葛町 (名古屋市)
表示
葛町 | |
---|---|
国 | 日本 |
都道府県 | 愛知県 |
市 | 名古屋市 |
行政区 | 中区 |
町名制定 | 1878年(明治11年)12月20日[1] |
町名廃止 | 1977年(昭和52年)5月8日[2] |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
市外局番 | 052[3] |
ナンバープレート | 名古屋[4] |
葛町︵かづらまち︶は、愛知県名古屋市中区の地名。
歴史[編集]
沿革[編集]
●1878年︵明治11年︶12月20日 - 下日置町の一部により、名古屋区葛町として成立[1]。 ●1889年︵明治22年︶10月1日 - 名古屋市成立に伴い、同市葛町となる。 ●1908年︵明治41年︶4月1日 - 中区成立に伴い、同区葛町となる[1]。 ●1926年︵大正15年︶9月1日 - 一部が米浜町に編入される[1]。 ●1941年︵昭和16年︶3月15日 - 1〜4丁目を設定する[1]。 ●1974年︵昭和49年︶5月11日 - 住居表示実施に伴い、1〜3丁目の各一部が松原二丁目、1〜4丁目の各一部が松原三丁目に編入される[1]。 ●1977年︵昭和52年︶5月8日 - 正木一丁目に編入され消滅[2]。字一覧[編集]
1932年︵昭和7年︶愛知県教育会発行﹃明治十五年愛知県郡町村字名調﹄による名古屋区葛町の字。 ●薬缶横町︵やくかんよこちょう︶[5] ●玄番新地︵げんばしんち︶[5] ●下馬杭︵げばぐい︶[5]史跡[編集]
1722年︵享保17年︶、尾張藩主徳川宗春により認められた公許三廓の3箇所目として葛町遊廓が設置された[6]。1736年︵元文元年︶、北の西小路遊廓からの出火を原因として廃止された[6]。跡地は田畑に戻っている[6]。脚注[編集]
参考文献[編集]
- 福岡清彦『中区の町名』名古屋市中区役所、1976年。
- 名古屋市計画局『なごやの町名』名古屋市計画局、1992年3月31日。