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神戸 (民戸)

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神戸(かんべ/じんこ)とは、古代から中世日本において特定の神社祭祀を維持するために神社に付属した民戸のこと。律令制における神社の封戸である神封と同義とされるが、神戸の由来は律令制以来に遡るもので、律令制初期においては神戸と神封は区別されていたとする考え方も有力である。

概要

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地名などに用いられている「神戸」

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神社の土地である「神戸」を由来とする神戸(かんべ/ごうど/こうべ/じんご)と呼ばれる地名または姓が今日においても広く用いられている。同様のものに「神田」がある。

参考文献

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  • 小島鉦作「神戸」『国史大辞典 3』(吉川弘文館、1983年) ISBN 978-4-642-00503-6
  • 水野柳太郎「神封」(『国史大辞典 7』(吉川弘文館、1986年) ISBN 978-4-642-00507-4
  • 恵良宏「神戸」/時野谷滋「神封」(『平安時代史事典』(角川書店、1994年) ISBN 978-4-040-31700-7
  • 熊田亮介「神戸」『日本史大事典 2』(平凡社、1993年) ISBN 978-4-582-13102-4

関連項目

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