日本アナキスト連盟
アナキズム |
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日本アナキスト連盟︵にほんアナキストれんめい︶は、日本の第二次世界大戦後の政治集団の1つで、アナキスト組織。略称、アナ連。
戦前のアナキズムは、﹁アナルコ・サンジカリズム﹂系と﹁純正アナキズム﹂系に大別されたが、日本アナキスト連盟は前者の系統。
1946年に設立、委員長は岩佐作太郎、書記長は近藤憲二、石川三四郎などが加わった。﹁反権力﹂や﹁無支配﹂を掲げ、機関紙﹁平民新聞﹂︵明治の平民社によるものとは別物︶を発行した[1][2]。
アナキズムの啓蒙以外にはこれといった活動はなく、1970年前後に解散した。後継組織として麦社が設立され、1960年代後半の全共闘運動に触発され、学生組織として自由社会主義評議会(CSL)を形成した。