モルテン
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒733-0036 広島県広島市西区観音新町四丁目10-97-21[1] 北緯34度22分06.7秒 東経132度24分54.97秒 / 北緯34.368528度 東経132.4152694度座標: 北緯34度22分06.7秒 東経132度24分54.97秒 / 北緯34.368528度 東経132.4152694度 |
設立 | 1958年11月1日[1] |
業種 | ゴム製品 |
法人番号 | 8240001011790 |
事業内容 | スポーツエクイップメントの製造・販売、自動車用関連部品の製造・販売他 |
代表者 | 代表取締役社長最高経営責任者 民秋清史[1] |
資本金 | 3億1,614万円(2021年9月期)[1] |
売上高 |
394億円 (2021年9月期)[1] |
純利益 |
38億1585万9000円 (2023年9月期)[2] |
総資産 |
432億0718万5000円 (2023年9月期)[2] |
従業員数 |
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決算期 | 毎年9月30日 |
主要子会社 |
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外部リンク |
molten |
株式会社モルテン︵英: Molten Corporation︶は、広島県広島市西区に本社を置く、競技用ボールなどのスポーツエクイップメントや自動車用関連部品などを製造・販売する企業である。
旧本社
●1958年11月 - 本社工場を広島市西区中広町におき、モルテンゴム工業株式会社創立
●1959年2月 - 第1号ボール完成、スポーツ事業に参入
●1959年4月 - 自動車用ゴム部品の製造開始、自動車部品事業に参入
●1960年6月 - 日本バスケットボール協会より検定球として認められる
●1960年7月 - 日本バレーボール協会より検定球として認められる
●1962年10月 - 日本ハンドボール協会より検定球として認められる
●1965年2月 - 取締役社長に増田秀雄就任
●1969年6月 - 国際バレーボール連盟︵IVBF︶より公認球として認められる
●1973年4月 - 国際バスケットボール連盟︵FIBA︶より公認球として認められる
●1973年6月 - 国際サッカー連盟︵FIFA︶より認定球として認められる
●1974年4月 - 橋梁・道路など土木用ゴム資材の製造開始、産業資材事業に参入
●1975年5月 - 国際ハンドボール連盟︵IHF︶より公認球として認められる
●1976年10月 - 取締役会長に増田秀雄就任、代表取締役社長に民秋史也就任
●1979年5月 - アディダス社とタンゴサッカーボールに関し、ライセンス契約締結
●1980年12月 - バスケットボールが'82世界選手権︵コロンビア︶の公式試合球に決定
●1981年11月 - ロサンゼルスオリンピックのバスケットボール公式試合球に決定
●1982年5月 - 西ドイツ デュッセルドルフに駐在員事務所を開設
●1982年8月 - 日本サッカー協会より検定球として認められる
●1983年10月 - ﹃株式会社モルテン﹄に社名変更
●1986年12月 - 三菱自動車工業と取引契約締結
●1988年5月 - いすゞ自動車と取引契約締結
●1989年1月 - スポーツ用品の生産拠点モルテンタイランド設立
●1990年4月 - スポーツ用品の販売拠点モルテンUSA設立
●1990年12月 - 自動車部品の生産拠点モルテンノースアメリカ設立
●1991年3月 - 自動車部品の生産拠点防府工場生産開始
●1991年4月 - 浮き桟橋﹃マリンクス﹄発売、親水用品事業に参入
●1991年9月 - スポーツ用品の販売拠点モルテンヨーロッパ設立
●1991年10月 - 床ずれ予防用エアマットレス﹃花ゆらぎ﹄発売、医療・福祉機器事業に参入
●1991年11月 - 日本プロサッカーリーグ︵Jリーグ︶と試合球の独占契約締結
●1994年8月 - タイに自動車部品の生産拠点モルテンアジアポリマープロダクツ設立
●1998年7月 - バスケットボール世界選手権大会唯一の公式試合球として使用
●2001年4月 - 代表取締役社長民秋史也 藍綬褒章受賞
●2001年8月 - 代表取締役社長民秋史也 FIBAオーダー・オブ・メリット受賞
●2002年6月 - 健康用品事業本部を設置し、3事業本部体制となる
●2003年4月 - 中国に自動車部品の生産拠点モルテンジャーシン設立
●2004年10月 - モルテン戸河内をモルテンメディカルへ社名変更
●2004年12月 - 革新的12枚パネルデザインバスケットボール﹃GL7/GL6﹄発売 新構造サッカーボール﹃アセンテック ヴァンタッジオ﹄発売
●2005年12月 - モルテンラミナスにて遮水シートの生産開始
●2006年8月 - バスケットボール世界選手権に唯一の公式試合球﹃GL7/GL6﹄を提供
●2008年1月 - 高機能エアマットレス
●2009年2月 - 医療・福祉機器生産拠点モルテンメディカルISO13485取得
●2009年4月 - 住友電装株式会社 3年連続﹃総合優良賞﹄受賞
●2009年10月 - サッカー審判員用ホイッスル﹃バルキーン﹄発売
●2009年12月 - 高耐久・マルチ・体圧分散式クッション﹃ピーチ﹄発売
●2010年7月 - 矢崎総業株式会社3年連続﹃品質功労賞﹄受賞
●2010年8月 - 第4代代表取締役社長に民秋清史就任
●2010年12月 - エアマットレス﹃ステージア﹄を発売
