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情報工学科︵じょうほうこうがくか︶は、大学の学科のひとつ。情報工学の教育、研究がなされる。﹁情報科学科﹂もほぼ同じ。[要検証 – ノート]
日本の大学の﹁情報工学科﹂では、英語名はComputer Science︵コンピュータ科学︶としている。英語圏ではComputer Scienceの語が通りが良い。たとえばIT業界で学歴として﹁CSの学位﹂はほぼ必須である。英語en:Information Engineeringの意味を学位として解するのは困難である。[独自研究?]
同様のカリキュラムを持つ学科として情報システム工学科といった名称の学科を設ける大学もある。また、電気工学・電子工学等と併せ、電気電子情報工学科などとしたり,通信工学等と併せ情報通信工学科と,関連学問分野と併せた学科を設立する場合がある。海外のコンピュータ科学科の例では、バークレイやMITは﹁EECS﹂と、電気電子分野と一緒になっている。
情報工学自体が比較的歴史の浅い学問である。歴史のある大学における情報工学科は、工学部の電気系学科か理学部の数学科より派生した場合がある。東京大学の計数工学科が、1952年、日本で最初の情報科学・情報工学科である[1]。京都大学︵工学部︶および大阪大学︵基礎工学部︶に1970年に設置された情報工学科が名前としては最初である︵京都大学、大阪大学ともに現在は情報工学科という名称は用いていない。︶。
情報科学を掲げる学科として情報科学科がある。情報科学科は理学部に設置している。歴史として数学科や応用数学科等から派生している。情報工学科と情報科学科の扱う分野の線引きは難しい。学部名との単なる語呂合わせで違う名称となっているものと解してもよい。学部としては他に情報学部もある。一部の大学では、大学院重点化等に際し、これらの学科の統合・再編等を行っている。
情報工学科・情報科学科を持つ日本の大学[編集]
※﹁情報工学科﹂﹁情報科学科﹂またはそれに類似する学科を持つ大学。
●室蘭工業大学︵理工学部︶
●茨城大学︵工学部︶
●宇都宮大学︵工学部︶
●群馬大学︵理工学部︶
●千葉大学 (工学部)
●東京大学︵理学部︶
●東京工業大学︵工学部︶
●東京農工大学︵工学部︶
●横浜国立大学︵理工学部︶
●新潟大学︵工学部︶
●信州大学︵工学部︶
●静岡大学︵情報学部︶
●名古屋大学︵情報学部︶
●名古屋工業大学︵工学部第一部︶
●三重大学︵工学部︶
●大阪大学 ︵基礎工学部︶
●岡山大学︵工学部︶
●広島大学︵工学部︶
●徳島大学︵理工学部︶
●愛媛大学︵工学部︶
●鹿児島大学︵工学部︶
●琉球大学︵工学部︶
関連項目[編集]