIII174

2000

[]




BPM2002108

調

1st - Kill 'Em All - 2008EEE1990

使[]

[]


 - 19841980200V使08Death MagneticEMG6081使V使VV使So WhatMore Beer21984使

1Kill Bon JoviV使

3rd84V使4thESPESPEet FukESP使EMG6081

VTrimLockEMG6081

MTV.ICONESP7使

ESPLTD使ESP使ESP使



Levy's01105001104860501.14mm使

ギター・アンプ[編集]

2ndアルバム『ライド・ザ・ライトニング』のレコーディング前までは改造されたマーシャル1959アンプを愛用し、プロコ社のRAT(初期型)でブーストしていたが、レコーディングの直前、ボストンの空港でバンド機材の盗難に遭い(残ったのは自分たちのギターだけだった)、ライド・ザ・ライトニングのレコーディングは借り物の改造されたマーシャルJCM800(50Wの物と言われている)で録音された。その後、当時のエクソダスのギタリストであったリック・ヒューノルトの勧めにより、メサ・ブギーのアンプに乗り換えることになった。この時メタリカはメサ・ブギー製のマークII C+を4台購入したという。

以降の各アルバムのレコーディングで使用したアンプは、以下の通りである。

  • 3rd ALBUM メタル・マスター - Master Of Puppets (1986)
    メサ・ブギー・マークIIC+
    マーシャル JCM800
    この時期のサウンドメイキングは歪みがメサブギー、クリーンがマーシャルだった等、諸説あるが、マークIIC+のプリアンプで歪みの音を作り、その信号を改造されたJCM800のパワーアンプに接続し、マーシャルのスピーカーキャビネットで鳴らしていたというのが真相だと言われている
  • 4th ALBUM メタル・ジャスティス - ...And Justice For All (1988)
    メサ・ブギー・マークIIC+
    マーシャル JCM800
    メサ・ブギー・クアド・プリアンプ / メサ・ブギー・ストラテジー500
    ローランド・JC-120
    アンプ等のメインで使用された機材は、前作とほぼ同様の物が使用されていた模様。
  • 5th ALBUM メタリカ - Metallica (1991)
    メサ・ブギー・マークIV
    メサ・ブギー・クアド・プリアンプ / メサ・ブギー・ストラテジー500
    ローランド・JC-120
    今作からスタジオに膨大な量の機材が持ち込まれるようになり、メインのスピーカーキャビネットもマーシャルからメサ・ブギーに変更になる。ライヴではこの頃より、スピーカーキャビネットをアイソレーションボックスと呼ばれる完全密閉した箱に入れ、その中でマイキングしてギターの音を拾う手法を取るようになった。
  • 6th ALBUM ロード - Load (1996) / 7th ALBUM リロード - Reload (1997)
    メサ・ブギー・トリプル・レクティファイヤー
    メサ・ブギー・トライアクシス / メサ・ブギー・ストラテジー500
    ローランド・JC-120

8th アルバム以降はメイン・アンプとしてDiezel VH-4を使用する事が多い。このVH-4は仕様として、現代のモダンヘヴィネスな音楽スタイルや、7弦や8弦と言った多弦ギターの低音に対応すべく、かなりの歪み量と重低音が出せる4チャンネル仕様のアンプで、ジェイムズはCh3固定でgainをかなり控えめにし、イコライザー類もややローを上げ気味にする以外は概ねフラットにしたセッティングで特にエフェクター等は噛ませずに使用しているが、それでも十分すぎる程の歪み量と重低音を弾き出している。ジェイムズはなお、JC-120は主にクリーントーンを奏でる時に愛用している。以前はライヴでもJC-120のヘッドタイプの物をラックに組み込み使用していたが、00年代に入ってからはLINE6 POD X3 ProでJC-120のサウンドをシミュレートして使用していた。

現在はジェイムズ、カーク共にライヴにおいてはフラクタル・オーディオ・システム社のAxe-FxIIを使用し、アンプモデリング機能を用いてサウンドメイクしている。

乗り換えた理由は、普段のライヴと同じ機材でテレビ局のスタジオなどで演奏すると、全く似つかない音になってしまうなどの予測できない想定外の事態に対応するために、予めレコーディングスタジオの完璧なセットアップの状態のアンプのサウンド、セッティングをAxe-FxIIに取り込みモデリングし、どんな場所でも安定したサウンドを得られるようにし、サウンドチェック等における時間と労力の節約、軽減を主な目的としたもの。

このサウンドは2020年に発売された「S&M2」にて初めて公式にレコーディングされ聞く事が出来る。

トリヴィア[編集]

  • リフマスターでもあり、リズムギターの名手で、かつそのカリスマ性から評してメディアに『80年代のキース・リチャーズ』と呼ばれていた。
  • 少年時代から元パンテラダイムバッグ・ダレルと親交があり、ダレル曰く「やつの右手のテクニックには脱帽だ あれはウエイトトレーニングのように右手を鍛え抜かないとありえない」と絶賛している。
  • 私生活では、ハンティングやスケートボードを趣味としている。アルバム「METALLICA」収録の「Of Wolf And Man」は彼のハンティングの趣向が現れた歌詞の内容となっている。スケートボードに関しては、転倒による骨折を何度もしたため、結果的にマネジメント会社のQプライムから「旅行先でのスケートボード禁止令」を言い渡されている。
  • アルバム「St.Anger」の頃から両腕の広範囲にタトゥーを施している。またそれまで長く伸ばしていた髪を短くするようになっている。

外部リンク[編集]