足立智美
足立智美 | |
---|---|
生誕 |
1972年1月25日(52歳) 日本石川県金沢市 |
学歴 | 早稲田大学 |
ジャンル |
作曲 即興音楽 実験音楽 自作楽器 サウンド・ポエトリー |
職業 | 音楽家 |
足立 智美︵あだち ともみ、男性、1972年1月25日 - ︶は、日本の音楽家。ヴォイスパフォーマー、自作楽器奏者、作曲家。また、音響詩、美術、舞台音楽などを手がける企画演出。
金沢市生まれ。石川県立金沢泉丘高等学校、早稲田大学第一文学部哲学科卒業。
略歴[編集]
パフォーマンス・シリーズ﹁音、あるいは耳について﹂を企画[編集]
●期間 - 1994年から1997年 ●場所 - ギャラリー﹁四谷P3﹂などにて﹁足立智美ロイヤル合唱団﹂を結成[編集]
●期間 - 1997年 ●内容 - 同グループでNHKに出演。音楽活動、フェスティバル企画、インスタレーション発表[編集]
●期間 - 2004年から2005年 ●拠点 - ドイツのドルトムントにあるギャラリー﹁キュンストラーハウス﹂﹁音楽の複数次元﹂を主宰[編集]
●期間 - 2008年から2011年 ●内容 - 実験音楽の古典の中で日本未発表の作品を日本初演させるという企画を手がける。 ●その未発表作品群の作家たち︵一例︶ ●ジョン・ケージ ●クリスチャン・ウォルフ ●コーネリアス・カーデュー ●ジェームズ・テニーアジアン・カルチュラル・カウンシルの助成を受けてニューヨークに滞在、活動[編集]
●期間 - 2009年から2010年ヴォイス・パフォーマーとして[編集]
︵以下、取上げた音響詩作品郡の作家例︶ ●新国誠一 ●クルト・シュヴィッタース ●フーゴー・バル演奏者を公募しておこなう音楽パフォーマンス[編集]
●アサヒ・エコ・アート・フェスティバル ●内容 - 高知県四万十川流域の民俗芸能とオーケストラの共演 ●演奏企画﹁ぬぉ﹂ ●期間 - 2011年 ●内容 - 70名を超えるミュージシャンによる多数のチューバ、合唱、自動車を編成に含めた上演 ●場所 - 東京都中央卸売市場︵足立市場︶ ●演奏企画﹁ぬぇ﹂ 期間 - 2015年から2017年 ●内容 - たこテラスの活動に参加 ●主催 - 千住ヤッチャイ大学[注釈 1] ●期間 - 2016年4月3日︵日︶ ●今回はたこテラスというこれまた魅力的な場所、小部屋の連なった民家のために曲を作る。︽ぬぉ︾は音楽の空間的な拡張だったけれど、この︽ぬぇ︾では空間だけでなく、時間的にも拡張された6時間の曲を書くことに決めた。繰り返しやただの引き伸ばしではない、本当に演奏するのに6時間かかる曲を作る。思いついたはいいけれど、実際にやってみると大変なことで、ありとあらゆる手段を使うことにした。上下逆にしても読める譜面や︵書く手間が半分になる︶、図形楽譜、写真、それでも足りないのでオンラインの自動作曲サービスも使う。それでもたぶん間に合わないから、本番中にも書く。演奏開始時点ではまだできてないという、これ以上ないくらい新鮮で長い曲です。作曲家、足立智美と18人の演奏家が千住の古民家﹁たこテラス﹂のまるで迷路のような昭和ノスタルジック異空間で書き下ろし新作正真正銘世界初演![1] ●演奏企画﹁ぬぅ/ぐぃ﹂ ●2016年﹁ぬぇ﹂は、北千住にある古民家﹁たこテラス﹂にて、足立智美と18人の演奏者が360分ノンストップの音楽を奏でるという音楽実験。﹁ぬぅ/ぐぃ﹂は、同じく千住の元銭湯という﹁BUoY﹂にて、コントラバスの20台という破格の編成による新作を上演しました。圧巻のパフォーマンスと地下に鳴り響く重低音に、多くの来場者が圧倒されました。