マイク・クルーコウ

マイク・クルーコウ
*Mike Krukow*
	サンフランシスコ・ジャイアンツの優勝パレードにて; (2012年)
基本情報
国籍	アメリカ合衆国
出身地	カリフォルニア州ロサンゼルス郡ロングビーチ
生年月日	1952年1月21日（72歳）
身長; 体重	6' 5" ＝約195.6 cm; 205 lb ＝約93 kg
選手情報
投球・打席	右投右打
ポジション	投手
プロ入り	1973年 MLBドラフト8巡目
初出場	1976年9月6日
最終出場	1989年6月4日
経歴（括弧内はプロチーム在籍年度）
	サン・ガブリエル高等学校（英語版）; カリフォルニア・ポリテクニック州立大学サンルイスオビスポ校; シカゴ・カブス (1976 - 1981); フィラデルフィア・フィリーズ (1982); サンフランシスコ・ジャイアンツ (1983 - 1989);
	この表について

マイケル・エドワード・クルーコウ︵Michael Edward Krukow, 1952年 1月21日 - ︶はアメリカ合衆国・カリフォルニア州ロサンゼルス郡ロングビーチ出身の元プロ野球選手︵投手︶。右投右打。

経歴[編集]

プロ入り前[編集]

1970年のMLBドラフト32巡目︵全体734位︶でカリフォルニア・エンゼルスから指名されたが、入団せずにカリフォルニア・ポリテクニック州立大学サンルイスオビスポ校へ進学した。

プロ入りとカブス時代[編集]

1973年のMLBドラフト8巡目︵全体184位︶でシカゴ・カブスから指名され、プロ入り。 1976年9月6日のニューヨーク・メッツ戦でメジャーデビュー。翌1977年より先発ローテーション投手として投げるようになり、1980年には初の二桁勝利︵10勝︶を挙げた。

フィリーズ時代[編集]

1981年12月8日にディッキー・ノールズ︵英語版︶、ダン・ラーソン︵英語版︶、キース・モアランドとのトレードで、フィラデルフィア・フィリーズへ移籍した。1982年はエースであるスティーブ・カールトンに次ぐチーム2位の13勝を挙げた。

ジャイアンツ時代[編集]

1982年12月14日にジョー・モーガン、アル・ホランド︵英語版︶とのトレードで、マーク・デービス、C.L.ペニンガーと共にサンフランシスコ・ジャイアンツへ移籍した。移籍初年度の1983年から2年連続で11勝を挙げた。1985年は8勝︵11敗︶と調子を落としたが、1986年はキャリアハイでこの年ナショナルリーグ2位となる20勝を挙げ、オールスターにも選出された。だが、翌1987年以降は一桁勝利で、1990年3月に引退を表明した。

引退後[編集]

引退直後よりスポーツキャスターとして活動。当初はジャイアンツ戦のラジオ解説が中心だったが、1994年よりフルタイムの解説者となる。現役時代もジャイアンツで同僚だった実況のデュアン・カイパーと通称﹁Kruk & Kuip︵クルック＆カイプ︶﹂の名コンビで親しまれている^[1]。 2008年にはジャイアンツの球団殿堂入りを果たした。

詳細情報[編集]

年度別投手成績[編集]

年度	球団	登板	先発	完投	完封	無四球	勝利	敗戦	セ丨ブ	ホ丨ルド	勝率	打者	投球回	被安打	被本塁打	与四球	敬遠	与死球	奪三振	暴投	ボ丨ク	失点	自責点	防御率	W H I P
1976	CHC	2	0	0	0	0	0	0	0	--	----	20	4.1	6	0	2	0	0	1	0	0	4	4	8.31	1.85
1977		34	33	1	1	0	8	14	0	--	.364	767	172.0	195	16	61	8	3	106	6	4	96	84	4.40	1.49
1978		27	20	3	1	0	9	3	0	--	.750	582	138.1	125	11	53	4	5	81	1	0	62	60	3.90	1.29
1979		28	28	0	0	0	9	9	0	--	.500	722	164.2	172	13	81	12	3	119	5	1	84	77	4.21	1.54
1980		34	34	3	0	0	10	15	0	--	.400	884	205.0	200	13	80	5	8	130	5	2	117	100	4.39	1.37
1981		25	25	2	1	1	9	9	0	--	.500	622	144.1	146	11	55	6	2	101	8	1	68	59	3.68	1.39
1982	PHI	33	33	7	2	1	13	11	0	--	.542	893	208.0	211	8	82	10	3	138	13	1	87	72	3.12	1.41
1983	SF	31	31	2	1	0	11	11	0	--	.500	816	184.1	189	17	76	8	3	136	8	1	95	81	3.95	1.44
1984		35	33	3	1	0	11	12	1	--	.478	903	199.1	234	22	78	5	5	141	3	3	117	101	4.56	1.57
1985		28	28	6	1	0	8	11	0	--	.421	804	194.2	176	19	49	10	3	150	10	3	80	73	3.38	1.16
1986		34	34	10	2	1	20	9	0	--	.690	987	245.0	204	24	55	4	4	178	4	0	90	83	3.05	1.06
1987		30	28	3	0	0	5	6	0	--	.455	699	163.0	182	24	46	6	2	104	3	3	98	87	4.80	1.40
1988		20	20	1	0	0	7	4	0	--	.636	517	124.2	111	13	31	3	5	75	5	1	51	49	3.54	1.14
1989		8	8	0	0	0	4	3	0	--	.571	177	43.0	37	5	18	3	1	18	0	2	20	19	3.98	1.28
MLB：14年		369	355	41	10	3	124	117	1	--	.515	9393	2190.2	2188	196	767	84	47	1478	71	22	1069	949	3.90	1.35

