タケダスポーツ
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
日本 〒020-0834 岩手県盛岡市青山4丁目46-15 (カンパニー本部) |
設立 | 2013年(平成25年)12月9日 |
業種 | 小売業 |
事業内容 | スポーツ用品の販売 |
代表者 | 石塚晃一(カンパニープレジデント) |
外部リンク | http://www.takeda-sports.jp/ |
特記事項:2013年9月30日東京地裁に民事再生法の適用を申請、同日受理 2017年5月1日、ゼビオホールディングスに吸収合併され解散。事業は、同日付けで株式会社ヴィクトリアへ吸収分割方式にて事業譲渡。 |
タケダスポーツとは、ゼビオホールディングスの完全子会社・ヴィクトリアの社内カンパニーであるネクサスカンパニーにより、北東北3県を中心に展開している大手スポーツ用品専門店。
概要[編集]
岩手県を拠点にスポーツ用品のリージョナルチェーンとして多店舗展開し、大型店舗を開店する際はテレビコマーシャルや折り込みチラシでは﹁○○最大級︵○○には﹁岩手県﹂や﹁東北﹂などが入る︶﹂と謳った。 ピーク時の年商は約168億円に達していたが、1990年代後半以降は、全国資本の競合店︵ゼビオ、スポーツオーソリティなど︶の商圏進出を始め、景気悪化や環境の変化︵スキー人口減少など︶もあり、業績が低迷。その際には自主再建を検討したものの、再建には多額の資金が必要と判断されたことから、事業再建計画を策定し、整理回収機構の枠組みを活用することによって、再生支援に8つの金融機関の同意を取り付け、メインバンクであるみちのく銀行が2007年に設置した﹁ふるさと再生ファンド﹂に合計97億円の債権を売却、同ファンドは債権を回収すると共にタケダスポーツへの出資や経営指導などの支援を行った。 これにより経営再建を図り、店舗網の整理︵北海道撤退など︶や広告費の抑制などに取り組む一方、店舗改装やポイントカード刷新などの積極策も実施したが、売上減少に歯止めがかからず、2013年9月30日に東京地裁に民事再生法の適用を申請、同日付で受理された。負債総額は約54億円。今後は福島県郡山市に本社を置くスポーツ用品・衣料品販売大手﹁ゼビオ﹂の支援で再建を目指すとしている[1][2]。同年12月20日、ゼビオがタケダスポーツの全事業を引き継ぐため設立した完全子会社であるネクサスが同社の事業を取得したと発表した。今後も商号は変更せず、当面はゼビオとの店舗再編や商品集約は行わない方針としている[3]。その後、ゼビオの完全子会社である株式会社ヴィクトリアがネクサスの全株式を取得したため、ゼビオ︵現在のゼビオホールディングス︶の孫会社とされた。 経営統合後の2014年からは、北東北および山形県、宮城県の比較的小規模な、旧・ゼビオスポーツ店舗が、商号と同じ﹁ネクサス by TakedaSports﹂に転換して順次再オープンしている︵それまでタケダスポーツの名が入った店舗は宮城県にはなかった︶。逆に、紫波町にあった旧タケダスポーツの大規模店、盛岡南店はゼビオに譲渡され﹁スーパースポーツゼビオ﹂に転換している。 2017年5月1日、企業としてのネクサスは、ゼビオホールディングスに吸収合併されて解散。同時に、店舗運営事業については、株式会社ヴィクトリアに吸収分割で承継させ、同社の社内カンパニーである、ネクサスカンパニー︵カンパニー本部・盛岡市青山︶が、タケダスポーツとネクサスの両ブランド店舗を運営している[4]。売上げ[編集]
●1996年8月期 - 約168億円︵ピーク時︶。 ●2006年8月期 - 約81億円。 ●近年は過去の店舗展開に伴う多額の借入金が負担となっていた。沿革[編集]
店舗[編集]
詳細は「公式サイトの店舗リスト」を参照
過去に存在した店舗[編集]
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●三沢店…旧‥亀屋三沢店の建物にあった。
●八戸店…八戸市中心街の八戸スカイビル︵イトーヨーカドー八戸店・花亀の入居していたビル︶の隣にあった。建物は現存する。
●弘前駅通店…弘前市駅前三丁目にあり閉店後はしばらく空ビルであったが、解体され駐車場となっていた。弘前駅通店が営業していた時期には、現在の弘前店の店名が弘前バイパス店であった。
●秋田茨島店...現在のイオンタウン茨島アネックスの場所に所在していた。現在の秋田店の開業に先だって閉鎖された。
●北上店…北上市柳原町の国道107号線沿いにあった。後に市内藤沢の国道4号線沿いに移転、花北パビリオンとして開店したが、市内北鬼柳の国道107号線沿いのネクサス北上店開店(旧デンコードー北上店の建物に入居)に伴い花北パビリオンは閉店。なお、旧北上店は地元企業の店舗に、旧花北パビリオンの建物は撤去され更地となっている。
●一関店…一関市地主町にあった。後に市内石畑のいわて生協向いに移転したが、市内赤荻の国道342号線沿いにある旧ゼビオスポーツに統合する形で閉店(以後はネクサス一関店として営業)。なお、旧一関店の店舗は現在は100円ショップセリアが営業している。
●盛岡南店…紫波町古舘の国道4号線沿いにあった。閉店後は、スーパースポーツゼビオ紫波店として営業している。
過去のCM出演者[編集]
タケダスポーツのCM出演者は、イメージキャラクターも務めていた。CMでは一部を除いて﹁タケダスポォーーーォォォツ!﹂と男性がどなるものが使用されている︵別バージョンも有り。現在は﹁ネクサス!﹂が挿入されている︶。現在はイメージキャラクターの出演は行っていない。
●伊奈かっぺい
●田中義剛
●槙原寛己︵当時・読売ジャイアンツ投手、引退後も出演していた︶
●鈴木一真
●C.C.ガールズ︵初代︶
●シェイプUPガールズ
●佐藤江梨子
●佐藤康恵
●釈由美子
●眞鍋かをり
●りんご娘
ほか
脚注[編集]
(一)^ “タケダスポーツが民事再生法の適用を申請”. 日刊スポーツ. (2013年9月30日) 2013年9月30日閲覧。
(二)^ “倒産速報︵株︶タケダスポーツ”. 東京商工リサーチ. (2013年9月30日). オリジナルの2013年9月30日時点におけるアーカイブ。
(三)^ “株式会社タケダスポーツの事業譲受けに関するお知らせ”. ゼビオ株式会社. (2013年12月20日) 2014年4月23日閲覧。
(四)^ “連結子会社の吸収合併に関するお知らせ”. ゼビオ株式会社. (2017年3月21日) 2018年1月3日閲覧。