中山道鵜沼宿町屋館
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中山道鵜沼宿町屋館 | |
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情報 | |
用途 | 文化施設 |
旧用途 | 旅籠 |
構造形式 | 木造 |
建築面積 |
309.64 m² ※主屋、附属屋、離れの合計 |
延床面積 |
460.62 m² ※主屋、附属屋、離れの合計 |
階数 | 2階建 |
竣工 | 1907年 |
所在地 |
〒509-0132 岐阜県各務原市鵜沼西町1丁目116番地3 |
座標 | 北緯35度24分16.8秒 東経136度56分14.3秒 / 北緯35.404667度 東経136.937306度座標: 北緯35度24分16.8秒 東経136度56分14.3秒 / 北緯35.404667度 東経136.937306度 |
文化財 | 各務原市景観重要建造物 |
指定・登録等日 | 2008年4月1日 |
中山道鵜沼宿町屋館︵なかせんどううぬまじゅくまちやかん︶は、岐阜県各務原市鵜沼西町1丁目116番地3にある文化施設、博物館。
各務原市の条例では、各務原市の観光情報の発信、地域住民の交流の場とされているが[1]、鵜沼宿の史料などを展示する博物館でもある。
概要[編集]
●中山道鵜沼宿の旅籠﹁絹屋﹂として営業していた建物である。2006年︵平成18年︶にこの建物が各務原市に寄附され、各務原市が建物を修復。2008年︵平成20年︶5月24日に中山道鵜沼宿町屋館として開館。 ●開館当初から2018年︵平成30年︶3月までは各務原市歴史民俗資料館としても使用されていた。建築[編集]
●敷地は972.76m2。前庭と中庭︵回遊式庭園︶と3つの建物︵主屋、附属屋、離れ︶で構成されており、3つの建物は登録有形文化財、2008年︵平成20年︶4月1日には各務原市景観重要建造物に登録された。 ●﹁絹屋﹂は江戸時代後期の1864年︵元治元年︶以前に開業した旅籠である。明治維新後の1883年︵明治16年︶には旅籠から鵜沼駅三等郵便局︵現・各務原東郵便局︶に転業し、1964年︵昭和39年︶まで郵便局として使用された。主屋[編集]
●1864年︵元治元年︶以前に建設されたが、1891年︵明治24年︶の濃尾地震で倒壊。1907年︵明治40年︶に再建された。 ●平入り入母屋造瓦葺屋根の木造2階建ての建物であり、建築面積は145.99m2、延床面積は257.55m2[2]。1階の玄関、土間、和室︵7室︶が公開されている。土間は展示室となっており、鵜沼宿の史料の展示と観光資料の閲覧ができる。附属屋[編集]
●大正~昭和初期に建設されたと推定される建物である。 ●平入り切妻造瓦葺屋根の木造2階建ての養蚕小屋。建築面積は100.75m2、延床面積は140.17m2[2]。1階が公開されており、事務所と休憩室として使用されている。離れ[編集]
●昭和初期に中山道太田宿から移築されたと伝えられる建物。 ●妻入り切妻造り瓦葺屋根の木造1階建ての建物。建築面積は62.90m2、延床面積は62.90m2[2]。和室︵2室︶は一般に貸し出す︵有料︶ことも可能。主な展示物[編集]
●鵜沼宿に関わる資料 ●鵜沼郵便局に関わる資料利用案内[編集]
●開館時間‥9:00-17:00 ●休館日‥毎週月曜日︵月曜日が祝日の場合、その翌日︶、祝日の翌日︵その日が土曜日、日曜日、月曜日、祝日の場合、さらにその翌日︶、年末年始︵12月28日 - 1月4日︶ ●入館料‥無料交通アクセス[編集]
●名鉄各務原線鵜沼宿駅より徒歩15分。 ●JR高山本線鵜沼駅より徒歩20分。 ●各務原市ふれあいバス 鵜沼線 東西朝夕便﹁鵜沼西町﹂バス停下車徒歩2分。周辺施設[編集]
●二ノ宮神社 ●二ノ宮神社古墳 ●菊川酒造本蔵・豆蔵・一号倉庫・二号倉庫 ●中山道鵜沼宿脇本陣 ●宇留摩庵脚注[編集]
- ^ “各務原市中山道鵜沼宿町屋館・脇本陣条例”. 各務原市. 2022年2月23日閲覧。
- ^ a b c 中山道鵜沼宿町屋館・脇本陣パンフレット
外部リンク[編集]
- 中山道鵜沼宿町屋館 各務原市