各年度の太字はリーグ最高
「-」は記録なし

獲得タイトル・表彰・記録[編集]

MLBオールスターゲーム選出：1回（1986年）

背番号[編集]

40（1976年）
39（1977年 - 1989年）

脚注[編集]

^ 出野哲也『改訂新版メジャー・リーグ人名事典』言視社、2013年、168頁頁。ISBN 978-4-905369-67-7。

外部リンク[編集]

選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)

この項目は、野球選手に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています（PJ野球選手/P野球）。

[1] 出野哲也『改訂新版メジャー・リーグ人名事典』言視社、2013年、168頁頁。ISBN 978-4-905369-67-7。

[1]

表話編歴サンフランシスコ・ジャイアンツ
球団	歴史選手監督成績
歴代本拠地	ポロ・グラウンズオークランド・パークセント・ジョージ・グラウンズヒルトップ・パークシールズ・スタジアムキャンドルスティック・パークオラクル・パーク
文化	『想い出のサンフランシスコ』『ザ・ファン』
永久欠番	NY NY 3 4 11 20 22 24 25 27 30 36 42 44
ジャイアンツ球団殿堂	フェリペ・アルーゲイリー・ラベールジム・バージョニー・レマスターロッド・ベックジェフリー・レナードヴァイダ・ブルーカート・マンウォーリングボブ・ボーリンフアン・マリシャルジェフ・ブラントリーウィリー・メイズボビー・ボンズマイク・マコーミックボブ・ブレンリーウィリー・マッコビージョン・バーケットステュ・ミラーオーランド・セペダグレッグ・ミントンジャック・クラークケビン・ミッチェルウィル・クラークランディ・モフィットジム・ダベンポートジョン・モンテフュスコチリ・デービスロブ・ネンディック・ディーツゲイロード・ペリーダレル・エバンスリック・ラッシェルティト・フエンテスカーク・ルータースコット・ギャレルツ J.T.スノートム・ハラークリス・スパイアーアトリー・ハマカーロビー・トンプソンジム・レイ・ハートマット・ウィリアムズマイク・クルーコウジェフ・ケントリッチ・オーリリアショーン・エステスマービン・ベナードジェイソン・シュミットバリー・ボンズマット・ケインブライアン・ウィルソンライアン・ボーグルソンピーター・マゴワン
ワールドシリーズ優勝（08回）	1905 1921 1922 1933 1954 2010 2012 2014
ワールドシリーズ敗退（12回）	1911 1912 1913 1917 1923 1924 1936 1937 1951 1962 1989 2002
リーグ優勝（23回）	1888 1889 1904 1905 1911 1912 1913 1917 1921 1922 1923 1924 1933 1936 1937 1951 1954 1962 1989 2002 2010 2012 2014
できごと	1960年の日米野球 1970年の日米野球
傘下マイナーチーム	サクラメント・リバーキャッツ（AAA級）リッチモンド・フライングスクウォーレルズ（AA級）ユージーン・エメラルズ（High-A級）サンノゼ・ジャイアンツ（Low-A級）アリゾナ・コンプレックスリーグ・ジャイアンツ（Rookie級）ドミニカン・サマーリーグ・ジャイアンツ（Rookie級）