[2] ●演奏企画﹁ぬぃ﹂ ●東京都足立区千住において2011年に初演した、足立智美コンサート﹁ぬぉ﹂から、﹁ぬぇ﹂﹁ぬぅ﹂と続く連作の第4作目。異なる3つの場所で演奏される音楽と、その中心地点で聴こえる音楽とは。国際的に活躍する音楽家・足立智美の新作公演です。足立智美が2011年に千住・足立市場で行なった﹁ぬぉ﹂︵アートアクセスあだち・音まち千住の縁︶からの連作を、千住ヤッチャイ大学のプロデュースで2016年﹁ぬぇ﹂、2018年﹁ぬぅ/ぐぃ﹂と開催。その4作目にあたる新作﹁ぬぃ﹂。声とエレクトロニクスを操る即興演奏家としての活動[編集]
︵以下、共演者の一例︶ ●高橋悠治 ●一柳慧 ●坂田明 ●ヤープ・ブロンク ●ニコラス・コリンズ ●ジェニファー・ウォルシュ ●リチャード・バレット ●大友良英作品[編集]
ソロ[編集]
- 足立智美 Solo Improvisation + (1994)
- ADACHI TOMOMI LIVE'94(1995)
- SONGS OF ELECTRONIC CIRCUIT(1996)
- ときめきのゆいぶつろん (2000)
- 初期作品 & ライブ音源集 1994-1996 (2009)
- 記譜法としての境界面 自作楽器による音楽(2011)
- 貧富の差はどこから来るのか(2016)
足立智美ロイヤル合唱団[編集]
- ぬ(2001)
- よ(2003)
コラボレーション[編集]
- 記号説/う・む~高橋悠治による北園克衛と足立智美による新國誠一(2006)
- 一柳慧+寒川晶子+足立智美 空間へのオマージュ(2008)
- Live at WKCR(2011)ジェニファー・ウォルシュ
脚注[編集]
注釈[編集]
- ^ 千住地域の方々とともに、それぞれの趣味や関心事の知識を教え合います。 また区内の保育園にて、手作り楽器の制作と演奏を行う『出前ワークショップ』の活動も行っています。 専門的な知識をもった人を講師として迎えるのではなく、誰もが先生になれる場を作ることで、 お互いの知識や経験をシェアし、「教える」と「教わる」を自由に行き来することができます。 さまざまな講義を通して、千住のまちに新たな人の繋がりをつくります。2011年足立市場でおこなった《ぬぉ》はその場所特有の音楽をいろいろなバックグランドの人が演奏できる音楽をつくるということだった。広い市場を散らばったり集まったりしながら演奏したので、どこにいるかによって観客は違った体験をすることになった。今回はたこテラスというこれまた魅力的な場所、小部屋の連なった民家のために曲を作る。《ぬぉ》は音楽の空間的な拡張だったけれど、この《ぬぇ》では空間だけでなく、時間的にも拡張された6時間の曲を書くことに決めた。繰り返しやただの引き伸ばしではない、本当に演奏するのに6時間かかる曲を作る。思いついたはいいけれど、実際にやってみると大変なことで、ありとあらゆる手段を使うことにした。上下逆にしても読める譜面や(書く手間が半分になる)、図形楽譜、写真、それでも足りないのでオンラインの自動作曲サービスも使う。それでもたぶん間に合わないから、本番中にも書く。演奏開始時点ではまだできてないという、これ以上ないくらい新鮮で長い曲です。足立智美 千住ヤッチャイ大学は公益信託あだちまちづくりトラストの助成金を受けて運営しております。
出典[編集]
- ^ “サイト内の出典項目ページ名” (202-08-03). 2024年2月26日閲覧。
- ^ “サイト内の出典項目ページ名” (2019年11月3日). 2024年2月26日閲覧。