入間人間
入間 人間 (いるま ひとま) | |
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ペンネーム |
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誕生 |
1986年??月??日 日本・岐阜県 |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
活動期間 | 2007年 - |
ジャンル |
ライトノベル ライト文芸 ミステリー SF ファンタジー 百合、エス |
代表作 | 『電波女と青春男』シリーズ |
デビュー作 | 『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』 |
公式サイト | irumahitoma.jp |
ウィキポータル 文学 |
入間 人間︵いるま ひとま、男性、1986年[1] -︶は日本の小説家。岐阜県出身[2]。現在は両親と共に,鎌倉市由比ヶ浜に在住。
人物[編集]
大学在学中の2006年、第13回電撃小説大賞にて投稿作﹁幸せの背景は不幸﹂が最終選考に残り、同作を﹃嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 幸せの背景は不幸﹄へと改題・改稿し、翌年の2007年に、アスキーメディアワークスの発行する電撃文庫より小説家としてデビューする。ちなみに入間人間というペンネームの由来について、投稿時代は﹁応募ごとに︵ペンネームを︶変えていたので、当時なぜこうしたかはよく覚えていません。﹂[3]とのこと。 デビュー当初、影響を受けた作家として西尾維新、乙一、米澤穂信を挙げていた[4]が、近年ではあまり小説を読まなくなったために、現在では自作が誰の影響を受けているか、明言するのは難しいとのことである[3]。 ゲーム、アニメ、漫画といった他メディア作品からの引用、つまりパロディを含んだ軽妙な表現を特徴とする。また作中には奇異な価値観を持った登場人物が多出する。時間SFや群像劇、叙述トリック、自意識を描く青春小説などを得意としている。また、登場人物を複数の作品に登場させるスター・システム的な試みを採用しており、二次創作企画を除く、ほぼ全ての作品で世界観を共有していると思われる。このことに関して本人は、﹁これは上遠野浩平さんや伊坂幸太郎さんの影響だと思います﹂[5]と語っている。 また特定のイラストレーターと複数の作品でコンビを組むことが多い。代表的なのは左、ブリキ、宇木敦哉。 この三人以外と組む機会も増えてきたが、いずれのイラストレーターとも、最低でも2作以上の作品︵短編、長編問わず︶で関わっていることがほとんどである。書籍リスト[編集]
電撃文庫[編集]
●嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん︵2007年6月 - 2017年6月 全11巻、﹃i﹄、その他︶ ●電波女と青春男︵2009年1月 - 2011年4月 全8巻、SF版︶ ●魔界探偵冥王星Oシリーズのうち1作︵2010年5月、越前魔太郎名義︶ ●多摩湖さんと黄鶏くん︵2010年7月︶ ●トカゲの王︵2011年7月 - 既刊5巻︶ ●クロクロクロック︵2012年8月 - 2016年1月、全3巻︶ ●安達としまむら︵2013年3月 - 既刊11巻︶ ●強くないままニューゲーム︵2013年5月 -2013年10月 全2巻︶ ●ふわふわさんがふる︵2014年4月︶ ●虹色エイリアン︵2014年11月︶ ●おともだちロボ チョコ︵2015年4月︶ ●美少女とは、斬る事と見つけたり︵2015年8月︶ ●いもーとらいふ︵2016年7月 - 9月、全2巻︶ ●世界の終わりの庭で︵2018年9月︶ ●やがて君になる 佐伯沙弥香について︵2018年11月 - 2020年3月、全3巻︶ ●海のカナリア︵2019年9月︶ ●エンドブルー︵2020年12月︶ ●私の初恋相手がキスしてた︵2022年1月 - 2022年12月 全3巻︶電撃入間文庫[編集]
●アラタなるセカイ︵2012年10月︶単行本[編集]
