堺市立図書館
(堺市立南図書館から転送)
堺市立図書館 | |
---|---|
堺市立中央図書館 | |
施設情報 | |
専門分野 | 総合 |
事業主体 | 堺市 |
開館 | 1916年6月16日 |
所在地 | 堺市(7館5分館2室) |
統計情報 | |
蔵書数 | 約195万2千冊(2013年[1]時点) |
プロジェクト:GLAM - プロジェクト:図書館 |
堺市立図書館︵さかいしりつとしょかん︶は、堺市にある公共図書館。
概要[編集]
堺区の大仙公園内に中央図書館、ほかの行政区に1館ずつ地域図書館が設置されている。堺区には中央図書館の分館、中区・東区・南区には地域図書館の分館が、それぞれ区内に設置されている。 図書資料を借りるのに必要な﹁貸出カード﹂は、堺市・大阪市・高石市・泉大津市・和泉市・忠岡町・大阪狭山市に在住か、堺市内に通勤・通学している人に交付可能で、全館共通となっている。沿革[編集]
●1916年 ●6月15日 - 堺市立図書館開館式が挙行される[2]。所在地は大町東1丁24番地、宿院小公園内[2]。初代館長には大阪府立図書館長の今井貫一が嘱託として迎えられる[2]。 ●6月16日 - 一般に開館が始まり、9時少し前に一人目の閲覧者を迎えた[2]。 ●1934年9月21日 - 室戸台風により館舎が大破。 ●1936年11月 - 宿院町東3丁に移転し新装開館。 ●1945年7月10日 - 堺大空襲により、書庫を除いて全館焼失。 ●1949年7月 - 戦災から復旧、堺市立図書館が復興開館。 ●1962年4月- 南河内郡登美丘町合併編入により、登美丘町立図書館を堺市立図書館登美丘分館として引き継ぐ︵堺市立登美丘西小学校内︶。 ●1967年 ●4月- 堺市立図書館登美丘分館を登美丘出張所2階に移転。 ●8月 - 自動車文庫︵ひまわり号︶開設。 ●1971年7月 - 堺市立図書館︵現・堺市立中央図書館︶を大仙公園内に移転し新装開館。 ●1974年 ●5月8日 - 堺市立図書館津久野分室を開室。 ●10月26日 - 堺市立解放会館図書室︵現・堺市立人権ふれあいセンター図書ホール︶を開室。 ●1975年4月2日 - 若松台近隣センター内の集会室を暫定的に利用した泉ヶ丘図書室が開室︵毎週水・土曜のみ︶。 ●1981年 ●7月1日 - 堺市立図書館を堺市立中央図書館に改称︵登美丘分館、津久野分室も同様︶。 ●7月15日 - 堺市立新金岡図書館が開館。 ●1982年5月1日 - 堺市立青少年センター図書室が開室。 ●1983年 ●3月31日 - 泉ヶ丘図書室が閉室。 ●7月1日 - 堺市立泉ヶ丘図書館︵現・堺市立南図書館︶が開館。 ●1984年6月1日 - 堺市立泉ヶ丘図書館栂分館︵現・堺市立南図書館栂分館︶が開館。 ●1985年6月1日 - 堺市立泉ヶ丘図書館美木多分館︵現・堺市立南図書館美木多分館︶が開館。 ●1986年5月1日 - 堺市立中央図書館初芝分館︵現・堺市立東図書館初芝分館︶が開館 ●1989年4月1日 - 堺市立鳳図書館︵現・堺市立西図書館︶が開館。 ●1993年12月11日 - 堺市立中央図書館東百舌鳥分館︵現・堺市立中図書館東百舌鳥分館︶が開館。 ●1994年7月1日 - 堺市立教育文化センター中図書館︵現・堺市立中図書館︶が開館。 ●1997年5月1日 - 堺市立中央図書館登美丘分館を登美丘出張所1階︵旧堺市役所登美丘出張所跡︶に移転。 ●1999年4月1日 - 堺市立中央図書館堺市駅前分館が開館。 ●2000年 ●3月31日 - 堺市立中央図書館津久野分室が閉室。 ●4月4日 - 堺市立新金岡図書館が移転、堺市立北図書館として新装開館。 ●2005年 ●2月1日 - 南河内郡美原町を編入。美原町立図書館を堺市立美原図書館として引き継ぐ。 ●3月31日 - 堺市立中央図書館登美丘分館が閉館。 ●4月1日 - 堺市立東図書館が開館。堺市立中央図書館初芝分館を堺市立東図書館初芝分館に、堺市立鳳図書館を堺市立西図書館に、堺市立泉ヶ丘図書館を堺市立南図書館にそれぞれ改称︵栂分館、美木多分館も同様︶。 ●2008年 ●堺市立図書館﹁BL﹂本排除事件 ●2021年 ●3月 - 中央図書館・各区域館・分館に、公衆無線LAN︵Osaka Free Wi-Fi︶を整備、提供開始。 ●4月2日 - 図書館カウンター堺東開設。 ●2022年 ●1月4日 - 鳳保健文化センター改修工事にともない、西図書館に﹁学びと交流の広場﹂開設。 ●4月24日 - 図書館ホームページリニューアル[3]。創設期の図書館長[編集]
堺市立図書館では、創立当初より昭和12年9月まで専任の館長を置いていない[2]。初代の嘱託の今井貫一︵大阪府立図書館長︶以降、市の課長などの兼任だった[2]。司書は置かず、事務主任として書記および、書記心得を置いた[2]。宿院での創設期の歴代館長[編集]
専任の館長となったのは昭和12年に就任した田島清館長が初である[2]。同時に司書を置いている[2]。
●初代 今井貫一︵大阪府立図書館長︶[2]
●2代 北村徹︵市学務課長︶[2]
●3代 前田末喜︵市学務課長︶[2]
●4代 北村徹︵市収入役︶[2]
●5代 有方新治︵市教育課長︶[2]
●6代 横山藤吾︵市学務課長︶[2]
●7代 山根敦美︵市学務課長︶[2]
●8代 長井慶堯︵市学務課長︶[2]
●9代 今西四良︵市助役︶[2]
●10代 横山藤吾︵市学事課長︶[2]