表話編歴サンフランシスコ・ジャイアンツ開幕投手
1880年代	83 ミッキー・ウェルチ 84 ミッキー・ウェルチ 85 ミッキー・ウェルチ 86 ミッキー・ウェルチ 87 ティム・キーフ 88 キャノンボール・ティットクーム 89 ミッキー・ウェルチ
1890年代	90 エイモス・ルーシー 91 エイモス・ルーシー 92 エイモス・ルーシー 93 シルバー・キング 94 エイモス・ルーシー 95 エイモス・ルーシー 96 ダッド・クラーク 97 エド・ドヒニー 98 エド・ドヒニー 99 エド・ドヒニー
1900年代	00 ビル・キャリック 01 ダミー・テイラー 02 クリスティ・マシューソン 03 クリスティ・マシューソン 04 クリスティ・マシューソン 05 ジョー・マクギニティ 06 レッド・エイムズ 07 ジョー・マクギニティ 08 クリスティ・マシューソン 09 レッド・エイムズ
1910年代	10 レッド・エイムズ 11 レッド・エイムズ 12 ルーブ・マーカード 13 ジェフ・テスロー 14 ルーブ・マーカード 15 ジェフ・テスロー 16 ジェフ・テスロー 17 フレッド・アンダーソン 18 ジェフ・テスロー 19 ジェシー・バーンズ
1920年代	20 ジェシー・バーンズ 21 フィル・ダグラス 22 アート・ネフ 23 ヒュー・マッキラン 24 ロージー・ライアン 25 アート・ネフ 26 ヴァージル・バーンズ 27 ヴァージル・バーンズ 28 ラリー・ベントン 29 カール・ハッベル
1930年代	30 ビル・ウォーカー 31 フレディー・フィッツシモンズ 32 ビル・ウォーカー 33 カール・ハッベル 34 カール・ハッベル 35 カール・ハッベル 36 ハル・シューマッカー 37 ハル・シューマッカー 38 クリフ・メルトン 39 ハリー・ガンバート
1940年代	40 カール・ハッベル 41 ハル・シューマッカー 42 カール・ハッベル 43 ビル・ロアーマン 44 ビル・ボイセル 45 ビル・ボイセル 46 ビル・ボイセル 47 ビル・ボイセル 48 ラリー・ジャンセン 49 ラリー・ジャンセン
1950年代	50 ラリー・ジャンセン 51 ラリー・ジャンセン 52 サル・マグリー 53 ラリー・ジャンセン 54 サル・マグリー 55 ジョニー・アントネリ 56 ジョニー・アントネリ 57 ジョニー・アントネリ 58 ルーベン・ゴメス 59 ジョニー・アントネリ
1960年代	60 サム・ジョーンズ 61 サム・ジョーンズ 62 フアン・マリシャル 63 ジャック・サンフォード 64 フアン・マリシャル 65 フアン・マリシャル 66 フアン・マリシャル 67 フアン・マリシャル 68 フアン・マリシャル 69 フアン・マリシャル
1970年代	70 ゲイロード・ペリー 71 フアン・マリシャル 72 フアン・マリシャル 73 フアン・マリシャル 74 トム・ブラッドリー 75 ジム・バー 76 ジョン・モンテフュスコ 77 ジョン・モンテフュスコ 78 ジョン・モンテフュスコ 79 ヴァイダ・ブルー
1980年代	80 ボブ・ネッパー 81 ヴァイダ・ブルー 82 アル・ホランド 83 マイク・クルーコウ 84 マーク・デービス 85 アトリー・ハマカー 86 マイク・クルーコウ 87 マイク・クルーコウ 88 デーブ・ドラベッキー 89 リック・ラッシェル
1990年代	90 リック・ラッシェル 91 ジョン・バーケット 92 ビル・スウィフト 93 ジョン・バーケット 94 ジョン・バーケット 95 テリー・マルホランド 96 マーク・ライター 97 マーク・ガードナー 98 ショーン・エステス 99 マーク・ガードナー
2000年代	00 リバン・ヘルナンデス 01 リバン・ヘルナンデス 02 リバン・ヘルナンデス 03 カーク・ルーター 04 カーク・ルーター 05 ジェイソン・シュミット 06 ジェイソン・シュミット 07 バリー・ジト 08 バリー・ジト 09 ティム・リンスカム
2010年代	10 ティム・リンスカム 11 ティム・リンスカム 12 ティム・リンスカム 13 マット・ケイン 14 マディソン・バンガーナー 15 マディソン・バンガーナー 16 マディソン・バンガーナー 17 マディソン・バンガーナー 18 タイ・ブラッチ 19 マディソン・バンガーナー
2020年代	20 ジョニー・クエト 21 ケビン・ゴーズマン 22 ローガン・ウェブ 23 ローガン・ウェブ 24 ローガン・ウェブ