●僕の小規模な奇跡︵アスキー・メディアワークス、2009年10月︶ ●ぼっちーズ︵アスキー・メディアワークス、2010年11月︶ ●しゅうまつがやってくる! ―ラララ終末論。I―︵原案:sasakure.UK、イラスト:usi、KADOKAWA、2015年12月︶ ●ぼくらの16bit戦争 ―ラララ終末論。II―︵原案:sasakure.UK、イラスト:usi、KADOKAWA、2016年10月︶メディアワークス文庫[編集]
●探偵・花咲太郎は閃かない︵2009年12月︶ ●探偵・花咲太郎は覆さない︵2010年2月︶ ●六百六十円の事情︵2010年5月︶ ●バカが全裸でやってくる︵2010年8月︶ ●僕の小規模な奇跡︵2011年5月︶ ●バカが全裸でやってくるVer.2.0︵2011年9月︶ ●昨日は彼女も恋してた︵2011年11月︶ ●明日も彼女は恋をする︵2011年12月︶ ●時間のおとしもの︵2012年1月︶ ●彼女を好きになる12の方法︵2012年8月︶ ●たったひとつの、ねがい︵2012年11月︶ ●瞳のさがしもの︵2013年9月︶ ●僕の小規模な自殺︵2013年12月︶ ●エウロパの底から︵2014年3月︶ ●砂漠のボーイズライフ︵2014年7月︶ ●神のゴミ箱︵2015年2月︶ ●ぼっちーズ (2015年4月) ●デッドエンド 死に戻りの剣客 (2016年5月) ●少女妄想中。 (2017年2月) ●きっと彼女は神様なんかじゃない (2017年8月) ●もうひとつの命 (2017年12月) ●もうひとりの魔女 (2018年4月)その他作品リスト[編集]
早稲田文学増刊﹃wasebun U30﹄掲載作品[編集]
●返信︵2010年2月発売︶- 短篇競作﹁変身﹂に寄せた小説アンソロジー収録作品[編集]
●19歳だった︵2010年12月︶- ﹃19―ナインティーン﹄(メディアワークス文庫)所収 ●トカゲの王VS幸福 (2014年10月) - ﹃電撃文庫公式海賊本 電撃VS﹄(メディアワークス)所収短編集書下ろし作品[編集]
●時間のおとしもの︵2012年1月) - ﹃時間のおとしもの﹄(メディアワークス文庫)所収 ●瞳のさがしもの︵2013年9月︶- ﹃瞳のさがしもの﹄︵メディアワークス文庫︶所収 ●にゃんと素敵にゃ︵2013年9月︶- 同上﹃電撃文庫MAGAZINE﹄掲載作品[編集]
●携帯電波︵Vol.1、2008年4月発売︶ ●茸姫︵Vol.2、2008年6月発売︶ ●うそつきみーくんと無邪気な浜名さん︵Vol.3、2008年8月発売︶ ●LIVE A LIVE SF編﹃機心﹄ ワレ オモウ ユエニ ワレ アリ――︵増刊、2008年9月発売︶ - 原作‥スクウェア・エニックス﹃ライブ・ア・ライブ﹄ ●うそつきみーくんと勝手な妹︵Vol.4、2008年10月発売︶ ●うそつきみーくんと壊れたまーちゃん︵Vol.5、2008年12月発売︶ ●金髪女とチビ少年︵Vol.7、2009年5月発売︶ ●犬の道,道の犬︵Vol.8、2009年6月発売︶ ●光の庭,庭の光︵Vol.9、2009年8月発売︶ ●多摩湖さんと脱衣ポーカー︵Vol.10、2009年10月発売︶ ●彼持ち少女と未青春男︵Vol.11、2009年12月発売︶ ●多摩湖さんとキスババ抜き︵Vol.12、2010年2月発売︶ ●ひかりの消える朝︵Vol.13、2010年4月発売︶ ●心の雨︵Vol.14、2010年6月発売/﹃まるごと一冊入間人間﹄︶ ●丹羽真の○○○記念日︵Vol.15、2010年8月発売︶ ●釣り女と超能力少女︵Vol.16、2010年10月発売︶ ●︵元︶神様女と宇宙少女︵Vol.17、2010年12月発売︶ ●アイで空が落ちてくる︵Vol.18、2011年2月発売︶ ●未来を待った男︵Vol.19、2011年4月発売︶ ●静電気の季節︵Vol.20、2011年6月発売︶ ●みんなおかしい︵ぼく含む︶︵Vol.21、2011年8月発売︶ ●ベストオーダー︵Vol.22、2011年10月発売︶ ●ある小説家の日常︵Vol.23、2011年12月発売︶ ●小さく選ばれた戦い 辰野→桃谷︵Vol.24、2012年2月発売︶ ●大学の三丁目あたりで-序章 