前橋市立工業短期大学
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前橋市立工業短期大学 | |
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大学設置/創立 | 1952年 |
廃止 | 2000年 |
学校種別 | 公立 |
設置者 | 前橋市 |
本部所在地 | 群馬県前橋市上佐鳥町460番地1 |
学部 |
建設工学科 建築学科 情報工学科 |
前橋市立工業短期大学︵まえばししりつこうぎょうたんきだいがく、英語: Maebashi City College of Technology︶は、群馬県前橋市上佐鳥町460番地1に本部を置いていた日本の公立大学である。1952年に設置され、2000年に廃止された。大学の略称は市工短。学生募集は1996年度まで。1997年度より前橋工科大学の設置により短期大学は学生募集を停止し、2000年3月31日廃止[1]。
概要[編集]
大学全体[編集]
●前橋市立工業短期大学は1952年、前橋市により設置された日本の公立短期大学。当初は夜間部のみの1学科2専攻体制となっていたが、1994年度より従来の学科・専攻を改組して昼夜開講制の3学科体制となる。教育および研究[編集]
●前橋市立工業短期大学は旧来、建設に関する専門教育に力をいれていたが、1994年度より建設・建築ほか情報工学に関する学科専門科目も設けられた。学風および特色[編集]
●前橋市立工業短期大学は、元々勤労学生に教育を行うというねらいから夜間部のみが設置されたが、学科改組された1994年度より昼夜開講制を取り入れることでよりフレキシブルになった。沿革[編集]
●1951年 私立学校として前橋工業短期大学建築工学科の設置認可を文部省に申請する[2]。しかし、私立として設置するのは基礎が弱いため、発起人において前橋市と協力の上で、公立として開設するに至った[3] ●1952年 前橋市立工業短期大学開学。建設工業科II部を置く。 ●1966年 校舎を前橋市岩押町から前橋市上佐鳥町へ移転 ●1973年 建設工業科を専攻分離する。 ●土木工学専攻 ●建築学専攻 ●1994年 建設工業科を改組。 ●建設工学科 ●建築学科 ●情報工学科が新設される。新設の学科を含め各学科を昼夜開講制とされる。 ●1996年度をもって学生募集を終了。翌年度より前橋工科大学へ移行。基礎データ[編集]
所在地[編集]
●群馬県前橋市岩神町2丁目25番2号︵開学 - 1966年︶ ●群馬県前橋市上佐鳥町460番地1︵1966年 - 廃止。現前橋工科大学校地︶象徴[編集]
●前橋市立工業短期大学のカレッジマークは、丸地に 篆刻化された﹁大学﹂の文字を記しただけの簡素なものとなっていた。教育および研究[編集]
組織[編集]
学科[編集]
●建設工学科 ●建築学科 ●情報工学科専攻科[編集]
●なし別科[編集]
●なし取得資格について[編集]
資格 ●測量士補‥建設工学科 受験資格 ●二級建築士‥建築学科 教職課程学生生活[編集]
学園祭[編集]
- 前橋市立工業短期大学の学園祭は例年、11月に行われていた。
大学関係者と組織[編集]
大学関係者組織[編集]
大学関係者一覧[編集]
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歴代学長
●関口志行
●石井繁丸
卒業後の進路について[編集]
就職について[編集]
●夜間の短期大学であったため、仕事をしながら学業に励むものが多く、卒業後もその仕事を継続していたものが多かった。 ●一般企業のほか、公務員になるものも多かった。参考文献[編集]
●﹃全国学校総覧﹄ ●﹃短期大学一覧﹄ ●﹃教員養成課程認定大学短期大学一覧﹄︵文部省大学学術局編︶ ●﹃全国公立短期大学協会三十年誌﹄︵全国公立短期大学協会。1980年︶ ●﹃全国短期大学高等専門学校一覧﹄︵文部省高等教育局技術教育課監修︶ ●﹃短大蛍雪﹄︵全国短大&専修・各種学校受験年鑑シリーズ。旺文社︶ ●﹃全国短期大学受験要覧﹄︵廣潤社︶ ●﹃全国短期大学案内﹄︵教学社︶ ●﹃全国短期大学受験案内﹄︵晶文社︶ ●﹃全国短期大学案内﹄︵梧桐書院︶ ●﹃前橋市立工業短期大学﹄‥1993年度用入学案内小冊子[5] ●文部省﹃申請大学、短期大学等一覧 短期大学審査状況﹄︵PDF︶文部省。脚注[編集]
(一)^ 平成23年度﹃全国短期大学高等専門学校一覧﹄246頁より。
(二)^ 文部省a, p. 84.
(三)^ 全国大学大観 昭和30年版より。
(四)^ ﹃教員養成課程認定大学短期大学一覧﹄︵1955年︶47頁より。
(五)^ 前橋市立図書館に所蔵されている。