志染の石室
志染の石室︵しじみのいわむろ︶は、兵庫県三木市にある説話伝承地。
﹃播磨国風土記﹄美嚢郡志深里︵しじみのさと︶条によると5世紀頃、皇位継承争いで雄略天皇派に殺された市辺押磐皇子の二人の王子、後の23代顕宗天皇である袁奚と後の24代仁賢天皇である意奚の兄弟は志深︵志染︶の石室に隠れ住んだとされる[1][2]。︵﹃日本書紀﹄では﹁縮見山石室﹂と表記[1]︶。
ひかり藻が生息する石室の湧水は水面が金色に輝くことから﹁窟屋の金水﹂と呼ばれる[2]。この現象は永らく観察できていなかったが、2002年頃から再び見られるようになった[2]。
所在地
[編集]〒673-0503 兵庫県三木市志染町[1]
交通アクセス
[編集]周辺
[編集]脚注
[編集]参考文献
[編集]
- 志染の石室（三木市のサイト） 2016年5月28日閲覧
- 「播磨国風土記の世界 北播磨」（兵庫県北播磨県民局） 2016年5月28日閲覧
- 現地案内板「二王子と桜伝説」（うすずみ桜想会）、2012年4月24日確認
座標: 北緯34度47分21秒 東経135度02分53秒 / 北緯34.789129度 東経135.048186度
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