その1-︵Vol.25、2012年4月発売︶ ●バカが全裸でやってくる 五年前 五年後 五年間︵Vol.26、2012年6月発売︶ ●アラタなるセカイ プロローグ︵Vol.27、2012年8月発売︶ ●制服ピンポン︵Vol.28、2012年10月発売︶ ●未来フィッシング︵Vol.29、2012年12月発売︶ ●安達クエスチョン︵Vol.30、2013年2月発売︶ ●しまむら ジムへ行く︵Vol.31、2013年4月発売︶ ●アダチズQ︵Vol.32、2013年6月発売︶ ●神のゴミ箱 一章﹃2000mg配合﹄︵Vol.33、2013年8月発売︶ ●神のゴミ箱2章(前)﹃女子中学生との援助交際において、彼の内宇宙に生じた律動﹄︵Vol.34、2013年10月発売︶ ●トカゲの王特別編 らくちょうぺーじ﹃おかいものにいこう!(ぜんぺん)﹄︵Vol.35、2013年12月発売︶ ●神のゴミ箱2章(後)﹃実は3章でもよかったと思う﹄︵Vol.36、2014年2月発売︶ ●にゃんと素敵にゃ 庭の猫編︵Vol.37、2014年4月発売︶ ●おともだちロボ チョコ 第一話 チョコ、お友達を発見する︵Vol.38、2014年6月発売︶ ●おともだちロボ チョコ 第二話 チョコ、お出かけする︵Vol.39、2014年8月発売︶ ●おともだちロボ チョコ 第三話 チョコ、応援する (Vol.40、2014年10月発売) ●おともだちロボ チョコ 第三話、後編 チョコ、友情を育む (Vol.41、2014年12月発売) ●いもーとらいふ 第1話﹁0歳~15歳﹂ (Vol.42、2015年2月発売) ●いもーとらいふ 第2話﹁16歳~18歳前半﹂ (Vol.43、2015年4月発売) ●いもーとらいふ 第3話﹁16歳~18歳後半﹂ (Vol.44、2015年6月発売) ●サムライ、デッドエンド (Vol.45、2015年8月発売) ●秘剣倒れ独楽 (Vol.46、2015年10月発売) ●しゅうまつがくるまえに!しゅうまつがやってくる!―ラララ終末論。Ⅰ―前日譚 (Vol.47、2015年12月発売)﹃電撃文庫MAGAZINE - 電子限定号﹄掲載作品[編集]
●クラゲ島の永遠 接触篇︵Vol.1、2014年3月配信︶ ●クラゲ島の永遠 発動篇︵Vol.2、2014年5月配信︶WEB小説︵公式サイト﹁入間の間﹂掲載︶[編集]
●ちょっと無敵、だいたい子ども。︵2011年10月25日 - ︶ ●LZEEHLN︵2012年2月24日 - ︶ ●N743327︵2012年6月26日 - ︶ ●﹃六百六十円の事後﹄ 第1話 いいとこさがし ︵2011年10月2日、イラスト‥宇木敦哉︶ ●﹃六百六十円の事後﹄ 第2話 しあわせは四季のかたち ︵2011年11月25日、イラスト‥宇木敦哉︶ ●﹃六百六十円の事後﹄ 第3話 これから始まる大ゲーム ︵2011年12月22日、イラスト‥宇木敦哉︶ ●﹃電波女と青春男﹄ 青春男と甘く愉快な仲間たち ︵2012年1月25日、イラスト‥ブリキ︶ ●﹃六百六十円の事後﹄ 第4話 アオハル ︵2012年4月25日、イラスト‥宇木敦哉︶ ●トカゲの王IVのその後1︵2012年11月26日、イラスト‥ブリキ︶ ●クリスマス的なアレだよ、アレ ︵2012年12月25日、イラスト‥左、ブリキ︶ ●トカゲの王IVのその後2︵2013年1月25日、イラスト‥ブリキ︶ ●バレンタイン的なアレだよ、アレ。昨日まで存在忘れていて慌てて書いた ︵2013年2月25日、イラスト‥左、ブリキ︶ ●﹃嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん-A? New? Translation?-﹄episode1 彼を継ぐ者 ︵2013年4月10日、イラスト‥左︶ ●電波女の本編終了後 ︵2013年4月25日、イラスト‥ブリキ︶ ●﹃嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん-A? New? Translation?-﹄episode2 変人たち ︵2013年5月10日、イラスト‥左︶ ●﹃嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん-A? New? Translation?