久味国造
久味国造︵くみのくにのみやつこ・くみこくぞう︶は、久味を支配した国造
概要[編集]
祖先[編集]
●﹃先代旧事本紀﹄﹁国造本紀﹂によれば、応神朝に神魂尊の13世孫の伊與主命を国造に定められたとされる。氏族[編集]
久米氏︵くめうじ、姓は直︶で、浮穴直などの氏姓を持っていた。大伯国造、天草国造、阿武国造、吉備中県国造、淡道国造と同族。律令制において設置された久米郡は、当国造の領域に一致すると推定され、郡司には久米直が任じられている。本拠[編集]
不明。支配領域[編集]
国造の支配領域は当時久味国と呼ばれた地域、後の令制国の伊予国温泉郡、久米郡、浮穴郡、現在の愛媛県松山市東部から東温市、久万高原町周辺に相当する。氏神[編集]
温泉郡名神大社の阿沼美神社か。関連神社[編集]
●伊豫豆比古命神社︵いよずひこのみことじんじゃ︶ 愛媛県松山市に鎮座する式内社で、初代国造の伊予主命を祀る。墓[編集]
●波賀部神社古墳︵はかべじんじゃこふん︶ 愛媛県松山市にある全長62メートルの前方後円墳で、築造時期は古墳時代後期。子孫[編集]
参考資料[編集]
●角川日本地名大辞典編纂委員会・編﹃角川日本地名大辞典︵愛媛県︶﹄ 角川書店、1991年、ISBN 4-04-001390-5、26,273頁 ●宝賀寿男﹁三好氏の動向と系譜﹂﹃古樹紀之房間﹄、2002年関連項目[編集]
●山部赤人 ●大久米命 | この項目は、日本の歴史に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています（P:日本/P:歴史/P:歴史学/PJ日本史）。 |