狸御殿
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『狸御殿』は、木村恵吾原作の「オペレッタ喜劇」の総称。昭和14年 (1939) の第1作公開以来、幾度もリメイクされて今日に至る。
なお1作目の『狸御殿』はフィルムが残存しておらず、現在観ることができるのは2作目の『歌ふ狸御殿』以降である[1]。
映画[編集]
- 1.『狸御殿』(たぬきごてん)
- 2.『歌ふ狸御殿』(うたう たぬきごてん)
- 3.『満月城の歌合戦』(まんげつじょうのうたがっせん)
- 4.『春爛漫狸祭』(はるらんまん たぬきまつり)
- 5.『桜御殿』(さくらごてん)
- 6.『花くらべ狸御殿』(はなくらべ たぬきごてん)
- 公開: 昭和24年 (1949) 4月17日
- 製作: 大映京都撮影所
- 監督: 木村恵吾
- 脚本: 木村恵吾
- 音楽: 服部良一
- 作詞: 木村恵吾
- 女王おぼろ姫: 喜多川千鶴
- 黒太郎: 水の江瀧子
- 7.『歌うまぼろし御殿』(うたう まぼろしごてん)
- 8.『狸銀座を歩く』(たぬきぎんざをあるく)
- 9.『満月狸ばやし』(まんげつたぬきばやし)
- 10.『七変化狸御殿』(しちへんげ たぬきごてん)
- 11.『歌まつり満月狸合戦』(うたまつり まんげつたぬきがっせん)
- 12.『大当り狸御殿』(おおあたり たぬきごてん)
- 13.『初春狸御殿』(はつはる たぬきごてん)
- 14.『花くらべ狸道中』(はなくらべ たぬきどうちゅう)
- 15.『オペレッタ狸御殿』(おぺれった たぬきごてん)
舞台[編集]
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上演記録
●春姿狸御殿
●1949年1月に国際劇場にて上演。
●主なスタッフ‥脚本-京都伸夫、演出-マキノ眞三
●主なキャスト‥宮城千賀子、小月冴子
●花くらべ狸御殿
●1949年6月に国際劇場にて上演。
●主なスタッフ‥脚本-中田竜雄、演出-小崎政房、原作-木村恵吾
●主なキャスト‥水の江瀧子、喜多川千鶴、月丘夢路︵喜多川と月丘はダブル・キャスト︶
●満月狸合戦
●1949年9月に国際劇場にて上演。
●主なスタッフ‥脚本-中田竜雄、演出-小崎政房、原作-木村恵吾
●主なキャスト‥水の江瀧子、宮城千賀子、喜多川千鶴、月丘夢路︵喜多川と月丘はダブル・キャスト︶
●唄祭り狸御殿
●1955年1月に国際劇場にて上演。
●主なスタッフ‥脚本-中田竜雄、演出-小崎政房、原作-木村恵吾
●主なキャスト‥宮城千賀子、美空ひばり、石浜朗
●年忘れ狸御殿
●1957年12月に梅田コマ劇場にて上演。
●主なスタッフ‥脚本・演出-高木史朗
●主なキャスト‥宝塚雪組、月組、花組、星組
●花の狸御殿
●1958年1月に東京宝塚劇場にて上演。
●主なスタッフ‥脚本・演出-高木史朗
●主なキャスト‥宝塚花組
●﹁年忘れ狸御殿﹂の改題再演。
●花の狸御殿
●1969年に新宿コマ劇場にて上演。
●主なスタッフ‥脚本・演出-高木史朗
●主なキャスト‥宝塚花組
●再演。
●橋幸夫公演
●1972年11月に新宿コマ劇場にて上演。
●主なスタッフ‥演出-花柳啓之、
●第二部の歌謡ショー﹁橋幸夫と共に﹂で宮城千賀子と高田美和が︿狸御殿﹀を踊る。
●深沢版狸御殿
●1990年12月に博品館劇場にて上演。
●主なスタッフ‥脚本-三谷幸喜、演出-山田和也
●主なキャスト‥深沢敦︵姫︶、篠崎はるく︵おだい︶、片桐はいり︵おまん︶、今村ねずみ︵弥一︶、井田州彦︵松平伊豆守︶
●﹁深沢敦の豪華なリサイタル﹂第一部
●音楽劇 狸御殿 [2]
●1996年に新橋演舞場にて上演。
●主なスタッフ‥脚本-齋藤雅文、演出-宮本亜門、音楽-服部隆之
●主なキャスト‥市川染五郎︵狸吉郎︶、牧瀬里穂︵きぬた︶、草笛光子︵きららの方︶
●桜祭り狸御殿
●2001年4月に新宿コマ劇場・梅田コマ劇場にて上演。
●主なスタッフ‥脚本・演出-酒井澄夫、原案-木村恵吾
●主なキャスト‥鳳蘭、榛名由梨
●桜吹雪狸御殿
●2003年4月に新宿コマ劇場・梅田コマ劇場にて上演。
●主なスタッフ‥脚本-植田神爾、演出-酒井澄夫、三木章雄、原案-木村恵吾
●主なキャスト‥鳳蘭、榛名由梨
●新版桜吹雪狸御殿
●2004年に4月新宿コマ劇場・梅田コマ劇場にて上演。
●主なスタッフ‥脚本・演出-植田神爾、原案-木村恵吾
●主なキャスト‥ 鳳蘭、榛名由梨
●スーパー喜劇 狸御殿 [3]
●2005年11月に大阪松竹座、12月に新橋演舞場にて上演。
●主なスタッフ‥脚本・演出-齋藤雅文、エグゼクティブスーパーバイザー-市川猿之助︵3代目︶
●主なキャスト‥ 藤山直美︵きぬた姫︶、初代市川右近︵織部︶、藤間紫︵卯月の方︶
●狸御殿-HARU RANMAN- [4]︵OSK日本歌劇団︶
●2015年4月にドーンセンター︵大阪︶、2016年3月に大阪ビジネスパーク円形ホールにて上演。
●主なスタッフ‥脚本-三郷龍・井上泰治、演出-井上泰治、音楽-麻吉文、振付-藤間豊宏、奥山賀津子、ACCHY、殺陣-清家三彦
●主なキャスト‥ 真麻里都︵狸吉郎︶、恋羽みう︵お黒︶
●ミュージカル 狸御殿 [5]
●2016年8月に新橋演舞場にて上演。
●主なスタッフ‥脚本-齋藤雅文、演出-宮本亜門、音楽-服部隆之
●主なキャスト‥尾上松也︵狸吉郎︶、瀧本美織︵きぬた︶、渡辺えり︵きららの方︶
●1996年﹁音楽劇 狸御殿﹂の再演。
脚注[編集]
(一)^ 双葉十三郎﹃日本映画 ぼくの300本﹄の当該データより。
(二)^ “主演・尾上松也、瀧本美織ミュージカル初出演!宮本亜門版﹃狸御殿﹄が復活”. シネマズby松竹 (2016年1月13日). 2016年1月19日閲覧。
(三)^ “﹃スーパー喜劇狸御殿﹄制作発表 - 2005年10月 - 演劇ニュース - 演劇ポータルサイト”. シアターガイド (2005年10月13日). 2016年1月23日閲覧。
(四)^ “2015/04/02 OSK日本歌劇団﹃狸御殿〜HARU RANMAN〜﹄開幕レポート 感激観劇レポ”. おけぴネット (2005年4月2日). 2016年1月23日閲覧。
(五)^ “尾上松也主演で宮本亜門演出のミュージカル﹃狸御殿﹄が上演”. シアターガイド (2016年1月15日). 2016年1月19日閲覧。