-﹄episode3 ××の鼓動は×× ︵2013年6月10日、イラスト‥左︶ ●ゆめをおよぐ ︵2013年7月10日︶ ●﹃花咲太郎﹄外伝 現︵いま︶を駆ける ︵2013年8月9日︶ ●訪れる冬 ︵2013年11月26日︶ ●クリスマスは去年やった気がするから、今年は冬休み ︵2013年12月25日︶ ●新春主人公アンケート ︵2014年1月24日︶ ●電波女と青春男 ブルーレイのやつが発売するから記念的に書いてうわぁいいやつアピールする感じのアレ ︵2014年3月26日︶ ●今日の安達さん ︵2014年4月25日︶ ●なんか小さくなった人たちの話 (2014年9月25日) ●んっ (2014年11月25日) ●??? (2014年12月25日) ●マコくんち (2015年2月14日) ●きみがきみでいたころ (2015年3月14日) ●おともだちロボチョコⅡ﹃チョコ、西へ行く①﹄ (2015年4月27日) ●おともだちロボチョコⅡ﹃チョコ、西へ行く②﹄ (2015年5月11日) ●トカゲの王﹃五巻のその後﹄ (2015年5月11日)エッセー作品[編集]
●気の早い話だといいなぁ ︵発表年月日不明﹁電撃エッセイ&インタビュー﹂第67回︶ ●なんで俺が7番目なんだよ ︵2011年9月25日発行の﹁MW文庫HeadLine volume.022﹂掲載、リレーエッセイ﹁ドキドキするもの、みつけたとき。﹂第7回︶ ●私の電撃体験♯17︵2012年8月10日発行の﹁電撃の缶詰﹂掲載︶ ●入間人間、呟く ︵コミック版﹃バカが全裸でやってくる﹄第2巻 巻末、2013年1月26日発売︶ ●ちちのしょーぞー ︵﹃電撃文庫マガジン Vol.31﹄2013年6月10日発行、イラスト‥のん︶ ●雷と闇が弱点だった ︵公式サイト﹁入間の間﹂掲載中、2013年7月25日) ●入間人間と4月の﹁迷子﹂ ︵2014年4月発行の﹁電撃の缶詰﹂掲載、﹁電撃的春夏秋冬﹂第1回︶ ●7周年を自分だけで祝う小エッセイ うわ二十代の終わりが見えてきた (公式サイト﹁入間の間﹂掲載中、2014年6月25日)︿illust×story﹀企画[編集]
電撃イラスト大賞受賞者が描いたイラストから、電撃作家がショートショートを作成するというもの- だからなんで7番目なんだよ (第7回、イラスト:竜徹、『電撃文庫MAGAZINE vol.26』掲載、2012年6月)
- ほらなんかこういうのあっただろ、ファ●ナルファ●タジー9に、並べ替えて正解作るやつ (第12回、イラスト:櫻井けい、『電撃文庫MAGAZINE vol.31』掲載、2013年4月)
× (第25回、イラスト:藤実なんな、『電撃文庫MAGAZINE vol.44』掲載、2015年6月)
関連項目[編集]
脚注[編集]
- ^ 三木一馬『面白ければなんでもあり 発行累計6000万部-とある編集の仕事目録』235頁
- ^ https://www.kadokawa.co.jp/topics/3262/ 入間人間が贈る、女子高生2人のゆる~い日常 電撃文庫『安達としまむら』TVアニメ化決定! 著者プロフィール参照
- ^ a b 『入間の間一問一答第10回』(公式サイト掲載) より
- ^ 『エクス・ポ第4号』
- ^ 『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん7 死後の影響は生前』 あとがき (245頁)
外部リンク[編集]
- “入間人間公式サイト(入間の間)”. 2019年4月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年12月11日閲覧。
- ラノベ作家の入間人間さんにインタビュー、「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」映画化に思うこととは?
- “入間人間”. 電撃文庫公式サイト. 株式会社KADOKAWA. 2017年7月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年8月11日閲覧。