●2011年1月 - バスケットボール審判員用ホイッスル﹃ブラッツァ﹄発売
●2011年3月 - マツダ株式会社﹃取引成績優秀賞﹄﹃納入品質優秀連続達成賞﹄受賞
●2011年4月 - 住友電装株式会社4年連続﹃品質優良賞﹄受賞
●2011年7月 - 矢崎総業株式会社 ﹃品質貢献賞﹄受賞
●2011年9月 - 床置き型手すり﹃ルーツ﹄発売
●2012年1月 - ラインカー ﹃レーザーライナー﹄ 発売
●2012年3月 - ダイハツ工業株式会社 ﹃VE活動貢献賞﹄ 受賞
●2012年4月 - 住友電装株式会社 ﹃納期優良賞﹄ 受賞
●2012年5月 - デジタルスコアボード ﹃デジタイマ110X﹄ 発売
●2012年11月 - 自動車部品の販売拠点﹁モルテンベトナム﹂設立、高機能体圧分散式エアマットレス﹃オスカー﹄発売
●2013年3月 - マツダ株式会社3年連続﹃取引成績優秀賞﹄、2年連続﹃VE/VA多数件賞﹄ 受賞
●2013年5月 - 自動車部品の販売拠点モルテンオートモーティブデメキシコ設立
●2014年1月 - 国際ハンドボール連盟︵IHF︶主催大会の公式試合球契約締結
●2014年8月 - バスケットボールワールドカップに9大会連続で唯一の公式試合球を提供
●2014年9月 - モルテンアジアポリマープロダクツに第三工場を増設し、量産開始
●2014年10月 - かたさ調整式ベースマットレス﹃ライフ﹄発売
●2015年11月 - コーポレートブランドステートメント﹃Moving with Possibilities﹄を採用
●2016年1月 - ロボティックマットレス﹃レイオス﹄発売
●2017年1月 - ハンドボール世界選手権に2大会連続で唯一の公式試合球を提供
●2017年10月 - 欧州サッカー連盟とUEFAヨーロッパリーグの公式試合球契約を締結
●2018年3月 - マツダ株式会社4年連続﹃取引成績優秀賞﹄受賞
●2018年5月 - 見守りセンサー付き標準マットレス﹃テルサコール﹄販売開始
●2018年10月 - バスケットボール新規事業B+︵ビー・プラス︶始動
●2019年3月 - マツダ株式会社5年連続﹃取引成績優秀賞﹄受賞
●2019年3月 - 操作性能の向上と天然皮革の風合いを実現したバスケ﹁BG5000﹂発売
●2019年4月 - 日常を旅するクルマイス﹁Wheeliy﹂販売開始
●2019年5月 - モルテン、広島マツダHM Racers テクニカルパートナー契約締結
●2022年11月 - Molten [the Box]竣工、本社移転
概要[編集]
明星ゴム工業︵現・ミカサ︶から独立した技術者らにより、1958年に創立。 2代目社長・民秋史也時代にアディダスと技術提携したことにより世界的なスポーツ用品メーカーとなった。特にボールはバレーボールやバスケットボール、サッカーなどの国際大会などで公式球として使用されている他、日本プロサッカーリーグ︵Jリーグ︶へは1993年のJリーグの開始時より公式試合球︵および用具︶を独占供給する﹁エクイップメントサプライヤー契約﹂を締結している[3]。 スポーツ用品のみならず、自動車部品や建設資材などの製造も手掛け、近年では高齢化社会に対応した医療福祉関連用品の製造にも力を入れている。 2006 FIFAワールドカップの公式球﹁チームガイスト﹂や2010 FIFAワールドカップの公式球﹁ジャブラニ﹂など、モルテンがアディダスに提供した技術が採用された製品もモルテンからアディダスへOEM供給されている。また、2010年バスケットボール世界選手権で唯一の公式試合ボールとなった﹃GL7/GL6﹄を供給した。 現在、国際ハンドボール連盟︵IHF︶のオフィシャルパートナーも務めている。 2022年旧広島西飛行場跡地にテクニカルセンター﹁molten [the Box]﹂竣工、本社機能も移転する。社名由来[編集]
英単語のmelt︵溶ける、溶かす︶の過去分詞形を社名とし、ゴムを溶かして製品を作るのみならず、溶かして新しく生まれ変わる気概に、語尾の﹁ン﹂に﹁運﹂を重ね合わせた。沿革[編集]
スポンサー番組[編集]
2022年現在はゼロ。主な製品[編集]
- ペレーダ
- ヴァンタッジオ(AFC主催大会[4]、JFA主催大会公式試合球[5])
- FIFAワールドカップ公式試合球 - アディダスに技術協力するかたちで携わる
- サッカー 天皇杯/皇后杯公式試合球[5]
- UEFAヨーロッパリーグ/UEFAヨーロッパカンファレンスリーグ公式試合球(2018/2019シーズンから、UECLは2021/2022シーズンから)
- バルキーン
- ヌエバ(ハンドボール、国際ハンドボール連盟(IHF)公式試合球)
- FIBA公認球
- ホイッスル、電子ホイッスル
脚注[編集]
(一)^ abcdef“企業概要 | molten モルテン企業案内”. モルテン. 2022年11月29日閲覧。
(二)^ ab株式会社モルテン 第66期決算公告
(三)^ ﹃2014Jリーグオフィシャルパートナー契約決定﹄︵プレスリリース︶日本プロサッカーリーグ (法人)、2013年12月17日。2014年6月15日閲覧。
(四)^ アジアサッカー連盟︵AFC︶と契約締結 AFCアジアカップの公式試合球を提供︵PDF‥799KB︶
(五)^ ab“︻ JYD / Story ︼株式会社モルテン|﹁当たり前にある安心﹂を求めて。黒子として日本サッカーを支え続ける。”. 日本サッカー協会. 2022年12月23日閲覧。
関連人物[編集]
脚注[編集]
外部リンク[編集]
- molten モルテン
- 株式会社モルテン (@molten_corp) - X(旧Twitter)