川井重勇
川井 重勇 かわい しげお | |
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生年月日 | 1947年11月23日 |
出生地 | 日本 東京都中野区 |
没年月日 | 2021年4月30日(73歳没) |
死没地 | 日本 東京都 |
出身校 | 武蔵工業大学工学部土木工学科卒業 |
所属政党 | 自由民主党 |
称号 |
正五位 旭日中綬章 |
公式サイト | 川井しげおオフィシャルサイト |
第47代 東京都議会議長 | |
在任期間 | 2015年10月8日 - 2017年7月22日 |
選挙区 | 中野区選挙区 |
当選回数 | 5回 |
在任期間 | 1997年7月23日[1] - 2017年7月22日 |
当選回数 | 4回 |
在任期間 |
1979年5月1日 - 1985年6月 1987年5月1日 - 1993年6月 |
川井 重勇︵かわい しげお、1947年︵昭和22年︶11月23日 - 2021年︵令和3年︶4月30日︶は、日本の政治家。正五位。自由民主党所属の元東京都議会議員︵5期︶、元東京都議会議長︵第47代︶、元東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会理事。元中野区議会議員︵通算4期︶。
来歴[編集]
東京都中野区南台に生まれ、中野区立新山小学校、中野区立第一中学校を卒業。1971年、武蔵工業大学工学部土木工学科︵現在の東京都市大学工学部︶卒業[2]。1978年、自民党東京都連青年部総務会副会長となる[3]。 1979年4月22日の中野区議会議員選挙で中野区議会議員に当選。2期目途中の1985年に辞職し東京都議会議員選挙に無所属で立候補するが8人中6位で落選[4]。1987年4月26日の中野区議会議員選挙で再び中野区議会議員となる。足掛け4期目途中の1993年に2度目の辞職をして東京都議会議員選挙に今度は自民党から立候補するがこの時も8人中6位で落選[5]。 1997年、東京都議会議員選挙に立候補し、3度目にしてようやく初当選する。以後、5期連続当選。東京都議会自由民主党政務調査会長や幹事長を務める[2]。 2012年、東京都議会オリンピック・パラリンピック招致議員連盟の設立に参加し、同議連の会長に選出された。2015年10月8日、高島直樹の辞任に伴い、第47代東京都議会議長に選出された[6]。 2017年7月2日に投開票が行われた東京都議会議員選挙では、6人中4位となって落選した[7]。今後の進退について問われると、﹁若い人を、自民党再生をしていかなければならない﹂と答え、政界引退を表明した[8]。 2019年春の叙勲で旭日中綬章を受章[9]。2021年4月30日、大腸がんのため、東京都内の病院で死去[10]。73歳没。死没日をもって正五位に叙される[11]。人物[編集]
2016年の東京都知事選挙で初当選した小池百合子が8月2日に初登庁し、東京都議会の各会派に挨拶回りを行った際、都議会議長を務める川井とも面談したが、川井は小池に﹁知事と議会は両輪です。一輪車にならないように﹂と述べ、ツーショットの写真撮影を促した報道陣に対して﹁あなたの要望に応える必要はないから﹂と発言して、これを拒否した[12]。小池知事に対するこの対応がマスコミに報じられ、自由民主党東京都連のツイッターやフェイスブックには多くの批判の声が寄せられた[13]。また、同年8月24日に2016年リオデジャネイロオリンピックの閉会式から帰国した小池知事を、川井をはじめ東京都議会自由民主党の議員団が出迎えた際も、小池を無視する対応を取り、再び批判を受けた[14]。 落選が決まった際に、﹁逆風というのもあったわけですが、私の件は私の至らない部分だと思う。毎回、選挙は厳しいものなので…﹂と述べた[8]。脚注[編集]
(一)^ “歴代議長”. 東京都議会. 2017年7月5日閲覧。
(二)^ ab“川井 しげお︵かわい しげお︶”. 東京都議会自由民主党. 2016年8月4日閲覧。
(三)^ 中野区選挙管理委員会﹁中野区議会議員選挙広報﹂昭和54年4月22日執行。
(四)^ ﹃中野区報﹄No.853. 1985年7月15日。
(五)^ ﹃中野区報﹄No.1163. 1993年7月4日。
(六)^ “川井新議長を選出、副議長には小磯氏 都議会定例会閉会”. 産経新聞. (2015年10月9日) 2016年10月21日閲覧。
(七)^ “東京都議会議員選挙の投票・開票結果”. 中野区. 2017年7月5日閲覧。
(八)^ ab“小池百合子都知事と握手拒否した川井重勇都議会議長 落選決定に引退を表明﹁若い人を育てて自民党再生を﹂”. 産経新聞. (2017年7月2日) 2017年7月5日閲覧。
(九)^ ﹃官報﹄号外第14号、2019年︵令和元年︶5月21日
(十)^ “元都議会議長の川井重勇氏死去”. 時事ドットコム. (2021年5月10日) 2021年5月10日閲覧。
(11)^ ﹃官報﹄第508号7頁 令和3年6月8日号
(12)^ “︻小池都知事始動︼都議会のドン、内田茂都議は欠席 都議会自民の重鎮﹁あなたの要望に応える必要はない﹂と写真撮影も拒否”. 産経新聞. (2016年8月2日) 2016年9月29日閲覧。
(13)^ “自民都連、小池新都知事への非礼対応で自滅 ﹁幼稚﹂﹁全く学んでない﹂批判殺到”. 産経新聞. (2016年8月3日) 2016年11月27日閲覧。
(14)^ “︻小池百合子都知事︼自民都議団、五輪旗披露の小池百合子都知事をまたも“無視”していた 川井重勇都議会議長は前を素通り その後はドンのもとに”. 産経新聞. (2016年8月25日) 2016年9月29日閲覧。
外部リンク[編集]
議会 | ||
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先代 高島直樹 |
東京都議会議長 第47代:2015年 - 2017年 |
次代 尾崎大介 |